こんな悩みに答えます。
- 仕事で覚えることが多すぎてツラいのは普通
- 新しい仕事を始めるときにまずやるべきこと
- どうしても今の職場が合わないなら?
この記事を書く私はこれまでに3度転職してきましたが、やはり転職直後は毎回覚えることが多くて苦労しました。
最初はうまくいかないことが多すぎて「この仕事ではやっていけないかもしれない」とどん底の時期も経験しました。
それでも毎回最終的には仕事に慣れて、職場の人からも信頼を得ることができるようになるうちに、転職後の慣れない仕事の覚え方を言語化できるようになってきました。
そこでこの記事では、転職後のツラい時期を乗り越えるために最初にやっておいた方がいいこと、そして引き継ぎを受けるときに絶対に意識しておくべきことをお伝えします。
Contents
仕事で覚えることが多すぎてツラいのは普通
たいていの場合、転職するまでは次の仕事への希望や期待で胸が膨らんでいるのですが、実際仕事を始めてみるとうまくいかないことばかり…というのは実は普通のこと。
これはどんなに仕事ができる人でも同じです。
はたからみると淡々と仕事をこなしているように見えても、心の中では焦りやざわつきがある人が大半。
つまり、最初から仕事がうまくいかないのは普通なので、あまり気にしすぎなくても大丈夫です。
「始めから完璧にできる人はいない」と割り切って、日々仕事に取り組んでいきましょう。
新しい仕事を始めるときにまずやるべきこと
そうは言っても社会人を何年かやってきた後で覚えることが多すぎる状況に直面したり、うまくいかない状況が続くとやはり不安になりますよね。
この不安を和らげて、前向きに仕事に取り組むにはコツがあります。
転職直後は仕事がうまくいかなくて当然。同じ職種や業界でも会社が違えば仕事のやり方も常識も全然違う。
よって、このツラい期間を乗り切るには事前に上司と目先の目標を擦り合わせするのがおすすめ。自分が思っているほど直近の期待値が高くないことに気がつくはず。誰も最初から完璧は求めてない。— Sara@未経験×転職でキャリアUP (@SARA18olsb) March 21, 2022
具体的に解説すると、転職した後のできるだけ早いタイミングで、上司と事前に目先の目標や中長期的な目標を擦り合わせておくのがおすすめです。
たとえば、以下のようなイメージ。
- 直近でどこまでの業務を一人でこなせることを期待されているか
- 3ヶ月後にはどこまでの業務領域やタスクができるようになってほしいか
- 一年後に自分に期待することは何か
会社からの自分に対する期待値をあらかじめ確認しておけば、初めから完璧である必要がないことがわかります。
このときに可能であれば自分の得意分野や苦手とすることも伝えておくと、上司と直近のあなたの実力との目線があいます。
もし上司とこうした話をする機会がなくても、雑談程度でも話す機会を見つけて、確認してみてください。
仕事で覚えることが多すぎるときの基本姿勢
転職した後は最初のステップとして前述の「期待値の擦り合わせ」に取り組んでもらいたいのですが、実際に引継ぎや業務が始まったら以下の3つのことを意識して取り組んでみてください。
- 全体像を把握する
- 必ずメモをとる
- 質問を躊躇しない
当たり前のことに見えますが、実はできていない人が本当に多いです。詳しく解説するので読んでみてください。
①全体像を把握する
新しい仕事に取り組む時の基本は、まずは自分が担当する業務の全体像を把握すること。
覚えることが多すぎて焦る理由のほとんどは、全体像が見えず自分が何をすればいいかよくわからないことから来ます。
最初から何をすればいいかわかっていれば不安も減ります。
この基本ができていないと、「木を見て森を見ず」状態になり、本来のゴールがどこかわからず細部ばかりが気になってしまい、本来やるべきことを達成できません。
木を見て森を見ずの状況は、実際に仕事を進めていると起こります。例えば、あるプロジェクトの企画書を任され、一つひとつの詳細なデータ分析に躍起になってしまい、本来の最終目的である顧客への分かりやすい説明をないがしろにしている、というケースです。
また、自分の今月の目標を達成するために無茶な営業をしてしまい、取引先からの信頼を損ねたり、同僚の営業を邪魔したりして、結局自分の部署全体の目標は未達となってしまった、というケースも考えられます。
出典:MINE
全体像がおおよそ理解できると、自分の業務の整理が可能になります。
どんなに覚えることが多くても、自分が担当する業務はどれくらいあるのか、いつまでに何をやらなければならないのか、そのためには準備はいつから始めるべきなのか、などが分かると仕事が進めやすくなります。
ある程度概要がわかったら年単位、月単位、週単位でやるべきことを整理します。
あなたに引き継ぎしている本人が全体像を把握していない場合でも、あなた自身がこの意識で引継ぎを受けると全体把握に役立ちます。
