こんな悩みに答えます。
- 転職が半年以上決まらない人に共通する理由
- 半年以上内定をもらえない人が転職市場で不利になるワケ
- 転職活動で挽回して希望の企業から内定をもらう方法
この記事を書く私はこれまでの3回転職をしており、直近の転職では2ヶ月の転職活動で前職を上回る年収で4社から内定をもらい、第一希望の会社に転職しました。
もう11月も半ば、来年1〜3月から別の会社で働きたいなら今から転職活動しても遅くないです😌
転職エージェントに登録してから最初の内定が出たのは1か月後。
最終的には2ヶ月続けて4社から内定GETし、翌月には次の会社で働き始めていました👍
3ヶ月で人生は変えられます🍀
後悔のない行動を。
— Sara@脱OL目指す副業ブロガー (@SARA18olsb) November 10, 2019
でも、実を言うと1度目の転職では半年以上内定をもらうことができず、転職をあきらめかけた過去があります。
当時は世間から私自身を否定されたように感じて本当にツラかったです。
今となってはあの時なぜ転職活動がうまくいかなかったのかわかるのですが、転職活動がうまくいかないときは客観的に振り返るのは難しいですよね。
そこでこの記事では、転職活動を始めて何ヶ月もたっているのに転職先が決まらない人が陥りがちな過ち(しかも本人は気づいていない)についてまとめてみました。
Contents
転職が半年以上決まらない人に共通する理由
転職活動に本気で取り組んでいるのに転職先が半年以上決まらないのは、一般的には長いと言えます。
転職が決まるまでの平均期間は以下のグラフのとおり、年齢が上がるごとに長くなっていますが、20〜30代では8割以上の人が3ヶ月以内に転職先が決まっています。
つまり、半年以上決まらないのは少数派。
私も初めての転職活動ではこの少数派で半年以上内定をもらえなかった一人です。
幸いその後に出会った転職エージェントのおかげでそれから2ヶ月で次の会社に転職することができました。
短期間で挽回できたのは、それまでの転職活動への取り組み方のどこに問題があったかに気づき、改善できたからです。
転職が半年以上決まらない人の特徴
でも、自分のダメなところに自分で気がつくのは本当に難しいです。誰かに指摘してもらうか、あるいは何かきっかけがないと気づけません。
このため、ここでお伝えする特徴に自分が当てはまっていないか、ぜひ振り返ってみてください。
✓転職が半年以上決まらない人の特徴
- 他責思考である
- 高望みしすぎている
- 転職を甘く見ている
- 転職したい軸がブレている
- 転職の期限を定めていない
これではどこからも内定をもらえないのは当然ですよね。でも、(何度も言いますが)本人は全く自覚がない場合が多いです。
実は私も初めて転職活動したときはこれ全部当てはまっていました。このときの体験談については別の記事にまとめています。よろしければこちらもぜひ読んでみてください。
関連記事:転職でどこにも受からない人の意外な3つの理由【2ヶ月で挽回可能】
転職が半年以上決まらないと不利になる
注意が必要なのは、長期間転職活動しているのに転職できていない場合、転職では不利になること。
というのも、半年以上も転職活動している人は転職の窓口である転職エージェントから相手にされなくなってしまうからです。
以下のグラフは、転職エージェントが転職をサポートした人の転職が決まるまでの期間を表したもの。
転職エージェントがサポートしている転職者の97%は半年で転職活動を終了しています。
この結果から、転職活動期間が半年以上の人は転職をあきらめたか、あるいは転職エージェント側がサポートを打ち切ったという理由が考えられます。
いずれにせよ、転職エージェントは半年以上も転職活動が長引いている人へのサポートはほとんどしていません。
転職エージェントに見放されるとどうなる?
