こんな疑問に答えます。
- dodaプレミアムオファーとは
- dodaプレミアムオファーを受け取る方法と注意点
- 実際にプレミアムオファーを受けてから内定をもらうまで【体験談】
この記事を書く私も過去にdodaプレミアムオファーを受け取り、内定をもらうことができた経験があり、「このおかげで今の私のキャリアがある」と言っても過言ではありません。
それくらいdodaプレミアムオファーを受け取る価値は高いし、そこで内定をもらうことができたら次のキャリアで一つステップアップできます。
とはいえ「dodaプレミアムオファーはどうやったら受け取れるのか?」「どんな会社のどんな職種でオファーをもらえるのか」という疑問や不安もあると思います。

dodaプレミアムオファーとは
dodaプレミアムオファーとは、一般的な転職エージェントのキャリアコンサルタント経由で応募する方法ではなく、企業から直接オファーをもらって、興味があれば応募できる転職サービスの一つ。
具体的には以下の図のとおり、企業から直接スカウトメールをもらい、それに対して応募することで選考が始まります。
出典:neocareer
最近では多くの人材サービス企業で提供しているサービスですが、dodaプレミアムオファーには次のような特徴やメリットがあります
特徴①:20代〜30代前半向けのスカウトサービス
dodaプレミアムオファーを母体となる「doda」が主に20〜30代前半向けの転職サービスであるため、dodaプレミアムオファーでも20〜30代前半向けの層に対する求人が多い傾向があります。
また、利用者の会員属性を見ると、職種では販売サービスや事務・アシスタント、営業職が多いようです。業種別では小売やメーカー、建設、IT系が上位となっています。
出典:dodaダイレクト
なお、30代以上を対象としたスカウトサービスを利用したい場合は、30代以上のハイクラス向け求人情報が業界 No.1のビズリーチを利用するのがおすすめです。

特徴②:通常の応募よりも内定率が高い
dodaプレミアムオファーの魅力の一つは通常の応募やスカウトに比べると内定率が高いこと。
内定率の高さの理由は、一般的な転職活動では、求職者は興味のある企業に応募しますが、dodaプレミアムオファーは履歴書を見て興味をもった企業が求職者にオファーメールを送付する点にあります。
企業はオファーメールを送付できる人数が限定されているため、本当に興味のある人にしかオファーを送りません。
つまり、dodaプレミアムオファー受け取った時点で企業は採用意欲が非常に高いので、内定率も高くなるわけです。
✓注意点
高い内定率を誇るプレミアムオファーですが、内定が確約されているわけではないので過度な期待は禁物です。
選考の過程で「イメージと違った」「お互いのニーズにミスマッチがあった」ということになれば不採用も十分ありえます。
また、どんな企業からプレミアムオファーがもらえるかは自分では選べず、一社からもオファーが来ない人もいます。
特徴③:最短1日のスピード面接が可能
すぐにでも転職したい人にとっては朗報です。
dodaプレミアムオファーはスカウトをもらってから企業との予定が合えば最短1日で面接できるので、かなりスピーディーに選考を進められます。
企業としても急いで欠員補充しなければならない場合もあるので、自分のタイミングがうまくマッチして選考がうまくいけば、早々に転職活動を終わらせられます。

出典:dodaダイレクト
dodaプレミアムオファーを受け取る準備

dodaプレミアムオファーを利用するためには、まず、doda転職エージェントに登録する必要があります。
登録後、ログインした状態で公式サイトの「求人を紹介してもらう」から「スカウト」を選択し、「スカウトサービスを利用する」のページを開き、ここでスカウトに申し込めば登録完了です。
そして、dodaのマイページ内にWeb履歴書(+顔写真)と職務経歴書を登録しておけば、あとはプレミアムオファーが来るのを待つだけです。
✓注意点
ここまでの状態では、今勤めている会社の人事からあなたのdoda上の登録が発見されてしまう恐れがあります。
dodaには閲覧してほしくない企業へのブロック機能もあるので、ここで忘れずに設定しておきましょう。
dodaプレミアムオファーを受け取る確率を上げる方法

冒頭でもお伝えしたとおり、プレミアムオファーはただ待っているだけで誰もが受け取れるものではありません。
プレミアムオファー受け取る確率を高めるには、少し工夫が必要です。
- dodaへの登録情報(履歴書・職務経歴書)を充実させる
- 職務経歴書に企業が知りたいことを記載する
- dodaへこまめにログインする
①dodaへの登録情報を充実させる
dodaプレミアムオファーを受け取るためには、誤字脱字なく転職に必要な情報を網羅させていく必要があります。
具体的には履歴書と職務経歴書にいかのような情報を入力していきます。
引用元:マイナビ転職「転職ノウハウ」
「自分にはどんな強みがあるかわからない」「自分の経験やスキルをどうやって言語化すればいいかわからない」という場合は以下の記事も参考にしてみてくださいね。

