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転職した2社目を短い期間で辞めるのは非常識?【採用企業の考え方】

転職してたった短い期間しか経ってないけどもう辞めたい。こんな状況で転職しようとしてもどこも雇ってくれないよね…?

こんな悩みに答えます。

  • 転職した2社目を短期間で辞める人を企業はどう思う?
  • 短期間で転職を繰り返す場合の注意点
  • 2回目以降の転職を有利に進める方法

 

この記事を書く私は、これまでに3度の転職経験がありますが、3度目の転職では前職の在籍期間が短いことで不利になるのではないか、とても不安でした。

でも、実際に転職活動してみると4社から前職の年収を上回る年収で内定をもらい、転職活動は2ヶ月もかからずに終了しました。

この経験からも言えることは、今の会社での在籍期間が短いことで次の転職をあきらめる必要なないということです。

 

とはいえ、在籍期間が短いと採用する企業としてはやっぱり不安です。このため、転職活動では不利になる場面も出てきます。

そこでこの記事では、転職したばかりの2社目から転職するときの注意点や転職活動をうまく進めるための方法、企業の本音などをまとめてみました。

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転職した2社目を短い期間で辞めるのは非常識?

一つの会社に勤め始めて数ヶ月から数年程度で辞めてしまう場合、一般的には「勤務期間が短すぎるので非常識だ」と思われることも多いでしょう。

でも、実際のところ、転職後数ヶ月で再び転職を繰り返す人も珍しくはなく、私もこれまで何人もそのような人を見てきました。

 

では、なぜ転職を繰り返す人が出てくるのかというと、自分に適した会社を見つけるのは本当はとても難しいことだからです。

 

こちらのツイートでは初めての就職先の話をしていますが、1社目も2社目もたいして変わりません。

私-SARA-
私-SARA-
1社目の選択に失敗して、2社目に転職して「これが私の天職だ!」と思える人のほうが少なく、妥協したりなんとなくそこで働き続ける人も多いです。

 

とはいえ20代や30代であまりにも転職回数が多かったり、一社一社の在籍期間が短すぎるのは問題です。

以下の記事に企業が採用するときに転職は何回までが許容範囲かを示した調査結果などをまとめているので、気になる方は読んでみてください。

転職を繰り返す人の末路|次の転職を成功させるのは絶望的!? こんな悩みに答えます。 転職経験がある人の割合と年代別の転職回数 転職を繰り返す人で不利になりやすい人の特徴...

転職した2社目を短い期間で辞めるのは採用に不利?

では、実際に企業の採用担当者や経営者は短期間で転職を繰り返そうとする人にどのような印象を持つのでしょうか?

ベビーシッター事業を展開するキッズライン代表の経沢 香保子さんはvoicyでこうした悩みに以下のように答えています。

転職して数ヶ月ですが、やりたいことと違うということに気づいてしまいました。今の仕事を面白くしようとしてみたり、社内の他のポジションを調べて見たりしたのですがピンと来ません。他社で「これだ!」と思える仕事を見つけたのですが、今の会社に入社したばかりで成果も出していない状態で転職してよいものかと踏み出せずにいます。こんな人が会社に応募してきたらどう思いますか?

 

この悩みに対する経沢さんの回答がこちら。(少し長くなるので、音声で聞きたい方はこちらをどうぞ。)

数ヶ月で辞めた人が応募してきたら、率直に言うと以下のように思います。そして、聞くと思います。

  • 前の会社が合わなかったのかな?
  • なんで短期間で辞めちゃったのかな?

それでも今募集している求人にぴったり合う人であれば採用するかなと思います。

辞めたくなった理由を言語化できるうえに、次の転職先にも「なるほどな」と思われる説明ができればいいと思います。

 

一つツッコミどころがあるとしたら、「やりたいことと違うということに気づいてしまった」ということに「入社前に気づくことができなかったんですか?」という質問はすると思います。

そのときに自分の決断力を示すエピソードを話すのがいいかな。

今の会社に全然情熱がないのであれば、しょうがないよね。次の会社に内定して、何年もやっていけるならそれでいいと思います。

 

