これまでに3度の転職を経験してきましたが、転職エージェントとの付き合い方を意識した結果、希望の会社から内定をもらうことに成功。
転職エージェントは無料で利用できますが、担当者との付き合い方は超重要。
転職エージェントがどんな目的で転職したい人をタダでサポートしているか考えれば、何に気をつけるべきか見えてきます😌
それと同時に担当者も一人の人間であることをお忘れなく。
そうすれば転職がうまくいく確率もUP✨
— Sara@脱OL目指すブロガー (@SARA18olsb) October 5, 2019
直近の転職にはとくに満足してて、最終的には第一希望含め4社から内定をもらい、その全てから前職よりも高年収を提示されました。
これも転職エージェントとの付き合い方を気をつけたことが大きかったと思ってます。
(もちろん前職で経験を積み上げてきたというのは前提!)
逆に、転職エージェントとの付き合い方のコツがわからないとこうなります。
転職エージェントで面談受けてきた。
色々正直に話した。
紹介できるところはないって。
あれもこれも話さなければ良かったのかな?
でも嘘ついてもバレるもんね。
あたしに人を安心させるだけの要素がないってこと。
安心して企業に勧められない、エージェントさんは正しい仕事をしたよ。— aLiELLE1220(愛)宮迫さんℓσνє♡ (@ai_cavalier) October 21, 2019
そこで、今回は転職エージェントとよい関係を築き、転職活動を有利に進めるための8つの方法を解説します。
よい条件でできるだけ早く転職したいという方はぜひ読み進めてみてください。
Contents
転職エージェントとの付き合い方を知るための基本
まず、転職エージェントを利用する前に知っておいてほしいことがあります。
それは、転職エージェントにとって、私たちは「お客様」ではなく「商品」だということ。
なぜなら、転職エージェントにお金を払うのは私たちを採用する企業だからです。
転職エージェントの仕組み
私たちの転職が決まると、採用する企業は転職エージェントに報酬を支払います。
一般的に報酬金額は採用された人の年収の3割。
年収500万円なら彼らには150万円入るということですね。
転職エージェントのサービスは、具体的には以下のような仕組みになっています。
よって、転職エージェントの担当者は儲かりそうな転職者には手厚くサポートするというわけ。
転職エージェントを利用するときに意識すべきこと
上述のとおり、「この人は近いうちに転職がちゃんと決まりそうだな」と転職エージェントに認識してもらえれば、よりよいサービスを受けられるということです。
それだけでなく、転職エージェントの担当者とよい関係を築いておくことも大切です。
こちらがサービスを受ける側だと勘違いして横柄な態度をとったり、印象が悪いようのは転職活動を成功させる上で絶対にNG。
担当者も人間ですから、そのような人に対してはせっかくすぐに転職先か決まりそうな人でも頑張ってサポートしたいとは思わないですよね。
よって、転職エージェントの担当者と接するときは以下の2点を頭に入れておいてください。
- 「この人はすぐに転職先が決まりそうだ」と認識してもらう
- 担当者からよい印象を持ってもらう
転職エージェントとの賢い付き合い方:8つの秘訣
私の場合、幸いにも転職活動前からこれらを理解していたので、結果としてエージェントからしっかりとバックアップを受けることに成功しました。
では、ここからは転職を成功させるために私自身が実践した転職エージェントを200%活用するための8つのポイントをご紹介します。
① 初回面談時からよい印象を与える
ただ愛想を良くすればいいというわけではないです。ここでは、前述のとおり「この人は転職先がきちんと決まりそうだ」と担当者から思ってもらえることを指しています。
このため、自信がなさそうな雰囲気はNG。会社の悪口を言うのもNG。
「自分には経験やスキル、あるいはやる気があって、キャリアアップのために転職したい」というような前向きな態度を示すことが有効です。
転職エージェントとは言え、企業の面接官と実際に面接をするくらいの気持ちで、ある程度の緊張感を持って初回面談に臨む必要があります。
初回面談時に話す内容やあなたの雰囲気・人柄などで紹介される求人も変わってくる可能性もあるからです。
② 今すぐにでも転職したいことを伝える
こちらも前述のとおり、転職エージェントにはノルマがあり、期限があります。
つまり、彼らの仕事は「営業」です。
あなたが早く転職するつもりなら、それは転職エージェントにとっては目先の数字になるわけなので、あなたのサポートに注力させるためにも「できるだけ早く転職したい!」という意思表示をしましょう。
初回面談時に「いつまでに転職したいですか?」と聞かれるはずなので、遅くとも「3ヶ月以内」と回答するのがおすすめ。
最初はそのつもりがなくても転職エージェントにはそのように伝えておき、その後どうするかは企業から内定をもらってから考えればOK。
③ 複数のエージェントに登録する
転職エージェントは一社だけではなく複数登録しましょう。
残念ながら、転職エージェントの担当者の中には優秀ではない人も存在しますし、自分には合わないと感じる人もいます。
また、会社によって求人数や強みのある業界・業種に違いがあるので、複数社のエージェントを利用するのは基本中の基本。
転職活動開始時に何社かまとめて会ってみて(時間がなければ電話面談でもOK)、最終的に3社ほどに絞るのがちょうどよいかなと思います。
転職エージェントの選び方については以下の記事で更に詳しく解説しています。
④ 複数のエージェントを利用していることを伝える
複数のエージェントに登録したら、各社のエージェントに遠慮せず他社のエージェントサービスを利用していることを伝えましょう。
「失礼になりそうだし隠したほうがいいのでは?」と考える人もいるのですが、これには以下のような理由があります。
- エージェント間で競争意識を持たせる
- 応募企業を被らないようにする
- 面接スケジュールの調整をスムーズにする 等
他社も利用しているとわかると「他社に売上が持っていかれないようにしなくては」と転職活動に焦りを与えることができます。
