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職場のおじさんが馴れ馴れしい…我慢せずスマートに距離を取る方法

 

職場に馴れ馴れしいおじさんがいるけど、誰にも相談できないし、どう対処していいかわからない…

私も過去に同じ悩みを持っていて、会社へ行くのが苦痛の時期もありました。

でも、いくつかの工夫を実践することで、状況を改善することができました。

前回の記事では、「なぜ職場の馴れ馴れしいおじさんが“気持ち悪く”感じられるようになるのか」「そのまま放置するとどんな影響があるのか」を、私自身の経験を交えてお伝えしました。

前回の記事はこちら↓

「職場のおじさんが気持ち悪い…」でも誰にも相談できない|我慢し続けるリスク こう感じたことはありませんか? 出社するたびに顔を合わせる相手だからこそ、「気にしすぎかな?」「悪気はないんだろうし」と自...

 

今回はその続編として、実際に私が試して効果があった対処法や、同じことを繰り返さないために気づいたポイントをまとめました。

  • 職場のおじさんが馴れ馴れしい時の対処法(経験談)
  • 私はなぜ職場の馴れ馴れしいおじさんのターゲットになってしまったのか
  • 職場の馴れ馴れしいおじさんから確実に離れるための方法

私-SARA-
私-SARA-
読んだ後には、少しでも心が軽くなって「私にもできるかも」と思ってもらえたら嬉しいです。

 

「職場のおじさんが気持ち悪い」と感じるまで|前回の記事の要点まとめ

前回の記事では、「最初はちょっと鬱陶しいだけだったのに、いつの間にか生理的に無理になっていた」——そんな職場の馴れ馴れしいおじさんとの関係について書きました。

誰かに相談できるような明確な被害があったわけではありません。

それでも、

  • 執拗にプライベートのことを聞いてくる
  • わざわざ自分の席の近くに立つ
  • 私のモニタやPCをのぞいてくる
  • 「可愛いね」「結構タイプなんだよね」など、職場で不適切な発言を平気でしてくる

こうした小さな違和感が少しずつ積み重なって、じわじわとストレスを感じるようになっていきました。

 

でも、立場上反論することもできず、放置していた結果——

  • 仕事に集中できない(同じ空間にいる間、常に警戒してしまい、業務効率が落ちる)
  • 絡みがエスカレートする(見た目や身体的なことまで言及されるように)
  • 体調にまで影響が出る(動悸や胃痛、慢性的な疲労感など)

 

そんな状況にも関わらず、

「気にしすぎでは?」「自意識過剰って思われそう」と考えてしまったり、「周囲からは微笑ましいやりとりだね」と言われてしまい、言い出しにくい空気があったことで、誰にも相談することができませんでした。

でも、我慢することは解決策ではないと気づいたんです。

私-SARA-
私-SARA-
むしろ放置すればするほど、相手の行動は図に乗り、こちらの心身は消耗していきます。

職場のおじさんが馴れ馴れしいー私が実践して効果のあった対処法

はっきりと「やめてください」と言えれば話は簡単なのですが、大抵の場合、おじさんの方が社内では自分よりも上の立場であり、場合によっては上司というケースもあるでしょう。

周囲の同僚たちとの関係だって慎重に考える必要があります。

そんな状況では馴れ馴れしいおじさんに直接はっきりと指摘したり、ましてや攻撃なんてしたら、自分の職場内での立場が悪化するだけ

だから、被害者であるこちらとしては、誰かに助けを求めたり、反論するなんて絶対にできないと考えてしまうんです。

 

だからこそ、「どうにかして、あのおじさんの態度が変わってくれたら。私のことを放っておいてくれたら。」と、何度も考えていました。

でも、他人に変わってほしいと期待することほど無駄なものはありません。

どれだけこちらが我慢しても、相手が勝手に「親しみ」「仲良し」「好かれている」と思い込んで接してくる限り、状況は変わりません。

 

放置していては状況が好転しないなら、自分の側から環境をコントロールしていくしかない。

ここでは、私が実際にとった対処法と、それによってどんなふうに気持ちがラクになったかをご紹介します。

私-SARA-
私-SARA-
どれも「一発解決」ではないけれど、少しずつ状況を好転させるには十分に効果があった方法です。

 

対処法①:自分の違和感は「正しい」ことを知る

「この程度で不快に感じるのは私の方が過敏すぎるのでは?」
「相手に悪気はないだろうし…」

そうやって、自分の気持ちを押し殺していませんか?

