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転職活動でメンタルがやられる…そのまま続けても決まらない理由と立て直し方

 

「このまま転職活動を続けていても、内定をもらえるのかな…」

しばらくの間、転職活動を続けていても書類が通らない。面接に進んでも落ちる。しかも、平日は本業の仕事に追われ、休日も転職活動のことを考えると心が休まらない。

そんな日々が続けば、どれだけ前向きな人でも、心がすり減っていきます。

私も過去に3回転職したことがあるので、転職先が決まるまでの不安な気持ちを何度も経験してきました。

 

そこで、この記事では、転職活動が長引く中でメンタルがやられてしまう理由と、そこから立ち直るための実践的な方法を紹介します。

  • 転職活動がメンタルを消耗させる仕組み
  • メンタルが弱っているときにこそ転職がうまくいかない理由
  • 自分の状態を整えて転職活動を成功に導く具体的な方法

私-SARA-
私-SARA-
今まさに苦しんでいる方が少しでも心を軽くできるよう、私自身がこれまでに経験したことも交えながら、詳しくお伝えしていきます。

なぜ転職活動はメンタルをやられやすいのか?

転職活動を続けていると、「自分がダメなんじゃないか」と思ってしまう瞬間が何度も訪れます。どれだけ努力しても結果に結びつかないとき、自分の価値すら疑い始めてしまうのは当然のこと。

長引く転職活動があなたの心を心を大きくすり減らす理由を解説します。

理由①:自分を否定されていると感じる

転職活動では、応募した企業からの返信がないことも多く、返ってきても「不採用」という残念なお知らせであることも…

その繰り返しは「あなたは要りません」と言われているように感じられ、自尊心をじわじわと削っていくので、そんなことが何社も続けば自分のことを否定されているように感じてしまっても仕方がありません。

理由②:社会に必要とされていない感覚

現職に対してもモヤモヤがある。でも次も決まらない。そうなると、どこにも受け入れられていないような「孤立感」が強まり、自分の存在価値すら見失いそうになります。

まだ仕事を辞めたわけではないのに、今の職場にも未来の職場にも「居場所がない」という感覚に陥ると、心は非常に不安定になります。

 

実は、これは人として自然な反応。聞いたことがある人も多いと思いますが、心理学者マズローが提唱した「欲求5段階説(マズローの欲求階層説」によれば、人はまず「生理的・安全の欲求」を満たした後、第3段階である「所属と愛の欲求」を求めます。

この「所属の欲求」とは、誰かとつながっていたい、どこかに自分の居場所がほしいという気持ちのこと。

つまり、職場や仲間から孤立したと感じると、この根源的な欲求が脅かされ、心が不安定になるのはごく自然なことです。

私-SARA-
私-SARA-
転職活動でメンタルにダメージを受けたように感じるのは「弱いから」でも「甘えているから」でもなく、人間として当たり前の反応ということです

理由③:未来が見えないことへの恐怖

転職活動が長引くと、誰もが「このまま何カ月も決まらなかったら…」「歳を重ねたらますます厳しくなるのでは?」といった不安が脳内を支配し、焦りを感じます。

とくに、日本では「転職するなら若いほうが有利である」と考える人も多く、実際に採用する企業の方もより若い人を好む傾向があるため、転職活動が長引くことは、転職できる可能性を狭めてしまうと考える人も少なくありません。

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なぜメンタルが弱っているときに転職活動を続けても、うまくいかないのか?

このように転職活動がうまくいかず、心が弱っているとき、人は冷静な判断ができなくなり、自分自身の魅力を適切に伝えることが難しくなります。

転職活動は自分の「状態」が大きく結果に影響するため、無理して動き続けることでかえって逆効果になることも少なくありません。

その主な理由が以下のとおりです。

理由①:自信のなさが行動すべてににじむ

転職活動がうまくいかない状態が続き、メンタルが弱っているときは、判断力が鈍り、自己肯定感も下がります。そして、残念ながら、それは簡単に隠すことができません。

自分では隠しているつもりでも、自信のなさや判断力の低下はにじみ出るもの。このため、面接でもその「弱さ」が言葉や表情に出てしまいます。

面接官によっては様々な人を選考してきた経験から、そうした「弱さ」を簡単に見抜いてしまいます。

理由②:焦って応募しても逆効果

選考に落ちるたびに焦りが募り、「とにかく数を打てば…」と考えてしまう気持ちもわかります。

ですが、その結果、自分の経験やスキルには合わないような志望度の低い企業ばかりに応募して、さらに不採用が増える悪循環になる人も多いです。

理由③:本来の力が発揮できない

転職活動では、自分の内面が整っていないと、自分の本来の強みや魅力を伝えきれません。これが原因で、せっかく書類選考に通って面接に行けたとしても、そのチャンスをいかしきれない人は多いです。

