「仕事が忙しくて、転職活動する時間なんてない」
「働きながらの転職は無理。休む時間も取れない」
「やりたい気持ちはあるのに、疲れて動けない…」
働きながら転職しようとすると、多くの人がこの壁にぶつかります。
この記事を書く私自身もこれまでに3回転職したことがありますが、実は毎回激務の中での転職活動でした。
最初の転職は、知識も準備もなく半ば勢いで始めた結果、9ヶ月もどこからも内定がもらえないままダラダラと転職活動を続けてしまいました。
しかし、その後気持ちを切り替えて転職活動に取り組んだことで2ヶ月で内定をもらい、転職に成功。そこでコツをつかみ、その後の2回目、3回目の転職でも毎回2ヶ月以内に希望以上の条件で内定を獲得してきました。
働きながら転職活動を進めるのは確かに大変です。でも、「無理だからできない」のではなく、「やり方を知らないだけ」ということもあります。
そして、もっと言うと、忙しくても転職できる人は何かすごい秘策があるのではないかと思ってしまいますが、実際のところやっていることは、正しく優先順位を上げているだけ。
この記事では、私がこれまでの3回の転職活動で掴んだ「働きながらでも2ヶ月で転職を終わらせる方法」をすべてまとめました。
体験談|激務で転職活動できないと思っていたけど2ヶ月で複数内定
最初に私のこれまでの転職経験について、簡単にお話ししたいと思います。
私はこれまでに3回転職してきましたが、最初の1回だけは本当に苦労しました。
① 紆余曲折した初めての転職活動
というのも、当時の私は以下のような状況でした↓
- 仕事は激務
- 平日は毎晩上司や先輩と深夜まで飲み会
- 上司が業務時間外のことまで詮索してきてしつこい
- 有休も取れない
- 転職したいのに転職したい土地まで新幹線で片道1時間
こんな状態で、なんとなく転職活動はしているものの、うまくいかない時期が続きました。
この結果、転職活動の期間が9ヶ月にも及び、体力もメンタルも消耗。どんどん自信がなくなっていきました。
ですが、「このままでは私の人生お先真っ暗!」と思い、転職活動の方法を見直し、本気で取り組んだことで、それから2ヶ月後には第一希望の会社から内定をもらうことができました。
当時、転職活動がなぜうまくいかずに長引いたのか、そしてどのように起死回生を図ったのか、詳しい経緯については以下の記事に書いています。
② コツを掴んだ後は毎回2ヶ月以内に内定獲得
最初の転職の後、今に至るまでに追加で2回の転職を経験しましたが、初回に比べると毎回気持ちの切り替え方がうまくなったと感じています。
そこからは、
- どんなに残業した後でも毎日少しだけでも必ず転職作業
- 仕事の休憩中に転職エージェントへ返信
- 土日はまず転職タスクを優先して終わらせる
- 家事は思い切り手を抜く
- 本業も完璧を目指さない
というように、転職すると決めた後は、徹底的に優先順位を転職側へ振りました。
その結果、
✔ 2ヶ月以内に3〜4社から内定
✔ すべて前職より高い年収
✔ 第一希望の企業からも内定獲得
という結果になりました。
働きながら転職活動が長引くことで生じる3つのリスク
「今は忙しいから、来月から本気出す」
こう言っている人ほど、転職活動が長引きます。そして、転職活動は、長引くほどデメリットが大きすぎるのが実情です。
デメリット①:転職エージェントから後回しにされる
実は、大手転職エージェントはサポート期間が約3ヶ月と限定されている場合もあります。
ダラダラ続けていると、「この人はやる気がない」「転職できなさそうな人だ」と認定され、担当者の熱量が下がり、後回しにされることも。最悪、サポートを打ち切られるなんてこともあります。
これは、求人紹介の質が落ちる=選択肢が減るということにつながり、さらなる転職活動の長期化につながります。
デメリット②:妥協が増える(年収・職種・希望条件)
あなたが忙しさを理由に転職活動を進めなかったり、転職エージェントや企業への返信と先延ばしにしたり、面接を受ける時期をずらしている間に、他のライバルがあなたの希望企業の枠を先に取っていきます。
企業としてはできるだけ早く必要な人材を確保したいので、迅速に動ける人をどんどん採用していきます。
その結果、あなたの転職活動は長引き、長くなればなるほど、以下のような状況に陥ります。
- 選考に通らないので、どんどん自信がなくなる
- 最初の条件では応募できるところがなくなり、徐々に応募先のレベルが落ちる
- その結果、妥協した転職先を選んでしまう
さらに、採用市場は景気の影響でいつでも悪化します。今は売り手市場だとあぐらをかいていると、あっという間に状況が変わり、企業が採用を絞り、転職が難しい環境になるかもしれません。
