こんな疑問に答えます。
- 転職活動は同時進行で何社受けると内定もらえる?
- 私が何社も同時進行した理由とその結果
- 複数社同時進行するときに必要なこと
転職活動では複数社の選考を同時に進めることが基本ですが、転職活動が初めての場合は具体的に何社応募するべきか迷いますよね。
一方で、複数社同時進行するのは体力的にも精神的にもハードなので、計画性もなく闇雲に応募しまくるのは考えもの。
この記事を書く私はこれまでに2度の転職経験があり、何社も同時進行したことで納得いく結果を得ることができました。
そこで、この記事ではできるだけ短期間で希望の会社から内定をもらうためには何社応募すべきなのか、一社一社雑にならず複数社の選考を丁寧に選考を進めるにはどんな工夫が必要なのかについてお話します。
Contents
転職活動は同時進行で何社受けると内定もらえる?
dodaエージェントサービスによると、2018年に同社のサービスを利用して内定が出た人は、転職活動開始〜内定までに平均19社応募しています。
内訳を見ると1〜10社が半数、11社以上が半数ということで、平均社数をみると20社以上受けている人も比較的多いということが推測できます。
転職活動で複数社を同時進行するメリット
転職活動で最初の関門となる書類選考の通過率は平均3割程度なので、10社応募したら3社しか通らないのが普通。
なので、一社ずつ応募していたら毎回書類選考で落とされる可能性もあり、転職活動が長期化しやすく非効率です。
というわけで、転職活動では効率性の観点からも複数社同時進行するのが基本。
また、複数社の選考を同時に進めることで選考中の企業を比較しやすいというメリットもあります。
たとえばオフィスの立地、面接官の印象、会社の雰囲気など実際に自分の目で見て確かめた情報と年収や福利厚生など待遇面と比較して進めれます。
また、複数社を同時進行していると面接や年収交渉でも有利になりやすく、精神的にも余裕をもって転職活動できるという効果もあるので、一社ずつ進めるというのは得策ではないですね。
自分の希望や属性によって応募社数は変わる
では具体的には何社に応募するのがベストかというと、それはあなたの年齢や希望する企業・業界・職種、あなたの属性によって違ってきます。
dodaの調査によると年代別の応募者数は以下のとおり。
職種別では事務・アシスタント系や販売・サービス系が平均約25社と応募社数が多い傾向にあり、次いで営業職や企画職が20社程度、技術職となると約15社。
業種別にみてもITやインターネット、広告、商社、コンサル、人材サービス系などの人気業種では平均25社前後と応募社数は多くなります。
また、もしあなたが大手企業や人気業種・人気職種を目指すなら応募社数は多い方がいいです。
今はネットからワンクリックで何社でも気軽に簡単に応募できるので、大手や人気企業ほど応募が集まりやすく、数百人のライバル達と一つの椅子を争うことになることも珍しくないのだとか。
一方、中小企業や無名の企業であるほど、ネットに求人広告を出していても注目されず応募が集まりにくいのが実態。
第一希望がこれらの企業であればチャンスかもしれません。
私が何社も同時進行した理由とその結果
ここで私の直近の転職を例を出すと、応募先は複数社どころかかなり多かったです↓
短期間で転職したいなら少しでも気になった求人には応募すること。
プライドかなぐり捨てて40社応募したら2か月で転職活動終了😌
選択肢をたくさん残していたことで面接でも気持ちに余裕があったのが大きかった。
たくさん応募するのは恥ずかしいことじゃないのでまずは視野を広げてみて🍀
— Sara@脱OL目指す副業ブロガー (@SARA18olsb) June 11, 2020
40社。多いですよね。笑
若干の時期ズレはあるものの、転職活動の最初の時期にまとめて応募しました。
これだけの求人に応募した理由は私なりの理屈がありました。
✓転職活動で40社も応募した理由
- 大手企業への転職を希望していた
- 未経験職種への転職を目指していた
- 短期間で転職したかった
- 年収アップを狙っていた
つまり、40社も応募した理由は、行きたい企業はライバルが多い大手企業であり、アラサーで未経験職種&年収UPを狙う転職は難易度高めになると自覚していたからこそ。
また、最初に選択肢をたくさん作っておいたほうが不利な状況の中でも短期間で転職できると考えました。
さらに、選択肢が多数ある状態の方が年収交渉に有利だと転職エージェントからアドバイスを受けていたことも40社もの企業に応募した理由です。
年収交渉について詳しくはこちらからどうぞ↓
多数応募するときのコツ
複数の求人に応募する場合は複数の転職エージェントを利用するのがおすすめです。
実際、私も3社同時に利用していました。
転職エージェントを複数利用すべき理由は、一つの転職エージェントでは応募先の選択肢が限定されてしまうから。
複数社使うことで魅力的な企業や求人に出会える確率が上がるし、その他にも様々なメリットがあるので、詳しくはこちらからご覧ください↓
多数の選考を同時進行した結果…?
