こんな悩みに答えます。
- 面接の結果連絡が遅い理由6つ
- 面接の合格連絡が早すぎるのは悪い兆し?
- 面接結果の待ち時間は大きなチャンスかもしれない
一般的な転職活動では、面接の結果は3日〜1週間程度で連絡が来ますが、それ以上連絡がかかることも珍しくありません。
この記事を書く私はこれまでに3回転職しましたが、面接を受けてその場で内定をもらうこともあれば、1週間以上経ってから内定の連絡をもらったこともあります。
このため、連絡が遅いことは必ずしもネガティブな理由ばかりではないということです。
逆に合格の連絡が早くても背景にはネガティブな要因が隠れていることもあるので注意が必要です。
そこでこの記事では、面接の結果連絡が遅くなる理由と合格の連絡が早すぎる場合の注意点についてまとめてみました。
面接の結果連絡が遅い理由6つ

この記事を書く私自身がこれまで3度も転職したり、逆に採用側として対応してきた経験上、面接の結果連絡が遅いのはこんな理由があるからです。
詳しく説明します。
① ライバルと比較検討されている
企業によっては一つのポジションに多数の応募が来るため、あなたと同じタイミングで面接を受けているライバルが複数存在することもあります。
この場合、全員の面接を行ってからまとめて比較検討するため、通常よりも結果がわかるまでに時間がかかります。
大企業や人気企業ではこのケースが多いです。
企業としては、長く一緒に働いてくれる人を探しているからこそ時間をかけて慎重に選んでいるということを意味するので、内定がもらえた場合はあなたへの期待値もとても高いということになるでしょう。
② 2番手以降の候補者になっている
ライバルの中にあなたよりも評価が高い人がいる場合、合格者から連絡していくために結果の連絡をもらえるまでに時間がかかります。
さらにそれが最終面接の場合は、ライバルが内定の通知を受けてから企業への返信期限は一般的に一週間程度とされているため、それを待ってからあなたへの結果が通知されることになります。
③ 連絡を後回しにされている
残念ながら不採用が決まっている場合、連絡を後回しにしているケースも考えられます。
企業の人事担当者も多忙なため、まずは受かった人から優先的に連絡をしていきます。
あるいは、企業としても不採用にすることで悪い印象を持たれるのは避けたいため、面接後にすぐ不採用の連絡するのではなく、意図的に一定期間を空けてから連絡することもあります。
④ 企業の担当者が忙しすぎる
人事担当者が忙しいときだけではなく、現場の担当者(配属予定の部署の管理職など)が多忙すぎて、人事へ結果の連絡が遅れている(うっかり忘れている)こともあります。
人事側としても基本的にはあまり現場の担当者を急かすようなことはしないため、この場合も結果の通知が遅くなります。
ですが、これはあなたの評価云々の話ではなく、あくまで企業側の都合となります。
一般的に企業の人事が忙しいのは以下のタイミングと言われています。このため、選考がこのような時期に重なる場合は連絡が来るまで少し時間がかかるかもしれません。
新卒採用の繁忙期は、3月から5月にかけてが一般的です。そのため、新卒採用業務で激務になりがちな時期は年始から5月ごろになります。
(中略)
一方、中途採用では、3月から4月と9月から10月にかけて激務になる傾向があります。
なぜなら、年度末(3月)を終えてから新たな職場で働こうと1~2月ぐらいから活発に動き出したり、夏季賞与支給後かつ夏季休暇と有給消化を終えてから、心機一転頑張ろうと考える応募者が多いからです。
出典:タレントクリップ
⑤ 社内決済に時間がかかっている
企業によっては候補者を次の選考に通すときや内定を出すとき、社内での決済をとる工程に時間がかかります。
これは大企業の採用あるあるですが、決済者が何人もいるために稟議を回すのに時間がかかったり、最終決済者(企業によっては社長や人事の最高責任者など)が多忙すぎるために決済が遅くなり、結果連絡まで何日も待つこともあります。
⑥ 次の面接候補日の調整に時間がかかっている
面接の結果について連絡をもらうとき、次の面接の候補日もあわせて連絡が来ることもあります。
面接の期間が応募先の繁忙期とかぶっている場合や、最終面接が社長や役員の場合、あなたの合格は確定しているものの、次の面接の候補日程をおさえられないために連絡が遅くなることもあります。
面接の結果が遅いよりも早すぎるのは悪い兆し?

逆に面接の結果連絡が早い場合、「それだけ自分のことを評価してくれたのかもしれない」と期待してしまうこともありますよね。
でも、逆にそれは悪い兆しかもしれません。
たとえば、人員があまりにも不足していて、猫の手でも借りたいくらいのときには、企業からの連絡が早いことも珍しくないです。
面接では「採用枠は少人数」と聞いていたのに、実は同時に大量採用をかけている場合すらあります。
以前勤めていた会社では、最初は恵まれた環境で気に入っていたほどだったのですが、上司が変わった途端に状況は一変。
会社を辞める同僚が絶えず、著しく離職率が高くなりました。
少ない人数の中で激務なうえに、会社自体は有名大手企業だったので転職活動するとすぐに次が決まるため、私が入社した頃から人数が半分に激減。
このため、「とにかく経験がある人なら誰でもいいから採用したい」という状況になりました。
面接をすれば有名大手企業には多数の応募がすぐに集まります。
そこで、ほとんど面接をした順番に即日合格連絡をしていたというわけです。
もちろん転職者側はそんな状況は知らないわけなので、喜んで入社してきてくれるのですが、配属初日から過酷な残業地獄が始まります。
そして彼らもまたすぐに辞めていきます…。
面接の結果が遅いときは大きなチャンス

転職は自分の人生がかかっているようなものなので、面接の結果連絡が遅いと不安になるのも仕方がありません。
でも、ずっと不安を引きずったまま何も手につかないのではその時間がもったいない。
そこで、まだ内定が一つも出ていない状況であれば求人探しを継続するべきです。
転職活動中は途中からもっと興味のある求人が出てくることも珍しくなく、その発見が遅れれば遅れるほど、今結果待ちの企業から内定が出た場合に承諾するかどうかの判断が難しくなってくるからです。
このため、他の企業の結果待ちの状況でも引き続き求人探しと応募を続けましょう。
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