まだ転職したばかりなのに、仕事をちゃんと教えてもらえず、途方に暮れていませんか?
誰に聞けばいいのかわからない。
質問したくても、みんな忙しそう。
勇気を出して聞いてみたら、嫌な顔をされた。
そもそも、何をすればいいのかすらよくわからない。
転職後にこうした不安を持つのは、あなただけではありません。
とくに初めて転職した人にとっては、
「これって普通?」
「経験者採用なんだから、自分でなんとかしろってこと?」
「自分が甘えているだけ?」
と、「自分の方がおかしいのかな?」と疑ってしまう気持ちも芽生え、そんな状態が続くと、だんだん会社に行くこと自体がつらくなってくると思います。
私はこれまでに3回転職してきましたが、振り返ってみると、最初からちゃんと仕事を教えてもらえた転職ばかりではありませんでした。
むしろ、
「いや、これどうやって仕事覚えればいいの?無理でしょ」
と思ったことも何度もあります。
それでもなんとか仕事を覚え、その職場で働いてきました。
この記事では、そんな私が「仕事を教えてもらえない」「放置されている」と感じたときに、実際にどうやって仕事を覚えてきたのかを書いてみたいと思います。
少し図太いやり方もあるかもしれません。
ただ、ここでいう「図太い」は、周囲への配慮なく振る舞うという意味ではありません。
転職後に仕事を教えてくれないと感じるのは甘えではないけど…
転職直後は、ただでさえわからないことだらけ。
これまでに経験のある仕事に転職したとしても、会社が変われば仕事の進め方も違います。
社内システムも違えば、資料の保存場所も違う。
誰が何に詳しいのかもわからないし、その会社独自の暗黙のルールだってあります。
だから、経験者採用だからといって、転職したその日から何でもできるわけではありません。その状況で、転職後に仕事を十分に教えてもらえないと、本当に困ります。仕事になりません。
私自身、これまでの3回の転職でもいろいろありました。
たとえば…
- 前任者がすでに退職していて、誰に聞けばいいのかわからない
- 私を採用してくれた上司が私の入社直前に交通事故を起こし、入社初日から不在
- 質問したいのに、自分以外のメンバーが全員各々の会議で席にいない
- 会議から戻ってきても、みんな忙しそうで話しかける隙がない
- 同じ人に聞いているのに、その時々で言っていることが違う
- 教えてもらった通りにやったのに上司から怒られ、教えてくれた本人は知らんぷり
- 勇気を出して聞いたら「知らんがな」「自分で調べて」と言われる
転職者を受け入れる以上、会社側には仕事を教える責任があると思います。
「経験者だからわかるでしょ」と何も説明せず放置するのは無責任。
でも、現実には、十分なマニュアルがなかったり、教育担当者自身が忙しかったり、そもそも人数が少なすぎて引き継ぎ体制が整っていなかったりする職場もあります。
そんな環境に入ってしまったとき、会社の体制が整うまで待っているだけでは、自分が一番困ることになります。
仕事を教えてもらえない・放置の職場でも感情的になったら負け
とはいえ、私も最初はうまく立ち回れませんでした。
以前の職場では、転職後に仕事を教えてもらう中で、先輩に対してイライラしてしまったことがあります。
当時は今よりかなり若かったこともあり、その感情をつい態度に出してしまっていました。しかも、それが会議や上司のいる場所で…
私の言い分としては、「言っていることが前と違うじゃん。教えてもらった通りにやったのに、なんで私が怒られるの?」という気持ちがあったとしても、周囲から見えるのはそこではありません。
転職してきたばかりの人が、仕事を教えている先輩に対してイライラした態度を見せている。
それだけを見た人からすれば、「教えてもらっているのに、その態度は何?」と思われても仕方がありませんよね。
実際、その後しばらく、上司からの当たりが以前よりキツくなったように感じた時期がありました。
もしかしたら、当時は他の部署の人にも「あの人ちょっと怖いな」と思われていたかもしれません。
転職直後は、まだ自分がどんな人なのかを周囲の人たちは知らないからこそ、最初についた印象が、その後の人間関係に影響することがあります。
納得できないことがあったとしても、そこで感情をそのまま態度に出してしまうと、結局自分の首を絞めることになる。
これは私自身が失敗して学んだこと。
ちなみに今は逆に、転職してきた人を迎える側にもなりました。
そこで初めて、「ちゃんと教えてもらえていない」と感じている本人と、周囲から見えている景色がまったく違うことがあると気づきました。
実際に身近で起きた出来事をもとに、迎える側から見た「仕事を教えてもらう時のNG行動」については、こちらのnoteに書いています。
転職後に仕事を教えてもらえない|放置された時、図太い人はこう動く
では、仕事を教えてもらえない環境で、どうすればいいのか。
私の場合は、「相手が教えやすい状態」と「自分が教えてもらいやすい状態」を、自分から少しずつ作るのが今できるベストの行動だと思っています。
転職後についイラっとしてしまい、評価を落としたものの、図太い性格の私。めげずに行動して、職場での人間関係を挽回できたと思います。
その中でも効果があったと思う具体的な行動を紹介します。
① 質問は社内チャットに残す
「質問したいけど、みんな忙しそうで話しかけられない」
これは転職直後の人が直面しやすい場面。
そんなときは、TeamsやSlackなどの社内のメッセージツールを使って質問を送ります。
可能であれば、1対1の個人チャットだけではなく、チームのメンバーが見られる場所で質問するのがおすすめ。
こうすると、質問した相手が忙しくても、他にわかる人が答えてくれることもあるからです。
さらに、「何について困っているのか」「どこまで引き継ぎが進んでいるのか」が周囲からも見えやすくなります。
そして、回答がチャットに残れば、「言った・言わない」も減ります。