冷静さと余裕を持てるようになることで、はじめて本当の自分が見せられるのです。

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転職でメンタルがやられて、心が折れそうなときに自分を立て直す3つの方法

経験上、負のループが続いているときは、これまでと同じ行動・思考を続けても、その連鎖を断ち切ることはできません。

転職活動のつまずきから立ち直るには、まず「整えること」が大前提です。

そこで、この章では、メンタルが限界に達する前にできる具体的な整え方を3つ紹介します。

私-SARA-
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私もメンタルがツラい時期にこれらの方法で難しい状況を乗り越えることができました。

1. まずは「休む」ことを選択する

うまくいかない時期に、がむしゃらに動き続けても、期待しているような結果は生まれません。むしろ、「今は動かない方がいい時期なんだ」と受け入れることで、心の余白が生まれます。

私自身も、転職活動に限らず何をしても空回りしている時期は、あえて休むことを選んできました。振り返ってみると、その方が結果的に物事がうまく動き出すことも多かったと実感しています。

2. 頭を空っぽにできる「整う習慣」を持つ

気持ちが沈んでいるとき、頭の中は「不安」「焦り」「自己否定」でいっぱいになります。そんなときこそ、意識的に頭を空っぽにできる時間を持つことが必要です。

おすすめの「整う習慣」
  • 散歩(とくに自然の中)
  • ヨガ、ストレッチ
  • 瞑想、マインドフルネス
  • サウナ
  • 運動(ジムなど)で汗を流す 等

一押しの「整う習慣」はジム!

上記の「整う習慣」の中でも個人的にとくにおすすめなのが、ジムで思いっきり汗をかくことです。

ジムでは様々な運動ができますが、たとえばランニングしたりウォーキングするなど、定期的な有酸素運動はセロトニンやエンドルフィンの分泌を促し、うつ症状の緩和やストレス軽減に効果があると、多くの研究で報告されています(厚生労働省「セルフメンタルヘルス」資料)。

さらに、ジムにはポジティブな人や活力のある人が多く、そんな空気の中に身を置くことで自然と前向きな気持ちになる効果もあると思っています。

 

私自身、仕事で悩んでツラかった時期にジムに通い始めたところ、運動後は心がスッと軽くなる感覚があり、その後は自分の悩みが些細なことに感じられるようになりました。

私-SARA-
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その後も今に至るまで、ジムには定期的に通い続けてメンタルを整えています。

 

また、ジムで運動している間は、スマートフォンやパソコンから完全に離れることができます。(有酸素運動中はスマホから音楽を流してワイヤレスイヤホンで聴いていることもありますが…)

この「デジタルデトックス」もメンタルの回復には非常に効果的です。

情報過多の現代では、知らず知らずのうちにSNSやニュースがメンタルに負荷をかけています。画面を見ない時間を確保することで、脳の疲労がやわらぎ、自然と不安や焦りが減っていくのを感じられるはずです。

ジムが難しい人には:自然に触れる時間を持つのがおすすめ

「運動習慣がない」「ジムは気が引ける」——そんな方には、自然の中で過ごすことを強くおすすめします。

自然環境での活動はストレス軽減・注意力の向上・幸福感の増加に寄与することが、様々な研究で報告されていることからも、メンタル回復への効果は期待できます。

 

また私自身の経験談になりますが、たまたま家族で温泉旅行に出かけたときに、自然の癒しの力を実感したことがあります。

その当時、転職活動の軸が定まらずに、今後のキャリアを見通せず精神的にもとてもツラかったのですが、大自然に囲まれた露天風呂でぼーっとしていたとき、不思議と涙がポロポロと流れてきました。

