こんな疑問に答えます。
- dodaプレミアムオファーとは
- dodaプレミアムオファーを受け取る方法と注意点
- 実際にプレミアムオファーを受けてから内定をもらうまで【体験談】
この記事を書く私も過去にdodaプレミアムオファーを受け取り、内定をもらうことができた1人。
実際に利用してみた感想を言うと「このおかげで今の私のキャリアがある」と言っても過言ではありません。
それくらいdodaプレミアムオファーを受け取る価値は高いし、そこで内定をもらうことができたらキャリアにはずみがつきます。
とはいえ「プレミアムオファーはどうやったら受け取れるのか?」「いい話ばかりで裏はないのか?」という疑問や不安もあると思います。
そこで、この記事ではそうした疑問に答えるとともに、実際にプレミアムオファーを受け取ってから内定をもらうまでの流れを私の体験ベースにお伝えしていきます。
Contents
dodaプレミアムオファーとは
dodaプレミアムオファーとは、一般的な転職エージェント経由の応募とは違い、企業から直接オファーをもらって応募するダイレクトリクルーティング(ダイレクト・ソーシング)の一つ。
具体的には以下の図のとおり、企業から直接スカウトメールをもらい、それに対して応募することで選考が始まります。
出典:neocareer
いくつかの人材サービス企業で導入しているサービスですが、dodaプレミアムオファーの特徴やメリットは以下のとおりです。
特徴①:通常の応募よりも内定率が高い
dodaプレミアムオファーの魅力の一つは通常の応募やスカウトに比べると内定率が極めて高いこと。
その理由を詳しく説明します。
一般的な転職活動では、あなたが興味のある企業に応募しますが、dodaプレミアムオファーの場合はあなたの履歴書を見て興味をもった企業があなたにオファーメールを送付します。
企業側はオファーメールを送付できる人数が限定されているため、企業としては本当に興味のある人にしかオファーを出しません。
つまり、dodaプレミアムオファー受け取った時点で企業は採用意欲が非常に高いので、内定率も高くなるわけです。
なお、dodaプレミアムオファーと同じように企業からの直接オファーが受け取れるビズリーチも内定率は高め。詳しくは以下の記事からご覧ください。
✓注意点
高い内定率を誇るプレミアムオファーですが、内定が確約されているわけではないので過度な期待は禁物です。
選考の過程で「イメージと違った」「お互いのニーズにミスマッチがあった」ということになれば不採用も十分ありえます。
また、どんな企業からプレミアムオファーがもらえるかは自分では選べず、一社からもオファーが来ない人もいます。
特徴②:面接が確約されている
企業にとってもdodaプレミアムオファーを利用するメリットは豊富です。たとえば以下のようなメリットがあります。
※企業からみると「doda Recruiters」という名称で呼ばれています。
出典:doda
このように企業はすでにdodaエージェントサイトへのあなたの登録情報(履歴書や職務経歴書など)を閲覧したうえで、あなたを選びプレミアムオファーを送ってくるので、オファーをもらった時点ですでに書類選考は通過下も同然です。
このため、プレミアムオファーを受け取った人は書類選考なく面接を受けることができます。
さらに、面接では一次面接を飛ばして、いきなり現場の本部長や役員との面接になることもあり、選考自体が他のライバルたちに比べてかなり有利に進められます。
特徴③:非公開求人が多い
dodaプレミアムオファーを利用する企業のニーズは以下の例のように緊急あるいは重要なポジションの採用の場合も多く、非公開求人かつ高年収求人が多いのも特徴です。
- 今すぐに重要なポストの採用を行いたい
- 新規事業のメンバーを集めたい
- 極秘で進めている上場準備を担うメンバーを集めたい
このため、転職でキャリアアップしたい人であれば、表には出ていないチャンスが舞い込んでくる可能性もあるので、ぜひとも登録しておきたいサービスです。
特徴④:無料で利用できる
高い内定率、面接確約、希少な非公開求人でのオファーと魅力が詰まったdodaプレミアムオファーですが、無料で登録・利用することができます。
他社では有料制にしている場合もあるのですが、dodaプレミアムオファーはdoda転職エージェントと併用しながら、転職活動の間ずっと無料で利用できます。
dodaプレミアムオファーの受け取る準備
dodaプレミアムオファーを利用するためには、まず、doda転職エージェントに登録する必要があります。
登録後、ログインした状態で公式サイトの「求人を紹介してもらう」から「スカウト」を選択し、「スカウトサービスを利用する」のページを開き、ここでスカウトに申し込めば登録完了です。
そして、dodaのマイページ内にWeb履歴書(+顔写真)と職務経歴書を登録しておけば、あとはプレミアムオファーが来るのを待つだけです。