ただし、チャットで送るということは、「相手に長い説明文を返信してもらう」という負担もセットになってしまいます。
そのため、
「お時間のあるときに口頭で教えていただくのでも大丈夫です」
と添えておく。
そうすれば、相手の負担も軽くなります。
そして、そこで終わりではなく、口頭で説明してもらった後は、
「今日確認した内容は、○○という理解です。ありがとうございました」
と自分から同じスレッドに残しておけば、後から見返すこともできます。
これは自分のためだけでなく、同じことを知りたい人が後から検索できる記録にもなるのでおすすめです。
② 質問したいことはその都度メモしておく
わからないことが出るたびに、忙しそうな先輩のところへ行くのは気が引けます。
だから、緊急でなければ、質問したいことは一度メモしておき、ある程度質問項目がまとまったところで聞きにいく。
そうすれば、一日に何度も相手の仕事を中断させずに済みます。
質問を溜めておくと、「これは自分で調べたらわかった」「これは別の人に聞いた方がよさそう」と途中で解決できるものも出てきます。
③「教えてもらえそうな瞬間」を待たず、自分から時間をもらう
忙しい職場ほど、「いつなら質問していいんだろう」と相手の様子をうかがっているうちに、一日が終わります。
そこでおすすめなのが、事前に相手の時間を確保すること。
たとえば、「来週どこかで30分だけ、わからないところをまとめて確認させてもらえませんか?」とお願いして、1on1の時間を入れてもらう。
もちろん、相手が忙しければ、「難しければリスケしてください」と伝えておけばいい。
このように、空いているタイミングを毎日探し続けるより、事前に30分だけでも予定として確保してもらった方が、お互いに落ち着いて話せます。
そして、その時間までに先ほどの質問リストを整理しておけば、限られた時間も有効に使えます。
④ 一度教えてもらったことは、どんどん記録する
教えてもらったことは、自分用にどんどん記録を残していきます。
綺麗なマニュアルを最初から作る必要はありません。
最初は、
- ◯◯の業務は毎月△日頃に発生
- この資料はこのフォルダを見にいく
- ◯◯については△△さんに確認すればOK
という程度でも十分です。
仕事をしながら少しずつ情報を足していくと、一度説明されたことは、その後に同じことを何度も聞く回数が減ります。
そして、会社にマニュアルがなければ、自分のメモが少しずつ自分用の、そして職場のマニュアルになっていきます。
仕事を教えてもらえる環境が十分に整っていないなら、自分が仕事を覚えやすい環境を、自分で少しずつ作ってしまう。
ここまでやっても仕事を教えてもらえない放置が続くなら
ただし、何でも転職した本人の努力で解決できるわけではありません。
自分なりに調べて、わからないことは質問し、質問する時間も作ってもらおうとして、上司にも困っていることを相談した。
それでも、
「誰も仕事を教えてくれない」
「質問すると毎回嫌な態度を取られる」
「そもそも教育する意思がない」
という状態なら、それはあなたの努力不足だけの問題ではないです。
単純に人手不足で、誰にも新人を教える余裕がない会社もあるとは思います。でも、残念ながら、意地悪や悪意から情報を共有してくれない人がいる職場もあるのは事実。
そのような職場では、いつまでも仕事を覚えられず、自分自身が成長できないし、それだけではなく、毎日会社へ行くこと自体がつらくなってしまいます。
そこまで来たら、「転職したばかりだから、絶対に辞めてはいけない」と自分を縛る必要はありません。
もちろん、明日すぐ会社を辞める必要がある、と迫るつもりはないのですが、転職活動を始めることと、今の会社を辞めることは別です。
求人を眺めてみる。
自分の経験でどんな会社に応募できるのか調べてみる。
転職エージェントに相談して、今の状況や転職市場について聞いてみる。
このように、少しずつ次の選択肢を作っておくだけでも、「この会社で何があっても耐えなければいけない」という気持ちは少し軽くなるかもしれません。
まとめ|転職後に仕事を教えてもらえないときに図太い人はこう動く
転職後に仕事を教えてもらえないと、本当に困ります。
会社側に教育体制の問題があるケースもありますし、転職した本人だけが頑張ればすべて解決するわけでもありません。
でも、誰かが状況を変えてくれるのを待つだけではなく、
質問を残す。
質問をまとめる。
自分から時間をもらう。
教えてもらったことを記録する。
そんな小さな工夫で、仕事を覚えやすい環境を自分から作れることもあります。
私自身、転職先でうまく立ち回れず、感情的になって失敗したこともありました。
それでも3回転職して、そのたびに少しずつ「新しい職場での生き延び方」を覚えてきました。
転職したばかりなら、最初からその会社での正しい動き方がわからなくて当然です。
少しくらい図太く、自分が仕事をするために必要なものを取りにいく。
それでもどうにもならない環境なら、そのときは「自分がダメだから」と抱え込まず、別の場所を探すことも選択肢の一つだと思います。
ビズリーチ
ビズリーチは転職エージェントではなく有名企業の非公開求人や高年収の求人を紹介してもらえる転職サイト。
一般的な転職サイトは自分から求人情報を探して気になって求人に応募しますが、ビズリーチの場合は企業やヘッドハンターからのヘッドハンティングを受ける仕組みです。
他の転職サイトやエージェントに比べてハイレイヤーの求人情報を多数取り扱っているので、年収UPの転職にチャレンジしたいなら登録必須。
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希望条件をある程度絞って転職活動したい人や受け身で転職活動している人、特定の業界や職種の知識豊富なヘッドハンターからの紹介を受けたい人はビズリーチとの相性がいいはずです。
リクルートエージェント
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