こんな疑問について考えます。
- 不満はないけど転職するのはリスクなのか?
- 今の会社で井の中の蛙になってない?
- 「転職」=「変化」すること
私自身は過去に2度転職しており、今は3社目の会社に勤務しています。
転職してきた理由は色々あるのですが、転職して本当によかったと思っています。
転職してよかったこと☺️
・給料UP
・出社時間自由
・情報共有が早い
・オフィスがキレイ
・自分の意見を言える
・福利厚生が充実してる
・向上心がある同僚が多い
・週数回はリモートワークOK転職するのは勇気がいるけど、やってみたら人生の幸福度UP。
今の会社で消耗してるなら転職もありです👍
— Sara@脱OL目指す副業ブロガー (@SARA18olsb) March 22, 2020
これを読んだ人で「自分の会社はすでに福利厚生が充実しているし、待遇にも人間関係にも不満はないから自分には転職なんて関係ない」と思った人もいるかもしれません。
ですが、転職を経験したからこそ言えるのですが、今の会社に不満がなくても転職という選択肢は常に持っておくべきというのが私の考えです。
こう考える理由について、今回は深堀りします。
Contents
不満はないけど転職するのはリスクなのか?
不満がないけど転職するか迷っている人の最大の懸念は、転職して「やっぱり前の会社のほうがよかった。転職して後悔している」という状態になることだと思います。
実際に転職してこのように後悔している人も多いし、これをリスクと捉えるのであれば転職するのはリスクです。
ですが、今は仕事の選択肢が豊富な世の中なのに、たった一つの会社・職場で会社員生活を終えるのはもったいないというのが私の個人的な意見。
たしかに転職するのは勇気がいります。
でも、転職すればもっといい未来が手に入る可能性もあるわけで、何も知らずにそれを放棄するのは無知とも言えるのではないかなと。
前職(私にとっては2社目)では「今の会社は恵まれた環境だから転職する必要がない」と考えている人が多かったです。
このため「一社しか経験せずにこの人たちはなぜそこまで断定できるんだろう」と不思議に思っていたことをよく覚えています。
井の中の蛙大海を知らず【井の中の蛙になってない?】
この章のタイトルにつけた「井の中の蛙大海を知らず」の意味、知ってますよね。
知識、見聞が狭いことのたとえ。また、それにとらわれて広い世界があることに気づかず、得意になっている人のこと。
まさに私の元上司や同僚たちはこれに近い状態だったように感じます。
私自身はもともと上昇志向が強いというか、「もっとキャリアアップしたい」「昇給したい」「プライベートの時間も増やしたい」などの思いがあったため5年以上悩んだ末、転職を決意。
中堅企業から従業員数万人の大手へ転職しました。そこで感じたことは↓
大企業に転職して気がついたこと。
前の会社は正直言って「謙虚な人」は少なかったけど大手に転職したら謙虚な人が多い。
というのもみんな向上心高くて好奇心旺盛で学習欲がすごいの。
今思うと、前は井の中の蛙が多かったかな。自分も含めて😓
— Sara@脱OL目指す副業ブロガー (@SARA18olsb) March 17, 2020
このTweetで言いたいのは「大手に転職するのがいい」ということではなく、転職したことで違う考え方や視座の高い人に囲まれて仕事ができるようになり、今まで自分が狭く固定された価値観の中で仕事をしていたことに気づかされた、ということです。
今の職場では安定志向の人がほとんどおらず、同僚たちは今の仕事を楽しみつつも、常に「次は何をやりたいか」を考えていることには驚きました。
これには私自身も影響をかなり受けていて、現状に満足せず常に成長し続けるマインドがないと停滞するどころか下降してしまうという危機感を持つきっかけにもなりました。
《補足》
「井の中の蛙大海を知らず」には続きがあって、全文つなげると↓
『井の中の蛙大海を知らず、されど空の深さ(青さ)を知る』となります。
つまり、狭い世界で一つのことを突き詰めたからこそ、その世界の深いところまで知ることができたという意味。
研究職などの専門職や職人系の仕事など、一つの仕事を長く続けるからこそ大きな成果を得られる仕事もたくさんあるとも思ってます。
「転職=変化」であり、変化なしには生き残れない
今の会社に不満がないことはとてもいいことですが、現状に満足して安心していることのリスクは転職するリスクよりも高い場合があります。
今あなたがアラサーだとして、今の会社で40代、50代になったときに突然他社から会社が買収されたり、あるいは倒産した場合、すぐに柔軟に対応できる自信はありますか?
世の中が激しく変わっている中、今の会社がいつまでも安泰とは限らないのに現状維持で満足しているのはあまりに無防備だと言わざるをえません。
一方、転職を何度か経験すると変化にも慣れて柔軟に対応できるようになります。
転職経験がある人の多くは転職活動する段階からあらゆることを想定し、戦略を立て、実行し、失敗したらまた挑戦し…を繰り返します。
そして、転職したあとも新しい職場に慣れるために試行錯誤するし、仕事を素早く覚えて結果を出すために考えたり悩んだり行動する過程を経験しています。
また、転職することにより自分の「市場価値」を嫌でも意識させられます。
今の会社で評価されていても転職市場でそれが通用するかは転職サイトに登録したり、エージェントに会ったり、実際に企業に応募してみないとわからないこと。
転職を迷う人に贈る言葉
ここまで読んでみて「転職してみるのもいいかな」と思った人に向けて、最初の一歩を踏み出すために、私の心に響いた言葉をいくつかご紹介します。
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である
チャールズ・ダーウィン
求められているのは、「競争」よりも「変化」である。同じ土俵で競うのではなく、次々に変化し土俵を変えていくことが評価されるのである
鈴木 敏文
絶えず変化を求める気持ちと不満こそが、進歩するために最初に必要となるものである
トーマス・エジソン
出典:マルチョン名言集・格言集
自分にあった仕事や市場価値を知ろう
今回の内容をまとめると以下のとおりです。
- 「今の会社に不満がない」のは無知である可能性もある
- 転職=変化を経験すること
- 変化の中で生き抜くために「市場価値」を知って行動することが大切
たとえ今の会社に不満がないとしても、いつ状況が変わるかわかりません。(実際、前職は私の退職後に役員の交代や株価の急降下などにより職場の雰囲気が激変したのだとか。)
それに備えて自分の市場価値を知り、この先どんなキャリアを築いていきたいかを考え常にアップデートしていくことをおすすめします。
自分に適した職種を知る方法やどんな企業に内定をもらえる可能性があるのか、以下の記事で解説しています↓
「とりあえず転職活動してみようかな」という方はこちらの記事をどうぞ↓