✓注意点
ここまでの状態では、今勤めている会社の人事からあなたのdoda上の登録が発見されてしまう恐れがあります。
dodaには閲覧してほしくない企業へのブロック機能もあるので、ここで忘れずに設定しておきましょう。
dodaプレミアムオファーを受け取る確率を上げる方法
冒頭でもお伝えしたとおり、プレミアムオファーはただ待っているだけで誰もが受け取れるものではありません。
プレミアムオファー受け取る確率を高めるには、少し工夫が必要です。
- dodaへの登録情報(履歴書・職務経歴書)を充実させる
- 職務経歴書に企業が知りたいことを記載する
- dodaへこまめにログインする
①dodaへの登録情報を充実させる
dodaプレミアムオファーを受け取るためには、誤字脱字なく転職に必要な情報を網羅させていく必要があります。
具体的には履歴書と職務経歴書にいかのような情報を入力していきます。
引用元:マイナビ転職「転職ノウハウ」
「自分にはどんな強みがあるかわからない」「自分の経験やスキルをどうやって言語化すればいいかわからない」という場合は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
②職務経歴書に企業が知りたいことを記載する
自分で作成した履歴書や職務経歴書をdodaへそのまま載せるだけではプレミアムオファーを受け取るためには不十分です。
解決策は簡単で、作成した登録情報について第三者からの添削を受けて登録内容をブラッシュアップすればOKです。
具体的には、履歴書や職務経歴書の作成には転職エージェントのサポートを受けること。
転職エージェントは企業がどんな人を採用したいと思っていて、どのような応募書類であれば興味を持ってもらえるのかを熟知しています。
そして、転職エージェントでは応募書類の添削サポートを用意しているので、これを利用しない手はないですよね。
企業の採用担当者の視点から添削してもらえるので、doda上の登録情報(履歴書や職務経歴書)を添削・修正後の内容に更新することで質を高めることができます。
とくにdodaの応募書類添削サポートは定評があるので、転職すると決めたら応募書類の添削サポートだけでもdodaで利用してみるのがおすすめです。(もちろん無料。)
③dodaへこまめにログインする
企業の採用担当者がプレミアムオファーを送るとき、今現在転職活動をしている人であるかを重視しています。
というのも、前述のとおり企業がプレミアムオファーを送れる回数には制限があるので、dodaにアカウントは残っているけど今転職する気のない人にオファーを送る余裕はないからです。
このときの判断材料が各アカウントのログイン頻度です。(dodaプレミアムオファーでは、企業は「doda登録者が最後にログインしたのはいつか?」などの情報を知ることができる仕組みになっています。)
このため、企業に自分が転職活動中であることをアピールするためにはこまめにdodaにログインしておきましょう。
dodaプレミアムオファーを実際に利用してみた結果
この記事を書く私もdodaプレミアムオファーを受け取り、高待遇で内定をもらうことができたので、そのときの経験談をご紹介します。
実は当時はdodaプレミアムオファーの存在を知らず、「なにやらスカウトメールが届いたな」という認識はあったものの、メールの中身はほとんど読まずに流していました。
その一週間後、同じ会社から再度プレミアムオファーをいただきました。が、このときもよくわからずにそのままスルー。
ですが、その数日後に別の転職エージェントからある上場企業の求人を紹介され、「ん?この企業はどこかで見たような…?」と思い出し、数日前に届いていたオファーメールをようやく確認しました。
実際のオファーメールの一部がこちら↓(会社名や個人名、職種が特定されるような情報は隠しています。)
※プレミアムオファーへ応募する場合はメール内、あるいはdodaマイページ内の「応募する」ボタンから応募する必要があります。
大量に届くスカウトメールだと思っていたのですが、プレミアムオファーは上記の内容のように私の経歴をよく読み込んだうえで個別にメールを送ってくれている様子がよくわかりました。
とくにこのときの転職ではキャリアアップ&年収アップを目指していたので、このオファー内容ならそれが実現できる可能性があると思い、応募することを決めました。
応募してみると、やはり書類選考免除で一次面接から会社役員の方と面接することになりました。
面接ではオファーメールをくれた採用担当者の方が迎えてくれて、「面接にお越しいただき本当にありがとうございます!」と歓迎された雰囲気。
面接も終始和やかで、役員の方から「正直いくらならウチに来てくれる?」と聞かれたのでかなり強気の回答をしてみましたが「前向きに検討してみますね!」と答えていただきました。