で、結果がどうだったかと言うと、40社に応募したところ書類選考は半数が通過。(経験職種にも応募したこともあり、幸い通過率は高い方でした。)
もちろん短期間で20社もの面接を受けるのは無理なので、志望度や興味の高い企業に絞って面接を受けました。
それでも同時に10社ほど選考を進めていたので、転職活動中はそれなりにハードでした。
ということで、一日の面接回数は2〜3社にとどめておくのがおすすめです。
このような失敗はあったものの、結果的には第一希望の会社から内定をもらうことができました。
もうこの会社限界!と思いすぐに転職エージェントに登録👩💻
1週目、面談して求人紹介してもらう▶︎2週目、書類選考開始▶︎3週目、面接開始▶︎5週目、初内定ゲット▶︎7週目、本命含め3社内定ゲット&転職活動終了▶︎退職交渉▶︎13週目、転職先に入社
行動力と戦略があれば3ヶ月で転職可能です👍
— Sara@脱OL目指す副業ブロガー (@SARA18olsb) May 31, 2020
複数社同時進行するときに必要なこと
ネットでこんな質問を見つけました。
複数社から同時に内定をもらって検討に時間がほしい場合、どう伝えるのが失礼にならないでしょうか?
採用決定後、企業にはどのくらいの期間待ってもらえるのでしょうか?
土壇場で採用を辞退した場合、法的な罪に問われるでしょうか?
雇用契約書を交わすのは、一般にどの段階がいいでしょうか?
採用通知書をもらった時点での拘束はどの程度でしょうか?絶対にその会社に入社しなければいけないでしょうか?
これらを全部自分一人で解決しようとしたらかなり大変だし、正直効率が悪すぎです。
でも、転職エージェント経由の転職活動であれば、上記の疑問は全て転職エージェントが企業との間に入って進めてくれるので心配する必要がありません。
転職エージェントを使っていれば、内定承諾までの間は基本的には面接以外で企業と直接やり取りすることはないです。
私自身、選考を辞退したときや内定辞退したときも、あまり気まずい思いをすることはなかったし、逆に選考中に企業には直接質問しづらい待遇面や福利厚生などを転職エージェント経由で確認してもらうことができて本当に助かりました。
というわけなので、転職活動では転職サイトからではなく転職エージェントを利用したほうが圧倒的に有利です。
以下の記事で本当に役に立った転職エージェントや各種サービスを案内しています。
まとめ
最後にこの記事のポイントをまとめます。
✓転職活動で複数社応募するときのポイント
- 自分の属性や希望する転職先により応募すべき社数は異なる
- 転職エージェントも複数使ったほうが有利
- 転職エージェントに頼るべきところは頼る
ということで今回は以上です。
他にも転職のあれこれを記事にまとめているので、よければ読んでみてくださいね。