こんな疑問に答えます。
- Web面接を実施している企業の割合
- Web面接の場所として必要な条件
- 自宅以外でWeb面接の場所として最適な場所3選
この記事を書く私もコロナ禍でほぼ全ての面接をWeb形式で受けましたが、相手に自分の熱意や思いがきちんと伝わるのか、変な印象を与えないかとても不安でした。
ただでさえ不安なWeb面接。おまけに転職活動中は狭い部屋に家族と暮らしていて、自宅で仕事をしているのは私だけじゃない状況。
それに物が多くて面接で自宅が映るのは嫌。
でも、結果的に4社から内定を獲得。正直言うと、コロナ前に転職したときよりもスムーズでした。
これも安心して面接を受けられた環境のおかげ。
そこでこの記事では、Web面接でも自宅以外で集中できる場所の条件や私が実際に利用した場所を紹介します。
Contents
Web面接を実施している企業の割合
dodaエージェントの「Web面接の実態調査」によると、2021年7月にdodaエージェントが取り扱った求人のうち「Web面接可」の求人案件は約6割と、面接を実施する企業の過半数がWeb面接を導入していることがわかりました。
そして、その割合は徐々に増えてきているので、今はより多くの企業で導入されていると予想できます。
とはいえ、Web面接の実施有無は企業のカルチャーや業態、面接を受ける職種などによって違いがあります。
たとえば私の場合、ネット系企業中心に内勤の企画系の職種のみ受けていたので、コロナ禍以降は9割以上の面接がWeb形式でした。
Web面接の場所として必要な条件5つ
実際にWeb面接を経験してみて、Web面接を受ける場合は以下の5つの条件はできるだけ揃えたほうがいいです。(たとえ自宅であっても、です。)
これらの条件が揃っているかにより、合否が左右される可能性すらあります。
✓Web面接に必要な条件
- 静かである
- 一人になれる
- ネット環境が安定している
- 明るい
- 余計なものが映らない
①静かである
面接では静かな場所を選ぶのが必須です。
Web面接では基本的にはイヤホンをつけて行いますが、周りが騒がしいと聞こえづらかったり、逆にあなたの声が相手に届きづらい可能性があります。
また、周りがうるさい場所を選んで面接に参加していることも、評価のポイントになるかもしれないので、注意が必要です。
②一人になれる
一人になれる場所であることも重要です。
静かなラウンジなど複数の人が利用する場所をすすめる記事などもありますが、他の人も利用する静かな場所で面接するということは他人にあなたの声が聞こえてしまうということです。
③ネット環境が安定している
ネットの接続が悪い場合、面接中に相手との会話が途切れたり、最悪面接が中断してその後面接官となかなか連絡がとれないまま面接時間が終了してしまう…なんてことも聞いたことがあります。
企業の担当者はあなたのために時間を確保しているので、相手に迷惑をかけないためにもネット環境が十分に安定している場所で面接を受けましょう。
ただし、こちら側のネット環境が万全でも相手側のネット環境が不完全なことにより、面接が一時中断することもあります。
私も面接中に画面がフリーズしてしまったことがありますが、どうやら面接官の自宅のWifi環境があまりよくなかったようでした。
いずれにせよ、面接では自分側には落ち度をつくらないことが重要です。
④明るい
面接では第一印象が合否を左右するといっても過言ではありません。
このため、面接場所はできるだけ明るい照明のある場所、あるいは自然な光が十分差し込む部屋を選ぶのがおすすめです。
⑤余計なものが映らない
背景に余計なものが映ってしまうと、自分自身が集中しづらいだけでなく、やはり面接官としても気になります。
面接中は背景にできるだけ余計なものを置かないようにし、あるいは見えないようにするのがWeb面接のマナーです。
面接場所を選定するときは背景も考慮して選び、面接開始の5〜10分前までには会議に入室して背景チェックも済ませておきましょう。
Web面接場所として自宅以外に最適な場所3選
こうした条件を満たす自宅以外で集中してWeb面接に取り組める場所を絞ると、現状では以下の3つが最適なWeb面接の場所となります。
私自身もWeb面接の場所を選ぶときに最終的に残った候補場所です。
そこで、ここでは私が転職活動中にWeb面接場所を検索するときに利用したサイトや、実際に面接で何度も利用した店舗を紹介します。
① ホテルの日帰り・デイユース利用
リモートワークが一般的になってきた昨今は、日帰り・デイユースで利用できるホテルが増えています。
ホテルの一室を借りれば、完全に一人になれる空間が手に入るし、大きな窓がついている部屋も多いので明るさも調整できます。安定したWifi環境、静かな空間も手に入れやすいです。
ホテルのデメリットとしては、以下で紹介する他の場所と比べると料金は高い傾向にあります。
ホテル検索はこちらからどうぞ↓
>>日帰り・デイユースホテルを検索する
②レンタルスペース
Web面接場所としてレンタルスペースもよく選ばれる場所です。上で紹介した条件が揃っている場所が多く、駅チカで利用しやすいのもメリットです。
レンタルスペースの場合、用途別に最適な場所を選ぶことができ、検索するときに「面接用」と指定できるのもありがたい仕組みです。
集中できる環境ができるのはメリットですが、一方でデスクと椅子しかないとても狭い個室で閉鎖的な空間になり、同日にいくつも面接を入れて一日中滞在する場合は向き不向きがありそうです。
レンタルスペース検索はこちらからどうぞ↓
>>SPACEMARKET
③インターネットカフェ
最終的に私が選んだWeb面接場所がインターネットカフェです。
理由は、上でお伝えした5つの条件が揃っていたことはもちろんのこと、他にも以下のようなメリットがありました。
- 通いやすい駅チカの立地
- 防音設備がしっかりしている
- 周辺にコンビニや飲食店が多数ありランチに困らない
- 様々な種類の飲み物が飲み放題
- 食事をオーダーすると部屋まで運んでもらえる
- 一日中利用しても費用は数千円
- 疲れても気分転換しやすい(雑誌やマンガ本が読み放題)
- 個室に十分な広さが確保されている …
当時在籍していた会社はほぼフルリモートワークで一日の勤務時間のほとんどを会議が占めている状態でしたが、会議と会議の間の1時間に面接を押し込むこともこの環境では実現可能でした。
あまりにも居心地がよく、しかもここでの面接のパフォーマンスもよかったため、直近の転職活動では全てのWeb面接でネットカフェを利用しました。
実際に私が利用したネットカフェはこちら↓場所は限定されますが、お近くの方はぜひ利用してみてください。