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残業40時間はありえないのか?【長時間労働が続くのはリスクしかない】

毎月の残業時間が40時間を超えるのだけど、これは普通?残業時間が多いと思うのは甘い考えなの?

残業時間の長さは個人の状況や働く内容・場所によって変わってくる、というのが結論です。

とはいえ、それではこの先を読む意味がなくなってしまいますし、この記事を読んでいるあなたはそれが知りたいわけではないですよね。

そこでこの記事では、以下の内容についてご紹介します。

  • 日本の平均的な残業時間と時系列でみた推移
  • 海外(先進国)の労働環境の実態とは?
  • 残業40時間を減らすために今すぐできること

 

この記事を書く私としては「残業40時間なんて長すぎ!」という考えです。実際、国内の統計をみても国際的にも残業40時間は長いことがわかっています。

過去にはブラック企業並みの長時間労働も2年ほど経験しましたが、あんな働き方は二度と繰り返さないと心に決めています。

私-SARA-
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そこで、長時間労働から脱却するための方法についても具体的に紹介します。

 

日本の平均的な残業時間

かつては40時間を超える残業が一般的でしたが、働き方改革の影響もあり今は月の平均残業時間はかなり減ってきています。

転職口コミサイトのOpenWorkの調査によると、2021年の平均残業時間は25時間ほどになっており、過去からの推移を見ると明らかに残業時間は減少してきています。

出典:OpenWork「日本の残業時間 定点観測」

つまり、毎日1時間強残業するのが今の日本では一般的な働き方と言え、40時間を超えるような残業(毎日2時間以上の残業)は長すぎるということになります。

海外の残業時間の実態

では、海外(とくに先進国である欧州と比較)と日本の労働環境を比較してみると、日本では残業時間が大幅に減ったとは言え、海外では残業はほとんどしていない、というのが実態です。

先進国の労働環境

国別の特徴をen worldの調査結果をもとに紹介します。

✓ドイツ

ドイツでは、国民一人あたりのGDP(国内総生産)が高く、労働時間がヨーロッパ諸国の中でも少ないことが知られています。これは、1日平均8時間を超える労働が許されていないなど、厳しい法律があることが一因となっています。

✓フランス

フランスの法律では、労働時間が1週間に35時間までと制限されています。しかし、管理職は成果主義が基本であるため残業代が出ず、長時間労働している場合もあります。

✓イタリア

イタリアでは、家族との時間を大切にするために、お昼に1時間半から2時間ほどの休憩(シエスタ)が与えられ、自宅で昼食をとる人も少なくありません。ポンテという、祝日と休日に挟まれた日を休みにするシステムがあり、連休が多いのも特徴です。

✓スウェーデン

スウェーデンでは、労働時間の短縮に向けて、フレキシブル・ワークが推奨されています。最近では1日を6時間勤務とする企業も増えており、業務を効率化させることで、短時間に集中して仕事をこなすという試みが盛んです。

✓イギリス

イギリスでは、月曜日から金曜日までの5日間、週35時間から40時間の労働が基本です。特殊な専門業以外、残業を行うことはほとんどありません。この根底には「仕事は大切だが最優先すべきものは家族」「ワークライフバランスが大事だ」というイギリス人の考え方があり、オンとオフがはっきり区別されているのです。

 

世界と比較した日本の生産性

ここまで残業しないとなると、逆に仕事はちゃんと回っているのか心配になりますよね。普段残業ばかりしている人からは想像できない世界だと思います。

実際、ヨーロッパでは労働時間が少ないことにより一部では仕事が滞ったり、管理職にしわ寄せがいっているのも事実のようです。

 

一方で、欧州と日本の一人当たり労働生産性を比較すると圧倒的に日本の生産性は低いことがわかっています。

出典:en world

私-SARA-
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無駄な会議や仕事のための仕事など、生産性を下げる要因は日本人なら誰でも心当たりがあるのではないでしょうか?

残業40時間がありえないかは自分次第

このように国内の平均残業時間と比較しても、世界の労働環境と比較しても、残業40時間は長いと言えます。

もちろん一時的な繁忙で残業が増えることは避けられないこともあるし、一生のうちにある一定期間は仕事に没頭して長時間労働する時期があるのも珍しくありません。

私-SARA-
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過去に一定期間、長時間労働が続いたことがありますが、あの経験がなければ大きなキャリアアップは実現できなかったと思います。

また、人によっては仕事が好きで結果的に長時間労働になっている人もいます。起業家が出版した本や公演では、創業初期はワーカホリックになっていたというのもよく聞く話。

 

とはいえ、若い頃は残業が多くてもいいかもしれませんが、人によっては結婚したり、子どもが産まれたり、あるいは病気になったりと生きていれば様々なライフイベントが発生します。

また、今の時代、会社の仕事だけに頼った生活ではリスクが高いので、副業を始めたり他のスキルを身につけるための勉強をするなど、会社の仕事以外にも収入の柱を作っていくべきです。

そんなことを考えていると、この不安定な時代に週40時間の労働時間に加えて、毎日2時間以上の残業を何年も続けるのは現実的ではないし、リスクが伴います。

 

つまり、結局は自分次第。その時々で自分の働く軸を持って労働環境を整えていくのがベストな方法です。

私-SARA-
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他人にとってどの程度の残業時間が普通なのか、自分は働きすぎなのかを気にする必要はありません。

 