でも実は、セクハラやモラハラの定義において、「受け手が不快に感じた時点で成立する」と明記されています。

 

たとえば、厚生労働省の説明では、以下のように示されています:

職場におけるセクシュアルハラスメントは、「労働者の意に反する性的な言動」で、性的な関係の強要といったものから、性的な冗談やからかい、食事やデートへの執拗な誘いというものまで、その態様はさまざまです。
また、同じ言動に対しての受け止め方にも個人差がありますが、不快であるか否かは受け手の主観に委ねられています。したがって、受け手が「不快に感じ」ていれば、セクシュアルハラスメントになり得ます。

引用元:厚労省「あかるい職場応援団」Q&A

 

実際、多くの企業の管理職研修や社内ハラスメント防止研修でも、「相手にそのつもりがあったかどうかではなく、“受け手がどう感じたか”が基準である」と強調されているはずです。

この定義を知ったことで、私もようやく自分の気持ちを正当化することができました。

「嫌だ」と思う感覚は、自分を守る大切な生理的反応です。

私-SARA-
私-SARA-
あなたにも自分が感じた自然な反応を否定せず、素直に受け取ってほしいです。

 

対処法②:物理的な距離を取る

私の場合、そのおじさんと席が比較的近く、オフィスにいる間は常に同じ空間にいなければならない状況でした。視界に入ってくるだけでストレスを感じる日々。

そこで私は、こんな工夫を取り入れました。

  • モニタの位置を出社の都度、少しずつずらし、顔が見えない位置に移動
  • 話しかけられそうなタイミングだと感じたら、一時的に席を外す(給湯室、トイレ、コンビニへ)
  • 会議室が空いている時やフリースペースが使えるときは「作業に集中したい」と理由をつけ、1時間ほど会議室など自分の席以外の場所で仕事をする
  • 荷物や書類ラックなどを利用して物理的な障害物を間に設ける
  • なるべく二人きりにならないよう、席を立つタイミングや休憩の取り方を調整

どれも小さな工夫ではありましたが、あのおじさんに絡まれて嫌な気持ちになるよりも、少しの手間をかける方がずっと気が楽でした。

正直、この方法で一時的に業務に集中しづらく感じることもありましたが、精神的な消耗を防げる分、長期的には明らかに自分を守ることにつながったと実感しています。

 

対処法③:無視はしないけど、会話を成立させない

さすがに無視するのはおすすめできないのですが、こんな対策も効果がありました。

話しかけられたら返事はするけれど、必要最低限だけ。

たとえば以下のような感じです。

  • Yes/Noだけで終わらせる
  • 「ああ、そうなんですね」とだけ返して、それ以上は広げない 等

 

そして、距離を詰めようとするような話題や、答えにくい質問をされたときは、携帯に通知が来たふりをして「すみません」とその場を離れる。または以下のような口実で席を立ちました。

  • コンビニに行く
  • カフェへコーヒーを買いに行く
  • トイレに行く 等

 

とにかく、話しかけられても会話を成立させないことが鍵です。

相手が「この人とはうまく会話が続かないな」と感じると、自然と熱量が下がっていきます。

 

対処法④:視界に入れない・目を合わせない

話しかけるきっかけを狙っているおじさんの視線を感じても、気がつかないふりをする。

これも有効な手段の一つ。この予防が一番の武器となります。

具体期な行動としては、馴れ馴れしいおじさんから見られているような気がしたときは、

  • 視線を落として資料を読むふりをする
  • おじさんとは逆の方向へ顔の向きを変える(デスクにモニタが2台ある場合などに有効)
  • 電話をかけるふりをして席を外す
  • 給湯室へ飲み物をとりに行く 等

 

ポイントは、「話しかけられたら対応する」のではなく、「話しかけられないようにする=予防」を意識すること。

私-SARA-
私-SARA-
この「先回りした行動」が、精神的ダメージを未然に防いでくれました。

 

対処法⑤:自分だけが我慢する必要はないと心得る

こんなことをしていると、周囲に「避けている」と気づかれて、気を遣わせてしまうのでは?という心配も出てきますよね。

実際、私の場合も、おじさんへの対応を厳しくしたときに周囲への配慮も一定程度は意識していましたが、周囲の人が「あれ?最近ちょっと態度が違うな」と気がつくことも多かっただろうと思います。

