こんな悩みに答えます。
- リクルートエージェントから結果連絡が来ない7つの理由
- リクルートエージェントから連絡が来ないときの対応
- 結果連絡が来ないときに焦らないための方法
この記事を書く私もこれまでに何度もリクルートエージェントを利用して転職活動してきたので、連絡が来なくて焦る気持ち、よくわかります。
でも、連絡が来ないのは企業側の事情など様々な理由があって自分ではコントロールできないこと。
だからこそただ連絡を待つのではなく、自分でできることを一つ一つ積み重ねていくことが転職成功への近道です。
そこでこの記事では、リクルートエージェントから連絡が来ない理由と、待っている間の不安な状態をポジティブに変える方法についてお伝えします。
Contents
リクルートエージェントから結果連絡が来ない理由
実はリクルートエージェントから連絡が来ないのはネガティブな理由ばかりではありません。
結果の連絡が遅れている理由は、基本的には以下の7つのいずれかに当てはまります。
✓リクルートエージェントから連絡が来ない理由
- ライバルと比較検討されている
- 2番手意向の候補者になっている
- 連絡を後回しにされている
- 企業の担当者が忙しすぎる
- 社内決済に時間がかかっている
- 次の面接候補日の調整に時間がかかっている
- リクルートエージェントの担当者が忙しすぎる
詳しく解説します。
① ライバルと比較検討されている
企業によっては一つのポジションにいくつもの応募が入るため、ライバルが多数存在することも珍しくありません。大企業や人気企業ではこのケースが多いです。
この場合、同時期に全員の面接を行ってからまとめて比較検討するため、リクルートエージェントとしてはそれを待ってからあなたに連絡することとなり、通常よりも連絡までに時間がかかります。
企業としては、長く一緒に働いてくれる人を探しているからこそ時間をかけて慎重に選んでいるということなので、内定がもらえた場合はあなたへの期待値がとても高いということになります。
② 2番手以降の候補者になっている
ライバルの中にあなたよりも評価が高い人がいる場合、合格者から順に連絡するため、結果連絡が来るまでに時間がかかります。
さらにそれが最終面接の場合、ライバルが内定の通知を受けてから企業への返信期限は一週間程度とされていることが多いため、それを待ってからあなたへの結果が通知されることになります。
企業の採用プロセスがわかれば、結果が出るまでに時間がかかることを理解できます。詳しくは「採用プロセスの基本とフェーズごとのポイント」をご覧ください。
③ 連絡を後回しにされている
残念ながら不採用が決まっている場合、企業があなたへの連絡を後回しにしている可能性もあります。
企業の人事担当者も多忙なため、まずは受かった人から優先的に連絡をしていきます。
あるいは、企業としてはあなたを不採用にすることで悪い印象を持たれるのは避けたいため(あなたが今後顧客となる場合もありえる)、面接後にすぐ不採用の連絡するのではなく、意図的に一定期間を空けてから連絡することもあります。
いずれにせよ、この場合でも企業からリクルートエージェントへ連絡が入るまでに時間がかかるので、その結果あなたへの合否連絡が遅くなります。
④ 企業の担当者や人事が忙しすぎる
現場の担当者(配属予定の部署の管理職など)が多忙すぎて、人事へ結果の連絡が遅れている(うっかり忘れている)こともあります。
人事側としても基本的にはあまり現場の担当者を急かすようなことはしないため、この場合も結果の通知が遅くなります。
さらに、人事側の仕事が激務で結果の連絡までに時間がかかることも想定しておいたほうがいいでしょう。会社によっては人事の仕事も相当激務なようです。
ですが、これはあなたの評価云々の話ではなく、あくまで企業側の都合となります。
⑤ 社内決済に時間がかかっている
企業によっては候補者を次の選考に通すときや内定を出すとき、社内での決済をとる工程に時間がかかります。
これは大企業の採用あるあるですが、決済者が何人もいるために稟議を回すのに時間がかかったり、最終決済者(企業によっては社長や人事の最高責任者など)が多忙すぎるために決済が遅くなり、結果連絡まで何日も待つこともあります。
⑥ 次の面接候補日の調整に時間がかかっている
面接の結果について連絡をもらうとき、次の面接の候補日もあわせて連絡が来ることもあります。
面接の期間が応募先の繁忙期とかぶっている場合や、最終面接が社長や役員の場合、あなたの合格は確定しているものの、次の面接の候補日程をおさえられないために連絡が遅くなることもあります。
⑦ リクルートエージェントの担当者が忙しすぎる
このケースは一番あってはならないのですが、リクルートエージェントの担当者が忙しすぎて、企業から合否連絡が来ているのにあなたへの連絡を後回しにしていたり、最悪忘れていることもあります。
基本的にはエージェントの担当者にはサポートの担当者がついているので、結果連絡を忘れることはないのですが、人の手で仕事を回している以上「絶対大丈夫」ということはありえません。
リクルートエージェントから結果連絡が来ないときは?