今のあなたにとって40時間以上の残業が普通だと思うなら、健康面と相談しながら今の働き方を続ければいいと思います。

一方で、家族との時間や自己投資の時間を増やしたかったり、健康状態に不安を感じるなら今すぐ残業時間を減らすために動き始めましょう。

残業40時間をやめるためにできること

私も過去に寝る間もなく働いていた時期がありましたが、そんな生活を続けていたために体の不調が続き、家族との関係も悪化してしまった経験があります。

当時から副業もしていましたが、その会社に勤めていた期間は副収入も激減してしまいました。

そこで、私が残業時間を減らすためにとった行動は以下の3ステップです。

私-SARA-
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今の働き方に課題や危機感を感じるなら、できるところから参考にしてみてください。

STEP1:業務の効率化を図る

以前は月100時間を超える残業が普通のときもあり、さすがにやばいと思ってまずは自分の仕事の進め方を見直しました。

✓業務効率化のポイント

  • ロジカルシンキングを身につける
  • 完璧を目指さない
  • 頼まれた仕事を全て引き受けない
  • 自分のタスクを優先する
  • 繰り返し発生する作業は仕組み化する
  • 探す時間をなくす

詳しくは以下の記事で解説しています。

仕事がキャパオーバーで辞めたい…私が長時間労働から脱却した方法 こんな悩みに答えます。 仕事の進め方を見直してキャパオーバーから脱却する 会社を辞める前に試してみてほしいこ...

私-SARA-
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残念ながら、ここまでやっても残業時間は減るどころか、効率化した分担当業務が増えてしまったので、続いてSTEP2を試しました。

STEP2:上司へ相談する

このように自分がどれだけ仕事を効率化しても残業が減らない場合もありますよね。というのも、会社の仕事は組織で動くものだからです。

そもそも業務量が多すぎる、業務量に対して人が少なすぎる場合には個人の努力だけでは解決は難しいです。

 

そこで、次に上司に相談することにしました。業務量が多すぎて体力的にきついこと、残業時間によって家族の時間や家事の時間を確保できないことなど…

おそらく理解のある上司であればここで業務を軽減してもらえるなど、効果はあるでしょう。

 

残念ながら私の元上司は働き方の改善に全く理解がなく、相談しても何一つ変わりませんでした。むしろ「努力が足りないのでは?」と個人の問題にすり替えられてしまう始末。

このような部下の働き方をマネジメントできない上司は少なくありません。そうした管理職の特徴を以下にまとめているので、「上司に相談しても無駄かも?」と思う方は参考にしてみてください。

残業ばかりで疲れたときに読んでほしい【原因は上司かも?】 こんな悩みに答えます。 残業生活から抜け出せないのは上司のせいかもしれない 残業が多い職場をつくる上司の特徴...

STEP3:転職する

上司に相談しても状況は変わらない、あるいは相談すること自体無意味だとわかっている場合には、その職場から離れるのが最善策です。

自分を変えることは速攻ででるからです。自分が環境を変えてしまう方がよっぽど簡単だし、精神的なダメージも少ないです。

私-SARA-
私-SARA-
転職したことで私の希望する働き方に理解のある人たちとともに働けるようになり、残業時間もほとんどなくなりました。数年間、悩んでいたことが嘘のように環境が変わり、もっと早く行動すればよかったです。

今の残業時間に納得がいかず、働き方を変えたいのであれば、行動あるのみです。

私が短期間で内定を得て転職できた転職エージェントを以下に紹介するので、参考にしてみてください。

 

ビズリーチ

【公式サイト】https://www.bizreach.jp/

 

ビズリーチは転職エージェントではなく有名企業の非公開求人や高年収の求人を紹介してもらえる転職サイト。

一般的な転職サイトは自分から求人情報を探して気になって求人に応募しますが、ビズリーチの場合は企業やヘッドハンターからのヘッドハンティングを受ける仕組みです。

他の転職サイトやエージェントに比べてハイレイヤーの求人情報を多数取り扱っているので、年収UPの転職にチャレンジしたいなら登録必須。

ビズリーチ経由でのみ応募できる非公開求人も多いので、年収が一定以上なら登録しておきましょう。

希望条件をある程度絞って転職活動したい人や受け身で転職活動している人、特定の業界や職種の知識豊富なヘッドハンターからの紹介を受けたい人はビズリーチとの相性がいいはずです。

登録はこちら(公式サイト)

 

リクルートエージェント

【公式サイト】https://www.r-agent.com/

 

リクルートエージェントは、扱う求人数転職決定数が圧倒的ナンバー1なので登録しておいて間違いないです。

リクルートエージェントはあらゆる求人を幅広く掲載しているのが特徴。他にはない非公開求人を多数抱えているので、希望の求人が見つかります。

また、業界ナンバー1だけに、優秀なキャリアアドバイザーが多いことには定評があるので、面談して見るだけでも様々なアドバイスを得られます。

なお、キャリアアドバイザーなど人に相談するのが苦手な場合は、「リクナビNEXT」(転職サイト)だけでもキープして、豊富な求人数(情報量)だけでも確保しておくのがおすすめ。

登録はこちら(公式サイト)

 

dodaエージェント

【公式サイト】https://doda.jp/

 

dodaエージェントは、業界でも豊富な転職者情報のデータベースを持っているのが特徴。ここに登録しておけばこのデータベースを利用する他社エージェントからアプローチしてもらえます。

自分が登録した職歴や希望条件から他社エージェントに自分を見つけてもらうことで、自分に適した求人にたどり着きやすくなります。

実際、私もdoda経由でオファーをくれたエージェントの紹介で内定をもらっています。(同時にdodaエージェントの紹介でも2社内定をもらっていて、今はそのうちの1社で働いています。)

また、dodaエージェントは応募書類の添削や面接対策のバックアップのサポートスキルが高いので、これだけでも利用価値はあります。

登録はこちら(公式サイト)

 

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