他社エージェント経由での選考状況をシェアすることで、すでに応募中の求人を他社から紹介されるという無駄も省けます。
また、転職活動を成功させるための戦略として面接のスケジュール調整はかなり重要なので、そういった意味でも他社エージェントを利用していることは伝えておくのがベター。
ただし、ここで大切なことは「御社経由で進めている企業が第一志望」と伝えておくこと。
これで担当者のモチベーションを維持できます。
⑤ 転職活動が終わるまでエージェントに対しても礼儀正しく
転職エージェントを利用する場合、転職活動は転職エージェントとの二人三脚です。
ですから、相手から嫌われてしまったり嫌な印象を持たれてしまっては、うまく先へ進めなくなるのは当然のこと。
無料で利用できるからと気を抜かず、最後までしっかりと手厚いサポートを受けるためにも、転職エージェントの担当者と接するときは「常に礼儀正しく」を心がけてください。
⑥ 使えるサービスは使い倒す
私は3社の転職エージェントを利用しましたが、とくにメインで利用したのはdodaです。
ここは転職エージェントの中でも大手なのでサポート体制がかなり充実していて、実際に以下のようなサービスを利用したことで、転職活動にも大いに役立ちました。
- 面接対策セミナー
- 履歴書の添削サポート
- 職務経歴書の添削サポート
- 企業ごとの面接対策
- 面接後のフィードバック
- 企業との年収交渉
- 企業との入社日の調整 等
せっかく無料で利用できるサービスなので、転職成功のために積極的に利用するのがおすすめです。
各サービスの活用方法について詳しくはこちら↓
⑦ 自分にとって耳が痛いことも素直に聞き入れる
転職活動はうまくいくことばかりではないのが現実。
むしろ書類選考や面接で落ちてしまい、つらいと感じることの方が多いです。
そんなときに転職エージェントの担当者は助言してくれたり、企業からヒアリングした面接落ちの理由などを説明してくれます。
そこで落ち込んでしまい転職活動を辞めてしまうのはもったいないです。
転職エージェント経由でなければ面接での評価を知ることはできず、次の面接で改善することができないので、そこは素直に聞き入れましょう。
もちろん転職エージェントの担当者に八つ当たりするのはご法度です。
⑧ 時々相談もする
転職活動ははっきり言ってつらいです。孤独を感じます。面倒なことも多いです。
そんなときは転職エージェントの担当者に相談してもOKです。
「こんなときは他の人達はどうやって乗り越えているんですか?」
「この企業への志望度がとても高いのですが、自分では力不足ではないかと不安です。」
などと私も担当者の方によく相談していました。
転職活動中は不安に陥りやすいことは、転職エージェントの担当者も十分わかっています。
ですから、どうしても不安が拭えないときや誰かに転職のことを話したいときは、他の要件で電話したときのついでなどにポロッと弱音を吐いてもいいと思います。
人間味のあるところを見せることで転職エージェントの担当者も仕事というだけではなく、「この人をもっと応援してあげたい」と思ってくれるかもしれないですし、より距離が近くなれば転職活動の深い話も聞けるかもしれません。
ただし、相手は仕事中で他にもたくさんの人を担当しているので、その状況を理解したうえで迷惑にならない程度にしましょう。
転職エージェントとの付き合い方:まとめ
転職エージェントからしっかりとサービスを受けるためには、転職エージェントのビジネスモデルを理解し、転職エージェントとよい関係を築くことが大切。
それがあなたの転職活動の成功を左右すると言っても過言ではないからです。
私は転職エージェントの担当者がしっかりサポートしてくれたおかげで、つらい転職活動中もメンタルを安定に保ち、効率よく転職活動をすすめることができました。
そのために、今回ご紹介した転職エージェントとの賢い付き合い方8つをぜひ実践してみてくださいね。
リクルートエージェント
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントは、扱う求人数と転職決定数が圧倒的ナンバー1なので登録しておいて間違いないです。
リクルートエージェントはあらゆる求人を幅広く掲載しているのが特徴。他にはない非公開求人を多数抱えているので、希望の求人が見つかります。
また、業界ナンバー1だけに、優秀なキャリアアドバイザーが多いことには定評があるので、面談して見るだけでも様々なアドバイスを得られます。
dodaエージェント
【公式サイト】https://doda.jp/
dodaエージェントは、業界でも豊富な転職者情報のデータベースを持っているのが特徴。ここに登録しておけばこのデータベースを利用する他社エージェントからアプローチしてもらえます。
自分が登録した職歴や希望条件から他社エージェントに自分を見つけてもらうことで、自分に適した求人にたどり着きやすくなります。
実際、私もdoda経由でオファーをくれたエージェントの紹介で内定をもらっています。(同時にdodaエージェントの紹介でも2社内定をもらっていて、今はそのうちの1社で働いています。)
また、dodaエージェントは応募書類の添削や面接対策のバックアップのサポートスキルが高いので、これだけでも利用価値はあります。
マイナビエージェント
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/
マイナビエージェントは、リクルートエージェントほどではないものの非公開求人含めて約4万件もの求人数を扱っています。
大手企業のほか、中小企業の案件も豊富な点が特徴の一つで、業界別で見るとIT・通信系の求人が数多くあります。また、とくに20代、30代前半の若手向けの転職支援に強みを持っており、優秀な若手を求めるIT企業の多くがマイナビエージェントに対して積極的に求人を出しています。
コンサルタントも若手向けのサポートに慣れているので、20代、30代前半であれば質の高いサポートを受けることができるので、登録して損はありません。
なお、20代を対象としたマイナビジョブ20’sもあるので、一度面談してみて利用しやすい方に絞って利用するのもおすすめです。