 

それでも私は、自分の気持ちを大切にすることも忘れないようにしていました。

完璧に周囲に気づかせない、完璧に気を遣わせない——

そんなことは無理だと割り切って、周囲がいずれこの変化に慣れていけばいい、くらいの気持ちでいました。

私-SARA-
私-SARA-
「自分だけが我慢する必要はない」と思えるようになったことも、大きな一歩だったと思います。

私が職場の馴れ馴れしいおじさんのターゲットになってしまった理由

私自身、なぜ自分だけがターゲットになるのか、長い間わかりませんでした。

でも、あるとき気づいたんです。「自分にも、ちょっかいを出されやすい要素があった」ということに。

 

たとえば私の場合、

  • 人間関係構築の初期の段階で下手に出すぎてしまう傾向がある
  • 嫌なことを言われても笑って流してしまうことがある
  • 面倒な雑談にも、うまく切り上げることができず、「愛想よく」付き合ってしまうことがある

など、自分としては、当時は「大人としての対応」をしていたつもりでしたが、それがかえって、「この人には何を言っても許される」と思わせてしまったのだと思います。

 

また、私はもともと謙遜癖が強く、当時は自己評価も低めだったため、自信のなさが態度に出ていたのかもしれません。

だから相手から見ると、「こいつは雑に扱っても大丈夫」と思われてしまったのかもしれないと自己分析しています。

 

職場の馴れ馴れしいおじさんのターゲットにならないために

ここで言いたいのは、職場で馴れ馴れしい態度を取るとき、全ての責任が私たち被害者側にある、ということではありません。(むしろ、私たちに非はありません。)

でも、自分がターゲットになった理由を冷静に見つめることは、次の一手につながる大事なプロセスです。

 

仮に、優しすぎる・断れない・空気を読みすぎる──そういった性格が原因でターゲットになってしまったとしたら、「NO」を伝える練習をしたり、最初から毅然とした態度を取ることで、第二・第三の馴れ馴れしいおじさんを寄せ付けない自分になっていくことができます。

繰り返しますが、「自分が悪い」と責める必要はまったくありません。

でも、「自分を守る視点」で、自分の行動パターンを見直すことは、誰にでもできる小さな一歩だと思います。

職場のおじさんが馴れ馴れしい…我慢するより環境を変えるという選択肢もある

ここまでお伝えしたような対策をどんなにしても、職場のおじさんの馴れ馴れしさが改善しない場合もあります。

または、業務の関係上、どうしても上記で紹介したような対策を取ることができなかったり、相手の性格によっては逆ギレされてしまう可能性を懸念する人もいるでしょう。

 

そうなってしまったら、これはもう、あなた自身ではどうすることもできません。

そのような言動を放置してしまう組織にも責任はありますが、そんな組織に頼ることも難しいです。

転職は「逃げ」じゃなく「自分を守る選択肢」

私自身も、一時期は「この環境にいる限り、ずっと我慢し続けるのかな…」と悩んでいました。

でも、もしそう思っているなら、自分を責める必要はありません。変わらない相手に苦しみ続けるより、環境を変えることも立派な対処法のひとつ。

今すぐ会社を辞める必要はないのですが、我慢を続けて自分をすり減らすより、環境を変えるという選択肢もあると知っておいてほしいです。

 

「自分を守るための選択肢」として、転職という道を準備しておくことで、あなたの心の余裕につながるはずです。

実際に私も、精神的に限界を感じた時は、「次に同じようなことがあったら辞めよう」と決めることで、少し気持ちが楽になりました。

 

「転職」という言葉にハードルを感じる人もいるかもしれませんが、実際のところ、今はすぐに転職する気がなくても、転職サービスを利用している人は確実に増えてきています。

それは、世の中の変化が激しい昨今、いつ会社の経営状況や自分の社内での立場が変わっても素早い対応ができるように、そして、計画的にキャリア設計していくために必要なことだからです。

次の記事では、「人間関係に疲れた」「もう我慢したくない」そんな人に向けて、安心して次の一歩を踏み出すための転職サービスをご紹介しています。

※次の記事を準備中

 

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