②職務経歴書に企業が知りたいことを記載する
自分で作成した職務経歴書をdodaへそのまま載せるだけではプレミアムオファーを受け取るためには不十分です。
なぜなら職務経歴書には企業が知りたいことを書く必要があるからです。
そんなこと言われなくても「企業がどんな人を採用したいのか」「どんなことを知りたいのか」わかるよ!という人なら自分で書いた職務経歴書を使えばいいのですが、おそらくこの記事を読んでいるあなたはそうではないはず。
であるならば、履歴書や職務経歴書の作成では転職エージェントのキャリアコンサルタントのサポートを受ければいいんです。
転職エージェントは企業がどんな人を採用したいと思っていて、どのような応募書類であれば興味を持ってもらえるのかを熟知しています。
そして、転職エージェントでは応募書類の添削サポートを用意しているので、これを利用しない手はないですよね。
「わざわざキャリアコンサルタントに職務経歴書を添削してもらうのは面倒」という場合は、ビズリーチが提供する「レジュメ自動生成機能」を使ってみてください。
ビズリーチが持っているデータベースを利用することで、かなりクオリティの高い職務経歴書を自動で作成してくれるので、できあがった内容を少し修正すれば簡単に自分の職務経歴書が完成します。
実際の利用イメージはこんな感じ。
出典:ビズリーチ
③dodaへこまめにログインする
企業の採用担当者がプレミアムオファーを送るとき、今現在転職活動をしている人であるかを重視しています。
前述のとおり企業がプレミアムオファーを送れる数には制限があるので、dodaにアカウントは残っているけど今転職する気のない人にオファーを送る余裕はないからです。
このため、企業に自分が転職活動中であることをアピールするためにはこまめにdodaにログインしておきましょう。
dodaプレミアムオファーを実際に利用してみた結果

この記事を書く私もdodaプレミアムオファーを受け取り、高待遇で内定をもらうことができたので、参考までにそのときの経験談をご紹介します。
実は当時はdodaプレミアムオファーの存在を知らず、「なにやらスカウトメールが届いたな」という認識はあったものの、メールの中身はほとんど読まずに流していました。
その一週間後、同じ会社から再度プレミアムオファーをいただきましたが、このときもよくわからずにそのままスルー。
ですが、その数日後に別の転職エージェントからある上場企業の求人を紹介され、「ん?この企業はどこかで見たような…?」と思い出し、数日前に届いていたオファーメールをようやく確認しました。
実際のオファーメールの一部がこちら↓(時期により仕様は異なります。)

※プレミアムオファーへ応募する場合はメール内、あるいはdodaマイページ内の「応募する」ボタンから応募する必要があります。
大量に届くスカウトメールだと思っていたのですが、プレミアムオファーは上記の内容のように私の経歴をよく読み込んだうえで個別にメールを送ってくれている様子がよくわかりました。
とくにこのときの転職ではキャリアアップ&年収アップを目指していたので、このオファー内容ならそれが実現できる可能性があると思い、応募することを決めました。
応募してみると、やはり書類選考免除で一次面接から会社役員の方と面接することに!
面接ではオファーメールをくれた採用担当者の方が迎えてくれて、「面接にお越しいただき本当にありがとうございます!」と歓迎された雰囲気。
面接も終始和やかで、役員の方から「正直いくらならウチに来てくれる?」と聞かれたのでかなり強気の回答をしてみましたが「前向きに検討してみますね!」と答えていただきました。
さらに面接後は「ぜひウチに来てほしいので、ここで働くイメージを持ってもらいたい」ということで役員ご自身から社内を案内してもらいました。
もちろん一次選考は通過し、次が最終面接でCEOとの面接。(応募職種がCEO等役員直下のチームだったこともあります。)
さすがにトントン拍子すぎるので最終面接は厳しいものになるだろうと想定していたのですが、最終面接も和やかな雰囲気で進み、その場で内定をいただきました。
✓選考の流れ(私の場合)
一次面接(役員)→ 最終面接(CEO)& 内定
オファー年収はその後連絡をいただいたのですが、前職よりもかなり高い年収を提示され、「ここに転職しよう!」とほとんど決めかけていました。
ですが、その直後に転職エージェント経由で受けていた本命の企業から内定をもらい、プレミアムオファーで受けた企業はお断りしました。
このようにプレミアムオファーを受けた場合は、自分の経験やスキルが企業が求めるニーズに一致しているため内定を獲得しやすいだけではなく、年収のステップアップにもつながる可能性もあります。
よって、たとえ知らない企業やあまり興味がない企業からのプレミアムオファーでも、ひとまず受けてみるのがおすすめです。
dodaプレミアムオファーと並ぶ他社サービス
ビズリーチ
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
dodaプレミアムオファーのように企業から直接ピンポイントでオファーをもらえるサービスは他社でも展開されています。
とくに有名なのはCMでもおなじみのビズリーチ。
dodaプレミアムオファーと比較すると、企業から受け取れるオファーの数は格段に多くなります。さらに企業と求職者側のマッチング率もかなり高いのが特徴です。
とくにハイクラスの求人オファーが多いので、キャリアに磨きをかけたい人や年収増を目指す20代後半〜50代の幅広い層におすすめのサービスです。
企業だけではなく様々な転職エージェントから選びぬかれたヘッドハンターのオファーも受け取ることもできるのも特徴です。
リクルートエージェント
【公式サイト】
https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントは、扱う求人数と転職決定数が圧倒的ナンバー1なので登録しておいて間違いないです。
リクルートエージェントはあらゆる求人を幅広く掲載しているのが特徴。他にはない非公開求人を多数抱えているので、希望の求人が見つかります。
また、業界ナンバー1だけに、優秀なキャリアアドバイザーが多いことには定評があるので、面談して見るだけでも様々なアドバイスを得られます。
マイナビジョブ20’s
【公式サイト】https://mynavi-job20s.jp/
マイナビジョブ20’sは、 20代に特化した20代・第二新卒・既卒向け転職エージェント。 20代の転職市場を熟知したキャリアアドバイザーが、一人一人の求職者を担当し、入社までをサポートします。
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