また、AIの台頭もあなたにとっては脅威かもしれません。「いずれAIに代替されるだろう」とされる仕事はどんどん拡大してきているので、転職活動を躊躇している間に、その波に飲まれ、今の能力ではそもそも転職できる先が限られてしまう、なんてリスクも…
デメリット③:動かずに歳を取って、本当に転職できなくなる
これは残酷ですが事実です。
- 20代〜30代前半 → 求人が豊富
- 30代後半 → 求人数が減り始める
- 40代 → 即戦力・ハイクラス以外の転職はは難しくなる
「転職したかったのに気づいたら5年経っていた」はかなりやばいパターン。
転職活動の長期化やキャリアについて不毛に悩み続けることは本業にも影響し、
- 仕事への集中力が落ちる
- 不満が増える
- キャリア軸がブレる
といったように負のループに陥ってしまいます。
その結果、対してキャリアも構築できぬまま何年も経って年齢だけ重ねてしまい、気がついたら会社にも居場所がない、転職先もない、どこにも必要とされない人材になってしまうリスクさえあります。
✔成果もなく転職活動を3ヶ月以上続けてるなら「黄色信号」
やる気はあるし、忙しい中でもなんとか時間を作って転職活動しているのに、すでに3ヶ月以上経過してほとんど結果が出ていないなら、やり方を変える必要があります。
もしかしたらデメリット③に書いた「動かずに歳を取って、本当に転職できなくなる」状況の一歩手前かも。
「ちょっと転職活動に疲れてきたな」と感じているなら、まずは以下の記事を先に読んでもらった方がいいかもしれません。
また、転職活動を全くできないくらい激務なのであれば、それは会社に大きな問題があります。そこから抜け出す思考法については以下の記事にまとめています。
働きながらの転職活動でも2ヶ月で結果を出す方法
でも、大丈夫です。「働きながら転職活動なんて無理」「仕事をしながら転職活動は辛い」と思っている人に朗報です。
働きながら転職を成功させる一番のコツは、期間限定で優先順位を整えることです。
転職活動していた時期、実際の私の優先順位はこんな感じです。
✔︎私が優先順位を落としたもの
- 完璧主義の仕事
- 家事全般
- 家族や友達との時間
今は、仕事でAIを活用できる場面も増えてきているし、家事を自担するためのツールやテクニックもたくさん存在します。
一時的に転職活動に集中するのであれば、周囲の人もきっと理解してくれます。
このようにして、仕事で100%を出す場所・力を抜く場所を明確にして、転職活動を「短期戦」と割り切って、生活の中で優先順位をつけて取り組むことが、激務の人には必要な考え方です。
一方で、優先すべき内容は転職活動に必要とされる内容です。
✔︎私が優先したもの
- 面接の日程
- 企業や転職エージェンとの連絡時間
- 面接対策の時間
とはいうものの、今は転職活動自体、効率化する方法がかなり確立されてきています。
たとえば、転職活動は今なら応募書類はAIが作成してくれるし、面接対策もAIでできる。自分から求人を探しに行かなくても、自分に興味を持ってくれた企業やヘッドハンターが声をかけてくれる。
働きながら導入すべき転職ツール
このように、転職活動を効率化して働きながら転職を成功させるなら、ビズリーチは最速で少ない負荷で転職活動を進められる転職サービスです。
理由はシンプル。
- 応募書類はAIが数分で作成してくれる
- あなたの情報を企業向けに最適化
- 自分では気づかない強みを補完
- 待っているだけで優良企業やヘッドハンターからスカウトが届く
ビズリーチのサービスについては、以下の記事にも詳しく書いています。
20代が利用すべき転職サービス
一方で、20代(特に20代半ばまでの若手層)の場合は最初からビズリーチのようなスカウト方のサービスではなく、転職エージェントがおすすめです。
というのも、20代は職務経歴が浅いために自己分析が不十分になる傾向があり、まだ何が向いているかわからない時期でもあるためです。
そのため、職務経歴書が薄くなったり、面接でもうまく受け答えできないという悩みを持つ人も多いです。
そのため、20代が最初に利用すべきなのはリクルートエージェント。
業界最大手なので求人数が豊富で、20代の転職ノウハウが蓄積されているので安心して利用できます。担当者のサポートが圧倒的なので、未経験領域も強いと言えます。
まだ将来のキャリアが決まっていない人でも、一緒にキャリアプランまで作ってくれるし、企業との年収交渉もしてくれるので、かなり心強いと思います。
まとめ|激務でも2ヶ月で内定を取る現実的な方法
いかがでしたか?