リクルートエージェントからの連絡があまりにも遅いようなら、担当者にメールで確認しても問題ありません。むしろ自分から連絡したほうがいいでしょう。
前章の「⑦リクルートエージェントの担当者が忙しすぎる」ことが理由で結果連絡が来ていない可能性もあるからです。
前述のとおり、リクルートエージェントの担当者へのメールは担当者本人だけではなく、サポートのメンバーも確認しています。
こちらから連絡をすれば、多くの場合は採用の進捗状況などを教えてもらえるので、一週間待っても連絡が来ないときは遠慮せずに聞いてみてください。
結果連絡が来なくても焦らないための方法
とはいえ、リクルートエージェント経由の選考の結果をただ待つのは効率的にも精神的にも不健全。
転職活動をスムーズに進めるための基本は、複数の選考を同時進行することです。一つの選考に落ちてから、また1から転職活動を始めるようでは時間がかかりすぎます。
さらに、ただ結果を待つだけの状態は不安だし焦るし、精神衛生上いいことありません。
転職活動は自分の思い通りに進まないものと思って、たとえ第一希望の企業の選考中であっても、転職活動が本当に終わるまでは興味のある求人を探し続けて手を止めないことが重要です。
これにより、さらに良い求人に出会える可能性もあり、待っていた連絡が悪い結果だったとしても、他に興味のある求人があれば精神的なショックも少なく済むし、転職活動が停止することはありません。
このため、リクルートエージェントからの結果連絡を待っている間にも他の求人への応募を進めましょう。
他の求人を探して効率的に転職活動を進めるには、他の転職エージェントを利用するのがおすすめです。以下の転職エージェントもぜひ使ってみてください。
ビズリーチ
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
ビズリーチは転職エージェントではなく有名企業の非公開求人や高年収の求人を紹介してもらえる転職サイト。
一般的な転職サイトは自分から求人情報を探して気になって求人に応募しますが、ビズリーチの場合は企業やヘッドハンターからのヘッドハンティングを受ける仕組みです。
他の転職サイトやエージェントに比べてハイレイヤーの求人情報を多数取り扱っているので、年収UPの転職にチャレンジしたいなら登録必須。
ビズリーチ経由でのみ応募できる非公開求人も多いので、年収が一定以上なら登録しておきましょう。
希望条件をある程度絞って転職活動したい人や受け身で転職活動している人、特定の業界や職種の知識豊富なヘッドハンターからの紹介を受けたい人はビズリーチとの相性がいいはずです。
dodaエージェント
【公式サイト】https://doda.jp/
dodaエージェントは、業界でも豊富な転職者情報のデータベースを持っているのが特徴。ここに登録しておけばこのデータベースを利用する他社エージェントからアプローチしてもらえます。
自分が登録した職歴や希望条件から他社エージェントに自分を見つけてもらうことで、自分に適した求人にたどり着きやすくなります。
実際、私もdoda経由でオファーをくれたエージェントの紹介で内定をもらっています。(同時にdodaエージェントの紹介でも2社内定をもらっていて、今はそのうちの1社で働いています。)
また、dodaエージェントは応募書類の添削や面接対策のバックアップのサポートスキルが高いので、これだけでも利用価値はあります。
マイナビエージェント
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/
マイナビエージェントは、リクルートエージェントほどではないものの非公開求人含めて約4万件もの求人数を扱っています。
大手企業のほか、中小企業の案件も豊富な点が特徴の一つで、業界別で見るとIT・通信系の求人が数多くあります。また、とくに20代、30代前半の若手向けの転職支援に強みを持っており、優秀な若手を求めるIT企業の多くがマイナビエージェントに対して積極的に求人を出しています。
コンサルタントも若手向けのサポートに慣れているので、20代、30代前半であれば質の高いサポートを受けることができるので、登録して損はありません。
なお、20代を対象としたマイナビジョブ20’sもあるので、一度面談してみて利用しやすい方に絞って利用するのもおすすめです。
✓転職活動中は複数同時進行が基本