転職活動では転職エージェントの利用は必須です。
転職エージェントを使わない転職は非効率だし、非公開の求人情報を知ることができなくなり、転職のチャンスが限定されてしまうなど、転職活動でかなり不利な立場になるからです。
具体的に言うと、以下のような手厚いサービスが受けられなくなります。
- 非公開の求人情報を紹介してもらえる
- 応募時に推薦状を書いてもらえる
- 面接対策のサポートが受けられる
- 企業から面接後のフィードバックを確認してくれる
- 面接後に企業に対して自分をさらに推薦してもらえる
- 自分から企業に聞きづらい福利厚生面などを質問してくれる
- 入社時の年収交渉をしてくれる 等
なぜ転職エージェントは半年以上転職できない人を見放すのか
転職活動が長期化した場合、明らかに転職エージェントの中であなたへの優先順位が落ちます。
というのも、転職エージェントにとって「半年以上転職できない人=時間だけとられてお金にならない人」だからです。
【転職エージェントのビジネスモデル】
引用元:Blue Blog
上の図のとおり、私たちが無料で転職エージェントを利用できるのは、採用活動を行う企業が転職エージェントに対してお金(採用成果報酬)を支払っているからです。
転職エージェント経由で入社が決まったときに転職者の年収の3割程の金額が成功報酬として支払われます。
このため、転職エージェントが儲かるためには必然的に転職が決まりそうな人の転職サポートが優先されるというわけです。
つまり、転職エージェントからすると半年も転職が決まらない人は「今すぐに転職を希望しているわけではない」「転職市場で価値が低い」とみなされ、それ以上の支援を受けづらくなってしまいます。
転職が決まらないのが半年以上でも挽回する方法
では、転職活動が長期化してしまったら挽回のチャンスはないのかというと、そんなことはありません。
挽回するのは意外にも簡単で、新しい転職エージェントに登録すればOKです。(転職エージェントは国内に1万社以上もあるので大丈夫。)
もちろん新しい転職エージェントに登録する前に、先程お伝えした「転職が半年以上決まらない人の共通点」を意識的に変えていく必要があるので注意してください。
✓転職が半年以上決まらない人の特徴
- 他責思考である
- 高望みしすぎている
- 転職を甘く見ている
- 転職したい軸がブレている
- 転職の期限を定めていない
この準備ができたら、まだ利用したことのない転職エージェントに登録して転職活動を1からスタートしてみましょう。
転職成功のためには自分の属性にあった転職エージェントを利用することも大切な要素です。
これまで3度の転職で利用して本当に役立った転職エージェントを紹介するので、まだ利用したことのないエージェントがあれば、まずは相談してみてください。
リクルートエージェント
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントは、扱う求人数と転職決定数が圧倒的ナンバー1なので登録しておいて間違いないです。
リクルートエージェントはあらゆる求人を幅広く掲載しているのが特徴。他にはない非公開求人を多数抱えているので、希望の求人が見つかります。
また、業界ナンバー1だけに、優秀なキャリアアドバイザーが多いことには定評があるので、面談して見るだけでも様々なアドバイスを得られます。
ビズリーチ
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
ビズリーチは転職エージェントではなく有名企業の非公開求人や高年収の求人を紹介してもらえる転職サイト。
一般的な転職サイトは自分から求人情報を探して気になって求人に応募しますが、ビズリーチの場合は企業やヘッドハンターからのヘッドハンティングを受ける仕組みです。
他の転職サイトやエージェントに比べてハイレイヤーの求人情報を多数取り扱っているので、年収UPの転職にチャレンジしたいなら登録必須。
ビズリーチ経由でのみ応募できる非公開求人も多いので、年収が一定以上なら登録しておきましょう。
希望条件をある程度絞って転職活動したい人や受け身で転職活動している人、特定の業界や職種の知識豊富なヘッドハンターからの紹介を受けたい人はビズリーチとの相性がいいはずです。
dodaエージェント
【公式サイト】https://doda.jp/
dodaエージェントは、業界でも豊富な転職者情報のデータベースを持っているのが特徴。ここに登録しておけばこのデータベースを利用する他社エージェントからアプローチしてもらえます。
自分が登録した職歴や希望条件から他社エージェントに自分を見つけてもらうことで、自分に適した求人にたどり着きやすくなります。
実際、私もdoda経由でオファーをくれたエージェントの紹介で内定をもらっています。(同時にdodaエージェントの紹介でも2社内定をもらっていて、今はそのうちの1社で働いています。)
また、dodaエージェントは応募書類の添削や面接対策のバックアップのサポートスキルが高いので、これだけでも利用価値はあります。
マイナビエージェント
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/
マイナビエージェントは、リクルートエージェントほどではないものの非公開求人含めて約4万件もの求人数を扱っています。
大手企業のほか、中小企業の案件も豊富な点が特徴の一つで、業界別で見るとIT・通信系の求人が数多くあります。また、とくに20代、30代前半の若手向けの転職支援に強みを持っており、優秀な若手を求めるIT企業の多くがマイナビエージェントに対して積極的に求人を出しています。
コンサルタントも若手向けのサポートに慣れているので、20代、30代前半であれば質の高いサポートを受けることができるので、登録して損はありません。
なお、20代を対象としたマイナビジョブ20’sもあるので、一度面談してみて利用しやすい方に絞って利用するのもおすすめです。