こんな悩みに答えます。
- dodaで書類選考が通らないならどこでも同じ
- dodaで書類選考が通らない原因
- 書類選考が惨敗ならすぐやるべきこと
書類選考が通らないと自分の全てを否定されたような気持ちになった辛いですよね。
この記事を書く私はこれまでに3回の転職経験がありますが、過去に書類が全然通らずに自信を失いかけた経験があります。
ですが、自分のこれまでの応募のダメな部分に気づき、改善してからは書類通過率がグッと上がりました。
そこでこの記事では、書類選考がうまくいかない原因と応募書類の通過率を上げるための方法を解説します。
Contents
dodaで書類選考が通らないなら他のエージェントを使っても同じ
まず最初に知っておいてほしいことは、dodaエージェント経由で書類が通らなければ、そのまま応募し続けても無意味ということです。
これは他の転職エージェント経由でも同じ。
「なぜ書類が通らないのか」を特定し、その問題点を改善しないことには、自分が納得いく転職を実現するのは不可能です。
そこで、次の章ではdodaで書類選考が通らない人に共通する原因をお伝えします。
dodaで書類選考が通らない原因
doda経由で書類選考が通らない主な原因は以下の通りです。
- 応募先が少ない
- 応募先が適切ではない
- 転職回数が多い
- 勤続年数が少ない
- 応募書類の内容に問題がある
詳しく説明します。
①応募先が少ない
書類選考の通過率は平均すると2~3割と言われています。つまり、10社応募して2~3社書類が通過できれば上出来。
応募社数は希望条件や転職先によって増やすことも必要です。
たとえば未経験の職種に転職したい場合、経験者であるライバルに比べるとどうしても不利になってしまうからです。
よって、この場合は少しでも気になった求人には迷わず応募するなど、できるだけ多くの会社に応募して母数を増やしましょう。
②応募先が適切ではない
身の丈に合わない求人ばかりに応募するのも書類選考の通過率を下げる要因です。
高い目標を持って転職活動をすることは大切ですが、転職活動では自分の現在の立ち位置を客観的に判断することが大事です。
③転職回数が多い
応募書類の内容がどんなによくても、転職回数が多いだけで企業から敬遠されることも多いです。
すぐ辞めてしまうと思われるからです。
まだ20代なのに転職回数が4社以上ある場合には、それだけで書類選考の通過率はかなり落ちると見ていいでしょう。
④勤続年数が少ない
「③転職回数が多い」とも近いですが、こちらも企業を不安にさせる要素です。
採用は多額のコストがかかるものであり、採用したらできるだけ長く働いてほしいと考えるのが企業側の心理。
勤続年数が少ない人は採用にかけたコストを回収できないリスクがあると思われるので、転職活動の中で書類選考のハードルが一番高くなります。
⑤応募書類の内容に問題がある
書類選考をパスできない人の大半に共通するのが、そもそも応募書類に問題があるケース。
応募書類で大切なことは、企業が知りたいことを書けているかということ。
つまり、応募書類は企業目線を意識して書く必要があります。自分の書きたいこと、伝えたいことが先走ってはダメなのです。
具体的には以下の項目がチェックされます。
- 応募書類の基本的なルールを守っているか
- 転職理由がネガティブではないか
- 定量的に書かれているか
- 情報量が適切であるか
書類選考が通らない原因についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にどうぞ。
関連記事 : 転職活動で書類選考すら通らない…共通する原因とは【知らないと怖い】
dodaで書類選考が通らないならすぐやるべき手順
書類選考が通らない場合、闇雲に動いても書類の通過率は改善しません。
そこで、この章ではどんな手順で対応していけばよいか、具体的に解説します。
- 応募書類の修正・改善
- 修正後の応募書類の添削
- 修正後の応募書類をアップロード
- 応募数を増やす
- 別の転職エージェントも利用する
①応募書類の修正・改善
まずは自分の応募書類を見直して修正することから始めましょう。
前章「⑤応募書類に問題がある(リンク)」を参考にご自身の応募書類を見直してみてください。
また、転職回数が多かったり勤続年数が短い場合は、その理由もきちんと説明できるようにしておくといいでしょう。
転職理由については以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事 : 転職理由で失敗しない本音と建前の使い分け【失敗体験談あり】
②修正後の応募書類の添削
応募書類を修正したら転職エージェントに添削してもらいましょう。
dodaでの添削が済んでいる場合、他の転職エージェントに見てもらってください。
本来、応募書類は企業の様々なポジションの担当者が見るものなので、転職エージェント一社(一人)だけの添削では十分とは言えません。
複数の転職エージェントの視点を取り入れることで、応募書類の内容はよりブラッシュアップされます。
dodaの添削サービスも評判は高いですが、それ以外で添削先としておすすめは以下です。
③修正後の応募書類をアップロード
