こんな疑問に答えます。
- 自分に適した転職エージェントを選ぶ流れ
- 総合型と特化型転職エージェントの違い
- 転職成功に欠かせない転職エージェントとの関係構築
この記事を書く私はこれまでに2度転職していて、直近の転職では2ヶ月の転職活動で第一希望含め4社から前職を上回る年収でオファーをもらい、最終的には念願の未経験の職種で転職できました。(現在もその会社で日々奮闘中。)
このときの転職活動には今でも満足していて、これは転職エージェントの協力なしには掴み取れなかったチャンスでもあったと思っています。
このように自分でも納得いく転職を実現するためにはどの転職エージェントを選び、どのように関係を構築していくかはとても大事な要素。
そこで、この記事では転職を成功に導く転職エージェントの選び方を3つのステップに分けて紹介します。
具体的な進め方としてはこんな感じ。
- 自分にあった転職エージェントを探す
- 複数の転職エージェントに登録する
- 自分にもっとも適した2〜3社の転職エージェントに絞る
自分にあった転職エージェントを探す
転職すると決めたらまずは自分に合いそうな転職エージェントにいくつか登録します。
(今の時代、よっぽどのコネなどがない限りは転職エージェントを使わない転職活動は不利なので、転職がうまくいく人ほど転職エージェントを使っています。転職エージェントを使うのは今や常識ですね。)
転職エージェントは全国に1万社以上もあると言われていますが、主には①誰もが知る総合型の大手転職エージェント、②IT・エンジニア、製造業、医療、外資系など業界・領域に特化した転職エージェントの2つに分類できます。
転職活動を始めたら、まずは総合型転職エージェント2〜3社に登録しておけばOKです。
というのも特化型転職エージェントは総合型転職エージェントの顧客データベースを利用しているので、総合型に登録することで自分の登録内容にマッチした特化型からスカウトなどの形式で連絡をもらえるからです。
それでは総合型の大手転職エージェントを紹介します。
登録しておけば安心の3大転職エージェント
総合型転職エージェントは知名度も資金力もある大手を使っておけば間違いありません。上場している企業も多いので、安心して利用できます。
とくに以下の3社は業界トップ規模の会社で良質な非公開求人案件が多く集まっていて、大手だけにキャリアアドバイザーの教育レベルも高いので、まずは登録してコンサルタントと面談してみてください。さっそく希望に近い求人情報を提案してもらえますよ。
(面談といっても最近はWeb面談や電話面談が主流になりつつあるので、気軽に始められますよ。)
転職エージェント名 | 特徴・強み |
dodaエージェント | 業界ナンバー2。非公開の求人数が豊富で質が高いだけでなく、優秀なキャリアアドバイザーが多い転職エージェント。応募書類の添削や面接対策は転職者からも好評。 |
リクルートエージェント | 扱う求人数と転職決定数が圧倒的ナンバー1。あらゆる求人を幅広く掲載しているのが特徴で、他社にはない非公開求人を多数抱えている。 |
JACリクルートメント | ハイキャリア案件については国内でもっとも強い転職エージェント。外資系や日系の海外事業関連の職種などグローバル案件が豊富であることが特徴。 |
各転職エージェントの詳細については以下の記事でも紹介しているので、気になる方は読んでみてください。
なお、第二新卒の転職の場合には登録すべき転職エージェントは変わってくるので、第二新卒の方は以下の記事をご覧ください。
複数の転職エージェントに登録する
前章のとおり、まずは自分にあった転職エージェントを選びますが、1社だけである必要はなく、むしろ複数登録するのがおすすめです。(というか、複数社登録しましょう。)
というのも、1社の転職エージェントだけでは転職活動が非効率になってしまうし、本来あったはずのチャンスを逃すことにもつながるからです。
とりあえず前章で紹介した総合型エージェント3社に登録するのもいいですし、2社選んで登録し、その後総合型エージェント経由でコンタクトのあった特化型エージェントを複数選ぶのでもOK。
複数の転職エージェントに登録すべき理由はこちら↓
✓複数社を同時に利用するメリット
- 優秀なコンサルタントを選べる
- 同時に何社も選考を進められる
- 不足している情報を補い合える
- あらゆる角度から比較できる
- 急ぎの用件のときに待ち時間を短縮できる
複数の転職エージェントを同時進行したことで私の転職活動はかなりスムーズに進んだのですが、その進め方や複数社使うときの注意点は以下の記事からご覧ください。
2〜3社の転職エージェントに絞る
ということで、結局私は転職活動初期の段階で6社ほどの転職エージェントに登録して面談したのですが、もちろんそんなに多くのエージェントを同時進行するのは大変です。
ですので最終的には4社に絞りました。(4社でもちょっと多いかなと思うのですが、気になる求人が散らばっていたので。)
このように転職エージェントと面談後は徐々に利用する転職エージェントを絞りましょう。理想は2〜3社ほど。
判断基準は簡単で、自分が興味を持てる求人案件がない転職エージェントは外せばいいですし、担当のコンサルタントと相性が合わないと感じた場合も外す理由になりますね。
とはいえ、総合型のエージェントは求人案件の入れ替わりが激しく、そのとき気になる求人がなくても後からポコっと出てくる可能性もあるので、1〜2社は残しておきましょう。
転職エージェントを選別するには一度面談してみないと判断できないので、転職エージェントに登録したら最初の1〜2週間で全てのエージェントと面談を済ませましょう。
転職エージェントの絞り込みの際の判断基準について以下の記事でまとめているので、もっと詳しく知りたい方はこちらからどうぞ↓
まとめ
転職エージェントを上手に選ぶ秘訣は少ない選択肢から選ぶのではなく、できるだけ多くの選択肢を吟味して絞り込むこと。
これにより希望のミスマッチを防ぎ、遠回りすることなく転職まで直線的に活動を進められます。
自分に合わない転職エージェントを選んでしまうと、コンサルタントに対してイライラしたり悩まされたりして、本来時間を割くべきではないところに時間がかかってしまい、結果的にチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。
ですので、今回紹介した手順で転職エージェントの選定を進めてみてくださいね。
とはいえ、相手に求めるだけでは転職はうまくいきません。
転職活動では転職エージェントにとっても「良い求職者」であることが転職成功には欠かせないポイントです。
詳しくは以下の記事で解説しているので、こちらもあわせて読んでみてくださいね。