こんな悩みに答えます。
- 異業種転職で最初はついていけないと感じるのは普通
- 異業種への転職後に心がけるべきこと
- 今の転職先が向いているかどうかの見極め方
この記事を書く私はこれまでに3回の転職経験があり、そのうち2回は異業種の仕事への転職でした。
転職した直後は苦労の連続で、心が折れかけたことも何度もありました。
未経験の仕事に転職して苦労したこと
・自分一人で何もできない
・知らない言葉が多すぎる
・会話が外国語に聞こえる
・自分以外全員優秀に見える
・質問を言語化するのが難しい
・何がわからないかわからない
・同僚が1時間でできる仕事に1日使う未経験の仕事はやりがい多いけど全然甘くない現実。
— Sara@未経験×転職でキャリアUP (@SARA18olsb) April 3, 2022
でも、実際は自分が思っているほど悲惨な状況ではないんです。
そして、少しの心がけや工夫で状況はいくらでも改善できます。
そこでこの記事では、異業種転職した後にどう立ち回ると今よりも楽になるのか、ということについてお伝えします。
一方で、「今どうしてもツラい」という状況の人もいるはず。そんな人へ向けて、今の環境を変えるべきなのか、もう少し辛抱するべきなのかをどう判断すればいいのか、という点についても私なりの考えをお伝えしています。
Contents
異業種転職で最初はついていけないのが普通
タイトルの通りですが、異業種転職で最初はついていけないと感じるのは自然なことです。
同じ業界や同じ職種に転職する場合でも、最初は会社の文化や仕事の進め方、社内の人間関係など、勝手がわからず苦労するものです。
このため、異業種転職でついていけないと感じても、過度に焦ったり悩んだりする必要はなありません。
仕事に慣れるまでの期間
では、異業種などの未経験の転職の場合、いつになったら仕事に慣れたと感じられるのでしょうか。
これは、3ヶ月とか半年とかバラバラであり、こればかりは人によるし仕事によります。
これまで経験してきた仕事との共通点やその人の経験値、あるいは仕事の種類が1ヶ月を通じて同じサイクルを繰り返すような業務内容なのか、プロジェクトベースで仕事を進めていくのか、あるいは周りの環境や職種・業務の難易度などによって慣れるまでの期間は変わってきます。
というのも、「仕事に慣れた」ということは「仕事を繰り返して経験を重ねることで勝手が分かり当たり前になること(出典:新しい言葉)」を指します。
このため、異業種転職の場合は、そもそも時間が必要であるということです。
意外と周りは気づいていない
また、自分では仕事についていけないと感じていても、上司や同僚は案外気づいていません。
仮に気づいていたとしても、自分から積極的にうまくいってないと感じていることを伝えていない限りは、あなたが思っているほど周りは深く深く考えていません。
異業種転職してついていけない期間の心がけ
このように経験のない業界や職種に転職した場合は、経験のある仕事への転職よりも苦労するのが普通です。
それでもちょっとした心がけや工夫で成長するスピードを上げることができます。
私のこれまでの経験も踏まえ、具体的に説明します。
①積極的に質問する
転職したら恥やプライドは一旦隅に置いておきましょう。
まずは仕事を正しく覚えることが最優先。
私はわからないことはその場で積極的に質問して疑問は早めに解消することを心がけていました。
質問を繰り返していくうちに徐々に頭の中が整理されていき、点と点が繋がり線になり、さらには面になっていく…というように自分の頭の中で理解できていくのを実感できます。
②仕事ができる人のいいところを盗む
最初は自分流にこだわらず、まずは仕事ができる人のやり方を盗む(マネる)ことで成長速度が早まります。
仕事の進め方、質問の仕方、資料のまとめ方、プレゼンの仕方、これまでに遭遇したことのない仕事、その会社独自のルールに則って進められている仕事はマネをするのが一番安全だし、正しい方向で仕事を覚えられます。
③フィードバックを受ける
未経験の仕事だと毎日必死で自分を客観的に見ることができないので、仕事でフィードバックを受ける機会を積極的に作ってみてください。
会社によっては1on1という制度があり、上司と1対1で定期的に対話する機会があります。
1on1がない場合は自分から「私の最近の仕事について、気づいたことなどあればフィードバックをお願いできますか?」と聞いてみるといいかもしれません。
定期的にフィードバックを受ける機会を作ることで、ずっと間違った方向に努力を続け、評価面談などの実施で1年たった頃に初めて上司が期待していたことがなにかを知った…なんてことも防げます。
④質問できる相手・頼れる相手を見つけておく
未経験の仕事への転職はツラいことやわからないことの連続。
そこで悩みを相談したり共有できる相手や質問できる相手がいるか、いないかで心のゆとりに大きな違いが生まれます。
社内に相談できる人がいると心強いし、いざというときに助けてくれたりアドバイスをもらえたりするので、できるだけ早くそのような相手を見つけられるのが理想。
⑤頑張りすぎない
これが案外一番難しくて一番大事なことかもしれません。
異業種の仕事に転職してすぐ辞めてしまう人の多くは「頑張りすぎてしまう」ことが原因だったりもします。
最初は必死に頑張っているけどいつまでも自分の期待しているような状況にならず、あるときポッキリ心が折れてしまう。
こうならないためにも、たまには肩の力を抜きましょう。
異業種転職でついていけないのは向いてないから?
ただし、転職後、いつまでも慣れることができず、居心地が悪いと感じたりストレスが強すぎる場合には、今の環境で無理して働き続ける必要はありません。
たとえ転職して半年程度であっても、です。
というのも「仕事に慣れない」にも種類があって、業務内容に慣れないのか、環境になれないのかで話が変わってくるから。
業務内容に慣れない場合は自分の努力や時間次第で解決できることが多いです。
でも、環境に慣れない人の場合、その会社の方針や職場の雰囲気、働き方、人間関係が自分にはあわないがためにツラいと感じます。
これは自分の努力では変えられないことであり、そのまま同じ環境に居続けてもツラさは増すばかり。
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