さらに面接後は「ぜひウチに来てほしいので、ここで働くイメージを持ってもらいたい」ということで役員ご自身から社内を案内してもらいました。
もちろん一次選考は通過し、次が最終面接でCEOとの面接。(応募職種がCEO等役員直下のチームだったこともあります。)
さすがにトントン拍子すぎるので最終面接は厳しいものになるだろうと想定していたのですが、最終面接も和やかな雰囲気で進み、その場で内定をいただきました。
✓選考の流れ(私の場合)
一次面接(役員)→ 最終面接(CEO)→ 内定
オファー年収はその後連絡をいただいたのですが、前職よりもかなり高い年収(しかもお祝い金のオファーまで!)を提示され、ここに転職しよう!とほとんど決めかけていました。
ですが、その直後に転職エージェント経由で受けていた本命の企業から内定をもらい、プレミアムオファーで受けた企業はお断りしました。
このようにプレミアムオファーを受けた場合は、自分の経験やスキルが企業が求めるニーズに一致しているため内定を獲得しやすいだけではなく、年収のステップアップにもつながる可能性もあります。
よって、たとえ知らない企業やあまり興味がない企業からのプレミアムオファーでも、ひとまず受けてみるのがおすすめです。
dodaプレミアムオファーと並ぶ他社サービス
dodaプレミアムオファーのように企業から直接ピンポイントでオファーをもらえるサービスは他社でも展開されています。
とくに有名なのはCMでもおなじみのビズリーチ。
dodaプレミアムオファーと比較すると、企業から受け取れるオファーの数は格段に多くなります。さらに企業と求職者側のマッチング率もかなり高いのが特徴です。
とくにハイクラスの求人オファーが多いので、キャリアに磨きをかけたい人や年収増を目指す20代後半〜50代の幅広い層におすすめのサービスです。
企業だけではなく様々な転職エージェントから選びぬかれたヘッドハンターのオファーも受け取ることもできるのも特徴です。
詳しくは以下の記事で解説しているので、興味があれば読んでみてください。
dodaプレミアムオファーのまとめ
最後にこの記事でお伝えしたことをまとめます。
✓dodaプレミアムオファーのまとめ
- 特徴は非公開求人・面接確約・高内定率
- オファーを受けるためにはdodaへの登録が必須
- 有効活用すれば他社の選考でも有利になる可能性がある
注意点としては、dodaプレミアムオファーは誰でも受け取れるものではないということ。
オファーを受け取る可能性を高めるためには、転職エージェントに応募書類を添削してもらい、採用側の企業視点で内容を充実させていくことが必要です。
このため、転職エージェントのサポートサービスを積極的に利用して自分の職務経歴などの記述をブラッシュアップしていきましょう。
また、本気で転職したいなら企業からのオファーに期待して受け身になるのではなく、自分から気になる企業を探したり転職エージェントに相談するなど、主体的な姿勢も必要ですよ。
dodaエージェント
【公式サイト】https://doda.jp/
dodaエージェントは、業界でも豊富な転職者情報のデータベースを持っているのが特徴。ここに登録しておけばこのデータベースを利用する他社エージェントからアプローチしてもらえます。
自分が登録した職歴や希望条件から他社エージェントに自分を見つけてもらうことで、自分に適した求人にたどり着きやすくなります。
実際、私もdoda経由でオファーをくれたエージェントの紹介で内定をもらっています。(同時にdodaエージェントの紹介でも2社内定をもらっていて、今はそのうちの1社で働いています。)
また、dodaエージェントは応募書類の添削や面接対策のバックアップのサポートスキルが高いので、これだけでも利用価値はあります。
リクルートエージェント
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントは、扱う求人数と転職決定数が圧倒的ナンバー1なので登録しておいて間違いないです。
リクルートエージェントはあらゆる求人を幅広く掲載しているのが特徴。他にはない非公開求人を多数抱えているので、希望の求人が見つかります。
また、業界ナンバー1だけに、優秀なキャリアアドバイザーが多いことには定評があるので、面談して見るだけでも様々なアドバイスを得られます。
マイナビジョブ20’s
【公式サイト】https://mynavi-job20s.jp/
マイナビジョブ20’sは、 20代に特化した20代・第二新卒・既卒向け転職エージェント。 20代の転職市場を熟知したキャリアアドバイザーが、一人一人の求職者を担当し、入社までをサポートします。
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