②メモは必ずとる
これは社会人の基本ですが、業務の引継ぎを受けるときは必ずメモを残しましょう。
何度言っても覚えが悪い人ほどメモを取らない傾向にあります。記憶力に自信があっても思っている以上に人は忘れやすい生き物です。
何度も同じ質問をして相手の時間を奪うことを繰り返さないためにも、毎回メモをしっかり取りましょう。(手書きのメモである必要はありません。パソコンにメモを残すのでもOK。)
メモを取るのが苦手でも、今何の引き継ぎを受けていて、いつまでに何をする必要があるか、そのときは何のツールを使うのか、といったようにポイントをおさえてメモすれば、大量にメモを残さなくても済みます。
このためにも前述した①の事前の全体把握が役立ちますよ。
③質問を躊躇しない
何度も同じ質問を繰り返すのは相手に迷惑ですが、逆にわからないことをそのまま放置するのはもっと迷惑です。
あなたがわからないと悩んでいる時間も給料は発生しているからです。
よって、ある程度自分で調べてもわからないことは躊躇せず質問する習慣を心がけてみてください。そして、質問したらその答えは必ずメモに残しておきましょう。
どんなときに質問してもいいかわからない場合は、以下のvoicyも参考にしてみてください。
なお、転職直後のツラい期間を乗り切るために以下の記事もおすすめです。
どうしても今の職場が合わないなら?
とはいえ、どんなに努力しても全く仕事が覚えられなかったり、職場に馴染めないこともありますよね。
その場合は、残念ながらあなたの努力や能力云々の問題ではなく、その仕事・職場に適していないだけかもしれません。
こうなると選択肢は職場を変えることになってきます。
もちろん短期間で転職を繰り返すのはおすすめできませんが、実際のところ、1、2回短期間で会社を辞めたとしても、今の転職市場ではそれほど珍しいことではありません。
それでも私の周りだけでいうと、ほぼ全員が短期間で転職しても、その後の職場に満足しています。
とはいえ、正直いうと短期間で転職する場合はやはり次の転職では不利になりがちです。
それでも次の転職で失敗しないためには次の3つのステップが必要。
- 今すぐ転職するのが妥当か見極める
- 次の転職で失敗しないための心得を知る
- 優秀なエージェントを味方につける
この3ステップについて、詳しくは以下の記事から確認してみてください。
また、転職したばかりの今の会社を辞めるべきか判断に迷う場合は、こちらの記事も参考にどうぞ。
まとめ
新しい仕事を始めたばかりの頃は覚えることが多く、うまくできないのは当然です。
最初から自転車にスイスイ乗れる人がいないのと同じですね。
だから、最初から完璧を目指さなくても大丈夫。地道に続けていれば、必ず成長を実感できるときがやってきます。
それに、どうしても合わない環境ならまた転職するのも選択肢の一つ。
すぐに転職したくらいで人生終わりません。
あまり自分を追い込みすぎず、気楽にやっていきましょう。
転職に気持ちが傾いているなら、まずは転職サイトに登録しましょう。登録して求人を見てみるのは迷っているうちから始めてもOKです。
ビズリーチ
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
ビズリーチは転職エージェントではなく有名企業の非公開求人や高年収の求人を紹介してもらえる転職サイト。
一般的な転職サイトは自分から求人情報を探して気になって求人に応募しますが、ビズリーチの場合は企業やヘッドハンターからのヘッドハンティングを受ける仕組みです。
他の転職サイトやエージェントに比べてハイレイヤーの求人情報を多数取り扱っているので、年収UPの転職にチャレンジしたいなら登録必須。
ビズリーチ経由でのみ応募できる非公開求人も多いので、年収が一定以上なら登録しておきましょう。
希望条件をある程度絞って転職活動したい人や受け身で転職活動している人、特定の業界や職種の知識豊富なヘッドハンターからの紹介を受けたい人はビズリーチとの相性がいいはずです。
dodaエージェント
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dodaエージェントは、業界でも豊富な転職者情報のデータベースを持っているのが特徴。ここに登録しておけばこのデータベースを利用する他社エージェントからアプローチしてもらえます。
自分が登録した職歴や希望条件から他社エージェントに自分を見つけてもらうことで、自分に適した求人にたどり着きやすくなります。
実際、私もdoda経由でオファーをくれたエージェントの紹介で内定をもらっています。(同時にdodaエージェントの紹介でも2社内定をもらっていて、今はそのうちの1社で働いています。)
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