ジョブホッパーの人は多いし、私自身はそんなに嫌だなという気はしないけど、「自分の会社もすぐに辞めちゃうのかな」とは考える。

次の会社でどれだけ深く考えて「こういうことをやりたいんだ」っていう表面的なものじゃなく、ビジョンに共感してやりたいという気持ちがあればいいのかなと思っています。

深いところでやりたいことがあるのが大事かな。転職は慎重にね。「この会社でこういうことがやりたい」という目標が立てられればいいのかな。

 

経沢さんが質問に回答している実際の音声と全文は以下から聞いてみてくださいね。

転職した2社目を短い期間で辞めるときの注意点

先程の経沢 香保子社長の話を要約すると、短期間で2社目の会社を辞めたい人に必要なのは以下のようなことです。

  • 短期間で転職しようと思った理由を相手が納得できるように言語化して説明すること
  • 次の会社で働きたいと言う情熱を説得力を持って伝えること

 

とはいえ、ありのままの理由をさらけ出すのはおすすめできません。

私-SARA-
私-SARA-
転職活動は愚痴や本音を言う場ではなく、大人の対応が必要だからです。

転職では本音と建前の使い分けが必要

実際は本音の転職理由を伝えても全く問題はないのですが、それは転職理由が前向きなものの場合に限ります。

逆にネガティブな退職理由の場合、たとえば上司・同僚への不満、会社からの評価への不満、企業カルチャーへの不満、給料や待遇への不満などの理由をそのまま伝えてしまうのは絶対にやNG

 

ネガティブな理由を聞いて企業がどう思うかを考えれば理由はわかりますよね。

このような転職理由を聞いて企業側としては果たしてあなたを採用したいと思うでしょうか?

答えは「ノー」ですよね。

転職理由を考えるときは、常に「これを言ったら企業は私と働きたいと思ってくれるだろうか?私は魅力的な人間にみえるだろうか?」ということを考える必要があります。

 

ネガティブな転職理由をポジティブに転換する方法

ポジティブな理由に変換するためには、その先にあなたが長期的に実現したいことや目標があると自然な流れで伝えることができます。

「現状の環境に不満があるから転職するのだ」という伝え方ではなく、「現状の環境では自分の目標に近づくことが難しいため、目標ややりたいことを実現するために転職を選んだ」というイメージです。

これにより相手にも前向きな姿勢が伝わり「自社でも貢献してくれそうだ」と判断してもらえる可能性が高まります。

 

具体的な手順は以下の記事で詳しく説明しているので参考にしてみてください。

転職理由で失敗しない本音と建前の使い分け【失敗体験談あり】 こんな疑問に答えます。 転職理由で本音と建前の使い分けが必要な理由 素直すぎる転職理由で失敗した経験談 ...

転職した2社目を辞めて短い期間で転職を成功させる方法

ここまでは転職したばかりの会社から次の会社に転職したいときの注意点について解説してきました。

ですが、2社目の会社をすぐに辞めて次の転職を成功させたい場合、一番難しいのが短期間で転職を繰り返そうとしている自分に興味を持ってくれる企業に出会うことです。

 

企業は自社に必要な人材を採用するために毎年莫大なコストを払っているからです。

このため、せっかく採用した人がすぐに辞めてしまうと、これまでその人を採用・育成するために支払ってきたすべての費用が水の泡となります。

これを避けるため、企業はこれまでの勤務先の在籍年数が短い人はすぐに辞めそうな人と判断し、採用候補からはずしてしまうため、書類選考すら通るのが難しくなります。

 

このため、「次の転職では不利かもしれない」という場合は、ビズリーチリクルートダイレクトスカウトなどの直接スカウトサービスを利用すべきです。

これは、企業の採用担当者があなたのレジュメを読んで、2社目の在籍年数が短いことを理解したうえで、あなたに興味を持った企業から本気のスカウトをもらうことができ、書類選考なしで面接に進むことができるサービスです。

実は、私も3度目の転職(前職の在籍年数が2年という短期間での転職)ではビズリーチを使ったことで、前職よりも年収が上がり、好条件で転職することができました。

私-SARA-
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ビズリーチとリクルートダイレクトスカウトでは一定以上の水準の求人しか取り扱えないので、ブラック企業に当たる確率も低いようです。

 

詳しいサービス内容は以下よりご覧ください。

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