応募書類の見直し・添削が終わったら、最新の応募書類をdodaにアップロードするのをお忘れなく。
そして、dodaで気になる求人があれば応募を進めていきましょう。
また、応募書類が企業からどのように評価されているかを簡単にしる方法としてはビズリーチを使うのも有効です。
ビズリーチは採用に意欲的な企業から直接オファーをもらえて、書類選考なしで面接に進めるのが特徴のサービス。
企業がオファーを送るときに判断するのが、ビズリーチ上に登録されている職務経歴書などの書類なので、登録内容が魅力的であれば多くのオファーをもらえるので、それを目安に書類を改良していくのもおすすめです。
関連記事:ビズリーチの評判検証【気になるあれこれを徹底的に調べてみました】
④応募先を増やす
2021年の1年間でdodaエージェントを利用して転職した人の応募社数は平均で約20社(doda「平均応募社数」)。
この理由としては、転職活動で最初の関門となる書類選考の通過率は平均3割程度なので、10社応募したら3社しか通らないのが一般的だからです。
このため、一社ずつ応募していたら毎回書類選考で落とされる可能性もあり、転職活動が長期化しやすく非効率なので、転職活動では複数社同時進行するのが基本となります。
関連記事:転職活動は同時進行で何社受けると内定もらえる?【有利に進める方法】
⑤別の転職エージェントも利用する
さらに転職エージェント一社だけでは転職活動の進行が滞ってしまうケースも往々にしておあります。
転職エージェントを利用するデメリットの一つは担当者に左右される側面も否定できないことであり、担当者のうっかりミスで選考が遅れてチャンスを逃したという話もあるくらいです。
このため、リスク分散のためにも複数の転職エージェントを利用することは最近では転職活動の常識でもあります。
いくつかの転職エージェントを利用して選考を進めていると、困ったときに相談できる相手も増えるので、心に余裕も生まれます。
年代別に利用してよかった転職エージェントを以下に紹介します。
他社より手厚いサポートを受けられる第二新卒向けの転職エージェント:ネオキャリア
【公式サイト】http://agent-neo.com/
ネオキャリアは第二新卒に特化した転職エージェント。他社ほど規模は大きくないものの、第二新卒を未経験の業界・職種に転職させるスキルに長けていると評判が高いです。
私が第二新卒で転職した会社のサポートをしてくれたのもネオキャリアでした。社会人経験2年足らずの私が憧れの人気職種に転職できたのは、ネオキャリアの営業力の影響が大きかったと思っています。
当時の詳細は以下の記事で詳しく紹介しているので気になる方はご覧ください。
20代の転職なら利用して間違いなしの転職エージェント:マイナビエージェント
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/
マイナビエージェントは、リクルートエージェントほどではないものの非公開求人含めて約4万件もの求人数を扱っています。
大手企業のほか、中小企業の案件も豊富な点が特徴の一つで、業界別で見るとIT・通信系の求人が数多くあります。また、とくに20代、30代前半の若手向けの転職支援に強みを持っており、優秀な若手を求めるIT企業の多くがマイナビエージェントに対して積極的に求人を出しています。
コンサルタントも若手向けのサポートに慣れているので、20代、30代前半であれば質の高いサポートを受けることができるので、登録して損はありません。
なお、20代を対象としたマイナビジョブ20’sもあるので、一度面談してみて利用しやすい方に絞って利用するのもおすすめです。
20代後半からは求人案件数と転職サポート実績国内最大規模:リクルートエージェント
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントは、扱う求人数と転職決定数が圧倒的ナンバー1なので登録しておいて間違いないです。
リクルートエージェントはあらゆる求人を幅広く掲載しているのが特徴。他にはない非公開求人を多数抱えているので、希望の求人が見つかります。
また、業界ナンバー1だけに、優秀なキャリアアドバイザーが多いことには定評があるので、面談して見るだけでも様々なアドバイスを得られます。
高年収・ハイキャリア転職の成功率No. 1の転職サービス:ビズリーチ
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
ビズリーチは転職エージェントではなく有名企業の非公開求人や高年収の求人を紹介してもらえる転職サイト。
一般的な転職サイトは自分から求人情報を探して気になって求人に応募しますが、ビズリーチの場合は企業やヘッドハンターからのヘッドハンティングを受ける仕組みです。
他の転職サイトやエージェントに比べてハイレイヤーの求人情報を多数取り扱っているので、年収UPの転職にチャレンジしたいなら登録必須。
ビズリーチ経由でのみ応募できる非公開求人も多いので、年収が一定以上なら登録しておきましょう。
希望条件をある程度絞って転職活動したい人や受け身で転職活動している人、特定の業界や職種の知識豊富なヘッドハンターからの紹介を受けたい人はビズリーチとの相性がいいはずです。