こんな悩みに答えます。
- 転職がうまくいかない人が気づいていない本質的な問題
- 転職活動がうまくいかないときに見直すべきこと
- 今すぐ挽回してできるだけ早く転職したい時の解決策
この記事を書く私はこれまでに2度の転職経験があり、直近の転職では2ヶ月で第一希望を含む4社から前職を上回る年収で内定を獲得。
とはいえ1度目の転職は内定をもらえない期間が半年以上続いて転職をあきらめかけたことも…。2度目の転職(今の会社)がスムーズだったのはこの苦い経験があったからこそ。
そして転職後の今は面接をする側になったので、受かる人、そうではない人の違いがよくわかるようになりました。
実のところ、大抵の場合、受からない人の問題は能力が低いとか人間性に問題があるとか、そういうことじゃないんですよね。
でも本人はそれに気づかず転職活動を続けてしまうので、短期間でいくつも内定をもらえる人がいる一方で、半年経っても一つも内定をもらえない人もいる。
そこでこの記事では、転職活動がうまくいかない人にありがちな行動と、そこからできるだけ早く挽回して転職を実現する方法をお伝えします。
転職がうまくいかない人が気づいていない本質的な問題
結論から言うと、転職がうまくいかない人は転職の本気度が企業側に伝わってないケースが多いです。
私自身も採用する側になってわかるのですが、面接後にその人を通すか通さないか判断する時に重視するのが、「この人に内定を出した場合、この人はうちに入社してくれるか」ということ。
というのも企業側も内定を出すときはリスクを負っているんですよね。
企業としては早くいい人を採用したい中で、内定の承諾を待っている間は採用活動を停止していることも多いです。万が一辞退された場合、また一から採用活動を行いその分採用できる時期が遅れるのは企業にとっては避けたいところ。
このため、この人にはぜひうちに来てほしいと思う人がいても、最終的に入社してくれる見込みが薄い場合、あるいはすぐ辞めてしまいそうだと思われた場合、企業としては内定は出せません。
採用活動には莫大なコストがかかっているため、企業側は安易に内定を出せないのも理解できますよね。よっぽど優秀な人や募集している求人にドンピシャの人であれば話は別ですが。
転職活動がうまくいかない場合に見直してほしいこと
せっかく企業から「この人をぜひ採用したいな」と思われても、残念ながら入社してくれる見込みが低そうだからと内定をもらえないのは本当に損ですよね。
私が直近の転職で短期間で4社から内定をもらえたのは、企業に対して本気度が伝わっていたことが大きいと思います。(もちろん求人の募集条件にある程度当てはまっていることが前提。)
つまり、企業から「この人は本当にうちに入社する気があるんだな。頑張ってくれそうだ。」と思ってもらえれば内定をもらえる確率はグッと上がります。
ではどうすればいいのかと言うと、面接を受けるときは全力で臨めばOK。
私が具体的に注意したことはこちら。
- 面接前はしっかり企業研究しておく
- 面接前に企業に質問したいことをまとめておく(質問内容によって本気度の伝わり方が変わってきます)
- 面接で入社意欲を聞かれたときは曖昧な回答をしない(嘘でも「御社が第一希望です」と伝える)
実を言うと、私は第一希望じゃない会社にも面接時は「御社が第一希望」と伝えていました。
不誠実だと思う人もいるかもしれませんが、そんなの関係ありません。転職活動も自分を売り込むビジネスの一つ。複数の企業から内定をもらえれば本当の第一希望の会社の面接も自信をもって臨めるし、年収交渉にも有利だからです。
なお、年収交渉で有利になる仕組みや方法はこちらの記事からどうぞ↓
逆にいくら「ぜひとも御社で働きたい」ということを伝えても、面接準備を十分にしていなかった企業からはやはり落とされてしまいました。
今すぐ転職活動で挽回する簡単な方法
とはいえすでに何ヶ月も転職活動していて受けたい企業も尽きてきた…という人に朗報です。
転職活動で新たなチャンスを得て、できるだけ早く挽回するには今まで使っていない別の転職エージェントを利用すればOK。
今と同じ転職エージェントを使い続けることもできますが、その転職エージェントの中ではあなたはすでに「何ヶ月も転職活動しても内定がもらえない人」としてデータが蓄積されているので、この先優先して案件を紹介されづらく、対応も後回しにされがち。
一方、新しい転職エージェントを利用することであなたはフレッシュな登録者となり、転職エージェントからは優先度高く扱ってもらえるし、その分新たな優良求人とも出会いやすくなります。
これまでの転職で本当に役立った転職エージェントはこちらの記事にまとめているので、まだ利用したことがないエージェントがあれば、これを機に使ってみてください。
また、転職活動では転職エージェントと良好な関係を築くのも重要なので、その理由と関係構築の方法はこちらからご覧ください。