現在アラサー、転職して約1年弱。
まだ子どもはいません。
私が転職を決意した理由の1つは、今の会社にいても仕事と子育ての両立ができないと悟ったから。
前の会社にも子育て中のママ達はたくさんいたし、会社側もそんなワーママたちの正社員としての雇用を大切にしている雰囲気もありましたよ。
でも、育児中の女性は仕事に復帰後、希望の部署から異動させられたり、給料が大幅に減額になるなど社内でのキャリアの道は絶たれている状況でした。
それでも愛社精神が異常に強い新卒入社から居残るワーママたちが多かったので、育児中の女性に優しい会社というイメージが保たれていた感じ。
なので、子どもができた時点で将来のキャリアはあきらめる or プライベートを犠牲にして今までと同じように働く覚悟がないとキャリアの維持や昇進はほぼ無理なのは確定でした。
かといって今まで努力して築いてきたキャリアを捨てて他のワーママたちのようにお茶くみやコピー、難易度の低い業務や雑務メインの仕事になるのは絶対嫌。
というわけで、アラサーとなり子育てを意識し始めた私には転職しか選択肢はありませんでした。
今回は、そんな私が転職して気づいた今後のキャリアや働き方について書きました。
子育てしながら正社員を続けるのは無理なのか?
私が転職したのは業界では首位の大手企業。
転職して1年弱働いてみた結果、今の会社なら子育てしながらでも正社員としてキャリアを積み上げられそうだと感じています。
というのも、会社の制度としてフレックスタイム制(何時に仕事を始めて何時に終わってもOK)、リモートワーク推進(業務によってはフル在宅勤務OK)という環境が整っているので、プライベートの時間を確保しやすくなったから。
もちろん会社の福利厚生も充実していて、子育て中の女性社員も多いです。
今は経営に近い部署の所属なので、繁忙期ともなるとかなり忙しくて体力的にもきついけど、他の部門への異動にもチャレンジできる制度もありキャリアの選択肢が多いので、育休明けのタイミングで子育てと両立しやすい部署に異動することも可能。
さらに、子どもがいても実績を積み上げて管理職になっている女性も多い。
転職して「子育て✕正社員」について気づいたこと
とはいえ、今の会社で子育てしながら働き続けたいかと問われたら、自信を持って”Yes”とは言えないかな、という気持ちもあります。
もちろん今はフレックスタイム制と在宅勤務制度が整っているし、子どもがいても働き続けたければ家事など家のことは家事代行サービスなどを利用すれば負担を軽減して仕事にあてる時間を増やすこともできます。
ですが、今の会社は日本の会社だけあって労働時間が長い。(残業が多め)
子育てしながら働くとなるとこれまでのような労働時間は維持できず、仕事中心の生活を送る社員の中では自分の生産性の低さに罪悪感を感じたり、出遅れている感覚を持たずにはいられないと思います。
ワーママが多い部署へ異動するという手段もありますが、人気の部署はそれだけ働きやすく人が辞めないため自分が復職するタイミングで空きがあるかわからないし、異動するには面接や試験をパスする必要があり働きやすい部署ほど異動の難易度高め。
こんなことを考えていると、せっかく転職はしたけど、今の会社で子育てしながらフルタイム(あるいは時短)で働くのは難しいかな〜と感じていました。
そんなときに、最近ワーママはるさんのVoicyを聴いて勇気づけられました。
出産や育児に伴う生産性の低下は一時的なものであって、長期視点で見たら子育てしながらタイムマネジメントしてきた女性の方が生産性が高いこともあるのでは、と。
詳しくは以下のVoicyをどうぞ。悩んでいるあなたのヒントになるはずです。
子育てと正社員の両立は結局自分次第
まだ私は妊娠しているわけではないし、この先子どもができたときにどんな選択をするかはまだ決まっていませんが、育児を想定して転職したことはよかったと思っています。
出産時の福利厚生が充実しているし、様々なキャリアを歩むワーママ達を身近でみれる環境で今後の働き方を柔軟に考えることができたことは大きいです。
もし今の会社で働きながら子育てするのが難しそうなら、私のようにまずは転職して確かめてみるのも一つの手。
あるいは、転職せずとも転職サイトに登録したり、転職エージェントに会ってみて、これまでのキャリアをいかしつつ仕事と育児が両立しやすい会社の情報を得るだけでも一歩前進だと思います。
一方で私個人としては、まずは産休・育休までとってみて、その後の働き方はその時の状況を見ながら柔軟に選択できるよう、地道に副業も育ててながら第二の収入の柱を整えていくのが今の私にできることかな、と思っています。
お互い悔いのない選択ができるよう頑張りましょう!
転職に興味があるという方は「【転職2回でわかった】おすすめの転職エージェント・サイト厳選6社」の記事を参考にしてみてください。