「ああ、私ずっと無理してたんだな」と思った瞬間でした。

私-SARA-
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不思議なことに、その後は物事を冷静にみることができるようになり、これだけが理由ではないと思いますが、転職活動も結果的にうまくいきました。

3. 転職サービスを変えて「新しい風」を入れる

「どれだけ応募してもダメ」「同じような求人ばかり紹介される」

そう感じるときこそ、今使っている転職サービスの外にも目を向けるタイミングです。

転職活動に行き詰まりを感じているなら、今のサービスから一歩抜け出して、別の視点を持つことが必要だからです。新しいサービスに登録することで、新しい求人や、異なる切り口での自分の評価に出会える可能性があります。

 

これから新しく追加する方が登録しておくべき、おすすめの転職サービスを紹介します。まだ利用したことがないなら、ぜひ一度試してみるべきです。

最初に紹介するビズリーチは、登録しておくだけで企業やヘッドハンターからスカウトが届く仕組みのサービスです。

自分から必死に応募する必要がなく、誰かが「あなたに興味があります」とアプローチしてくれることで、自己肯定感も少しずつ回復する効果も期待できます。

頑張りすぎた人こそ、まずは登録して“待つ”という選択をしてみてください。

 

JACリクルートメントは、ハイクラス・ミドル層向けの転職サービスで、担当コンサルタントが業界に詳しく、求人の質も高いことで知られています。

「しっかり寄り添ってくれる人と一緒に今後の自分のキャリアを考えたい」という方にはぴったりの転職エージェントです。

 

お馴染みのリクルートエージェントは、国内で圧倒的な求人数を誇っており、転職活動の再始動の一歩を踏み出すのに最適なサービスです。

「とにかく選択肢を広げたい」「情報をたくさん得たい」という方におすすめです。

メンタルが整えば、転職活動もうまく回り始める

「気持ちを整える」と言われても、それがどれだけ転職に影響するのか、ピンとこない方もいるかもしれません。

でも、実際のところ、自分の状態が不安定なときほど、せっかくの良縁を自ら手放してしまうリスクが高まるのです。

 

たとえば、面接での対応がどこか曖昧だったり、自信のなさから企業に響くエピソードをうまく話せなかったりする。それだけで、本来受かっていたかもしれない企業を逃してしまうこともあります。

また、自分の感情が乱れていると、判断も鈍りがちです。「ここでいいや」と妥協した選択をしてしまい、後から後悔することにもなりかねません。

 

だからこそ、焦る前に一度「自分の状態を整える」ことが、結果的に最短ルートになるのです。

転職活動でメンタルがやられた時の立て直し方:まとめ

転職活動がうまくいかないと、「もうダメかもしれない」と感じてしまう瞬間があります。でも、それはあなたに価値がないという意味ではありません。

むしろ、それだけ真剣に取り組んでいる証拠。だからこそ、一度立ち止まって、自分の気持ちや頭の中を整える時間を持ってみてください。

実際にやってみればわかります。

心と身体を整え、環境を見直すことで、また新しい風が吹いてくるはずです。

あなたの転職活動が、よりよい未来につながるよう願っています。

 

ビズリーチ

【公式サイト】https://www.bizreach.jp/

 

ビズリーチは転職エージェントではなく有名企業の非公開求人や高年収の求人を紹介してもらえる転職サイト。

一般的な転職サイトは自分から求人情報を探して気になって求人に応募しますが、ビズリーチの場合は企業やヘッドハンターからのヘッドハンティングを受ける仕組みです。

他の転職サイトやエージェントに比べてハイレイヤーの求人情報を多数取り扱っているので、年収UPの転職にチャレンジしたいなら登録必須。

ビズリーチ経由でのみ応募できる非公開求人も多いので、年収が一定以上なら登録しておきましょう。

希望条件をある程度絞って転職活動したい人や受け身で転職活動している人、特定の業界や職種の知識豊富なヘッドハンターからの紹介を受けたい人はビズリーチとの相性がいいはずです。

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JACリクルートメント

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JACリクルートメントは、30代・40代のハイキャリア層に強く、業界別の専任コンサルタントがしっかりサポートしてくれる転職エージェントです。

年収600万円以上の求人を豊富に保有しており、とくに外資系企業や日系グローバル企業の案件に強みがあります。

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リクルートエージェント

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