こんな悩みに答えます。
- 未経験の仕事に慣れるまでの期間
- 未経験の仕事に転職後のツラい期間の乗り越え方
- 実は仕事が向いてないかもしれないときの判断軸
この記事を書く私は約1年前に未経験の仕事に転職。あこがれていた仕事に転職できて最初は浮かれていたけど、実際に仕事が始まってからは苦労の連続…
未経験の仕事に転職して苦労したこと
・自分一人で何もできない
・知らない言葉が多すぎる
・会話が外国語に聞こえる
・自分以外全員優秀に見える
・質問を言語化するのが難しい
・何がわからないかわからない
・同僚が1時間でできる仕事に1日使う未経験の仕事はやりがい多いけど全然甘くない現実。
— Sara@未経験×年収UPで転職 (@SARA18olsb) November 23, 2020
こんな状況でしたが転職から1年経って少しずつ見える世界が変わってきたので、この記事では「未経験の仕事に転職したばかりで毎日ツラい…」という方のために、どれくらい経てば仕事に慣れるの?早く仕事に慣れるにはどうしたらいい?ということについてまとめてみました。
Contents
未経験の仕事に慣れるまでの期間
未経験の仕事に転職してから慣れるまでの期間については3ヶ月とか半年とか色々な情報が溢れていますが、こればかりは人によるし仕事によります。
これまで経験してきた仕事との共通点やその人の経験値、あるいは仕事の種類が1ヶ月を通じて同じサイクルを繰り返すような業務内容なのか、プロジェクトベースで仕事を進めていくのか、あるいは周りの環境や職種・業務の難易度などによって慣れるまでの期間は変わってきます。
私の場合はどうだったのかというと、1ヶ月単位のサイクルの業務には数ヶ月で流れを覚えることができて一人でも対応できるようになったけど、これらはルーティンワークでそれほど重要性の高くない業務。
一方で1年単位で企画を進めていく重要性の高い仕事は転職後1年経ってもまだわからないことが多いし、いまだに初めてのことに遭遇する機会も多くて、「仕事には十分慣れました!もうなんでも任せてください!」とは自信を持って言えません。
とはいえ職場の雰囲気、社風、同僚たちの人となりについては3ヶ月もすれば色々わかってきて、無理なくスムーズにコミュニケーションがとれるようになりました。
未経験の仕事に早く慣れるための過ごし方
何でも一人でこなせていた前職に比べて、未経験の仕事へ転職後は一人では何もできない状態となり、ツラいと感じたりストレスを抱える人も多いです。
もちろん私も例外ではなく毎日不安で焦っていたし、一つ一つの仕事に時間がかかって気がついたら深夜まで残業していた…なんてことも多々ありました。
それから1年たち、今でも仕事でわからないことに直面することはありますが、今はスムーズに仕事を進められるようになったし、社内の人からも「○○のことならSaraさんに聞けばわかるね」と頼ってもらえるようにもなりました。
① 積極的に質問する
未経験の仕事に転職したら恥やプライドは一旦隅に置いておきましょう。まずは仕事を正しく覚えることが大事。
私はわからないことはその場で積極的に質問して疑問は早めに解消することを心がけていました。
質問を繰り返していくうちに徐々に頭の中が整理されていき、点と点が繋がり線になり、さらには面になっていく…というように自分の頭の中で理解できていくのを実感できます。
② 仕事ができる人のいいところを盗む
最初は自分流にこだわらず、まずは仕事ができる人のやり方を盗む(マネる)ことで成長速度が早まります。
仕事の進め方、質問の仕方、資料のまとめ方、プレゼンの進め方、会議の議事進行など、これまでに遭遇したことのない仕事や、その会社独自のルールに則って進められている仕事は人の真似をするのが一番安全だし、正しい方向で仕事を覚えられます。
③ フィードバックを受ける
未経験の仕事だと毎日必死で自分を客観的に見ることができないので、仕事でフィードバックを受ける機会は積極的に作っていったほうがいいです。
というのも初めての評価面談のとき、半年間自分なりに仕事を頑張ってきたので良い評価を受けると思っていたのに、結果は期待していた内容ではなくてショックを受けました。上司が私に期待していたことと私が目指していたことにギャップがあったことが原因です。
こうしたフィードバックを受ける機会がなければずっと間違った方向に努力を続け、1年たった今も評価はイマイチだったかもしれません。
でも、その後は定期的に上司や先輩からフィードバックしてもらうようにし、トライアンドエラーを繰り返しながら着実に成長できていると実感しています。(さらに半年後の評価は納得のいくものでした!)
④ 質問できる相手、頼れる相手を見つけておく
未経験の仕事への転職はツラいことやわからないことの連続です。そこで悩みを相談できる相手や質問できる相手がいるか/いないかで心のゆとりに大きな違いが生まれます。
ただの愚痴になってしまっては意味がないですが、社内に相談できる人がいると心強いし、いざというときに助けてくれたりアドバイスをもらえたりするので、できるだけ早くそのような相手を見つけられるといいですよね。
⑤ 頑張りすぎない
これが案外一番難しくて一番大事なことかもしれません。未経験の仕事に転職してすぐ辞めてしまう人の多くは「頑張りすぎてしまう」ことが原因だったりもします。
最初は必死に頑張っているけどいつまでも自分の期待しているような状況にならず、あるときポッキリ心が折れちゃうんですよね。
なので、未経験の仕事に転職後はがむしゃらに頑張ることも大切だけど、たまには肩の力を抜きましょう。
最初から完璧にできる人なんていません。失敗したりうまくできないのは当たり前。「まぁこんものか」と深く考えすぎないことも長く継続するためには必要です。大事なのはそこから何を学ぶかであり、失敗をいつまでも引きずらないように心がけてみてください。
無駄な努力になっていないか見極める方法
ただし、転職後に慣れずに居心地が悪いと感じたりストレスが強すぎる場合には今の環境で無理して働き続ける必要はないと思います。たとえ転職して半年程度であっても、です。
というのも「仕事に慣れない」にも種類があって、業務内容に慣れないのか、環境になれないのかで話が変わってくるからです。
業務内容に慣れない場合は自分の努力や時間次第で解決できることが多いです。自分が成長することで気がついたら仕事をスムーズにこなせるようになっているもの(私もこのパターン)。
一方で環境に慣れない人の場合、その会社の方針や職場の雰囲気、働き方、人間関係が自分にはあわないがためにツラいと感じます。これは自分の努力では変えられないことであり、そのまま同じ環境に居続けてもツラさは増すばかり。
仮に環境が合わないと気づいた場合、今すぐ辞めるべきかどうか、今の会社がブラック職場かどうか、あるいは早まって転職して後悔しないためにはどうすればいいか、などについて知っておくと役立つ事実については以下の記事にまとめています。
まとめ
未経験の仕事には最初は誰もが慣れないもの。とくに転職の場合はスタート地点がバラバラで、転職したばかりのときは自分だけが初心者なので「自分は全然ダメだ」と自信をなくす人も少なくないです。
でも、これは誰もが通った道だと知っていれば心折れずに前進できます。
大事なのは無理しすぎずに継続し続けること。そうすれば少しずつ仕事が楽しくなってきます。
もし合わなければ半年くらいで転職しても今の時代なんの問題もないので、焦らずじっくり向き合ってみてくださいね。
「また転職したいな」と思ったり「今の自分が転職しようと思ったら転職できるの?」と疑問がある場合は、まずは気軽に転職活動を始めて試してみてください。
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