この記事が少しでも転職成功の後押しのきっかけになると嬉しいです。
✔︎ 働きながら転職を2ヶ月で終わらせるチェックリスト
□ 転職活動の期間を決める
□ 1日最低30分の「転職活動時間」を固定
□ 仕事で効率化できるところは徹底して手を抜く
□ 家事はミニマム化 or 外注
□ 書類はAI × ビズリーチで自動作成
□ 転職エージェントや企業からの連絡には即レス
□ 面接は隙間時間で準備(AIで壁打ち)
□ 土日は転職タスクを先に片づける
□ 企業調査にAIを活用
これを満たして、転職活動を進めていきましょう!
激務の人におすすめの転職サービスはこちら↓
ビズリーチ
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
ビズリーチは転職エージェントではなく有名企業の非公開求人や高年収の求人を紹介してもらえる転職サイト。
一般的な転職サイトは自分から求人情報を探して気になって求人に応募しますが、ビズリーチの場合は企業やヘッドハンターからのヘッドハンティングを受ける仕組みです。
他の転職サイトやエージェントに比べてハイレイヤーの求人情報を多数取り扱っているので、年収UPの転職にチャレンジしたいなら登録必須。
ビズリーチ経由でのみ応募できる非公開求人も多いので、年収が一定以上なら登録しておきましょう。
希望条件をある程度絞って転職活動したい人や受け身で転職活動している人、特定の業界や職種の知識豊富なヘッドハンターからの紹介を受けたい人はビズリーチとの相性がいいはずです。
リクルートダイレクトスカウト

【公式サイト】https://directscout.recruit.co.jp/
リクルートダイレクトスカウトは、転職サービスの規模としては業界№1のリクルートが展開するダイレクトリクルーティングサービスです。
リクルートというブランドだけに、利用企業からの信頼が厚いのも特徴です。
リクルートというダイレクトスカウトは、企業から本気の直接スカウトを受け取れるサービスで、転職後平均年収950万円以上(2021年4月時点/ハイクラス会員のみ)という実績があり、このサービスを利用して年収が上がったという人は少なくありません。
転職が成功しやすい業界・職種は、金融系、マーケティング関係、経営、事業企画全般、各業種に特化したコンサルタント、機械、エンジニア系など。
このため、転職でこれらの業界・職種を目指す人は登録必須とも言えるサービスです。
リクルートエージェント
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントは、扱う求人数と転職決定数が圧倒的ナンバー1なので登録しておいて間違いないです。
リクルートエージェントはあらゆる求人を幅広く掲載しているのが特徴。他にはない非公開求人を多数抱えているので、希望の求人が見つかります。
また、業界ナンバー1だけに、優秀なキャリアアドバイザーが多いことには定評があるので、面談して見るだけでも様々なアドバイスを得られます。
ネオキャリア(就職エージェントneo)
【公式サイト】https://www.daini-agent.jp/
ネオキャリアは、既卒・第二新卒・フリーターなど、若手層に特化した就職・転職支援サービス。
大きな特長は、ただ求人を紹介するだけでなく、「その人の事情に寄り添う」サポートをしてくれる点。
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未経験OKの求人や、職場環境・人間関係が整った企業の紹介も多く、「とにかく今の環境を変えたい」20代若手にとって、頼れる味方になってくれるはずです。
マイナビジョブ20’s
【公式サイト】https://mynavi-job20s.jp/
マイナビジョブ20’sは、 20代に特化した20代・第二新卒・既卒向け転職エージェント。 20代の転職市場を熟知したキャリアアドバイザーが、一人一人の求職者を担当し、入社までをサポートします。
人材サービスを幅広く扱うマイナビの中でも、20代を専門としているのは『マイナビジョブ20’s』のみです。マイナビの情報網を活かしつつも、20代という若年層に特化しているからこその強みがあります。
20代の転職を熟知するキャリアアドバイザーが専任でつき、内定までサポートします。 書類添削・面接対策はもちろん、内定後の条件交渉も行います。
紹介される全ての求人が20代対象となっており、職種・業種未経験OK求人が豊富なのも魅力。非公開求人も多数取り扱われています。











