こんな疑問に答えます。
- リクルートエージェントとの面談が必須の理由
- どうしても面談したくない場合の対処法
- 面談前に知っておきたい注意点
この記事を書く私はこれまでに2度転職してきましたが、その過程で面談せずに十分なサービスを受けられた転職エージェントはありませんでした。
面談しなくとも登録を維持しておくことは可能ですが、面談なしにはまともなサービスを受けられないのが現実です。
転職することや働くこと自体がコミュニケーションであり、コミュニケーションなしには先へ進めないからです。
とはいえ、忙しくて面談の時間をつくる暇もないという気持ちもわかります。転職エージェントとの面談に苦手意識を持つ人も多いです。
そこで、この記事ではリクルートエージェントに登録したら面談するべき理由と、時間がない場合の対処法などについてお伝えします。
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Contents
リクルートエージェントとの面談が必須の理由
リクルートエージェントに限らず、転職エージェントの無料サポートを受けたいのであれば担当のコンサルタントとの面談は受けるべきです。
厳密に言うと、面談しなくても企業に応募して面接を受けて…という一連の流れは進められますが、その過程で転職エージェントからアドバイスをもらったり、必要なサービスを受けることができません。
具体的に説明します。
非公開求人を紹介してもらえない
リクルートエージェントの最大の魅力といえば圧倒的な求人数の多さです。
ネット上に公開されている求人数は12万件にものぼり、さらに転職エージェント経由でしか紹介してもらえない非公開求人は約18万件(2021年4月時点)。
ですが、残念ながらリクルートエージェントと面談しない場合は非公開求人は紹介してもらえず、貴重なチャンスを逃してしまうことになります。
エージェント側はあなたとの面談を通じてサポート方針を決めたり、紹介すべき求人を絞っていきます。
また、あなたとの面談結果をもって企業側ともコミュニケーションしていくので、面談実績がない場合にはサポートに必要な情報を得られず、非公開求人を紹介することができません。
書類添削や面接対策のサポートを受けられない
リクルートエージェントを利用するメリットの一つが、応募書類の添削や面接対策のサポートを受けられることなのですが、面談しないということはこれらの権利も放棄してしまうということです。
ライバルたちは各転職エージェントからの添削を受けた応募書類で勝負してくるのに、あなたは自己流で打ち勝つ自信がありますか?
また、リクルートエージェントを利用していれば、面接を控えた企業のおさえておくべき知識や過去の質問傾向などの貴重な情報を教えてもらうこともできます。
でも、面談せずに直接応募して面接に挑む場合はあなたが持っている情報はネットから検索した情報のみとなるかもしれません。
年収など条件面の交渉をしてもらえない
私が転職エージェントを利用していてよかったと思う理由の一つは、一次面接終了後から、企業に対して年収交渉を始めてくれていたことです。
このおかげで2度目の転職では前職の年収から100万円も上がりました。
「100万円も!?」と驚かれる方もいると思いますが、これは決して珍しいことではないんですよね。
転職エージェントはサポート相手の転職後の年収によって企業から受け取る成果報酬の金額が変わるため、年収交渉のノウハウも持っていてうまく立ち回ってくれます。
でも、転職エージェントと面談しない場合は、担当のコンサルタントとしてはあなたの人となりや熱意などを知ることもできず、このためにあなたは年収交渉という重要なサービスを受けることができません。
どうしても面談したくない場合は…?
ここまでお伝えするとリクルートエージェントとの面談の重要性がわかってきますよね。
でも、最近は感染症のリスクもあるし、仕事が忙しくて面談に行くための時間がとれない人もいるでしょう。
この場合のベストな方法は電話面談を利用すること。
電話面談であればお昼休憩のときや仕事が終わった後の隙間時間などに対応することも可能ですよね。エージェント側もこちらの事情をよくわかってくれているので、遅い時間に対応してくれることもあります。
「電話面談だけでも十分なサポートが利用できるの?」という心配を持つ人もいるかもしれませんね。
個人的な意見としては電話面談だけでも手厚いサポートを受けることができるし、内定をもらえるだけの転職活動も可能です。
リクルートエージェントではないですが、私自身も実際に電話面談だけでもエージェントの担当者と十分なコミュニケーションをとることができ、前職より高年収で内定をもらうことができました。
以下の記事でも詳しく述べていますが、リクルートエージェントは電話面談でもサポート体制がしっかり整っているので安心です。
面談前に知っておきたい注意点
最後にリクルートエージェントとの面談前に知っておいてほしいことをまとめました。
企業との面接とは違い、転職エージェントとの面談となると気が緩んだ状態で参加する人もいるのですが、実は選考は転職エージェントとの面談時から始まっています。
エージェントとの最初の面談の重要性を知ったうえで臨んでくださいね。
① リクルートエージェントにはサポート期限がある
リクルートエージェントを利用できる期間は原則3ヶ月とされています。(面談実施日から3ヶ月です。)
このため、コンサルタントとの面談実施から3ヶ月が経過した場合、転職先が決まっていなくても転職支援は終了するので、面談を受けると決めたらそこから3ヶ月は転職活動に本腰を入れて取り組んでいく必要があります。
なお、他の転職エージェントのサポート期間も大体3ヶ月位が目安です。
リクルートエージェントのサポート期間について詳しくは以下の記事からご覧ください。
② 面談時の第一印象がその後の転職活動を左右する
リクルートエージェントはあなたの登録情報と面談時の印象から今後のサポート方針を決めていきます。
「面談時の印象」というのは具体的には以下のようなイメージです。
- この人は転職に本気で取り組んでいるようだ
- この人はすぐに内定が決まりそうだ
- この人は好印象なので全力でサポートしてあげたい
リクルートエージェントの担当コンサルタントも人間ですから、相手から受ける印象によってその後にどれくらい親身にサポートを受けられるか、他の候補者よりも優先してもらえるか、どんな非公開求人を紹介してもらえるかが変わってくるとも言えます。
このため、エージェントから好印象をに持ってもらうためにも、初回の面談前にはどのようなことを話すのかなどを準備をしておいたほうがいいです。
転職エージェントとの面談時前の心得については以下の記事に詳しくまとめています。知っておくだけでも得する情報だと思うので、読んでみてくださいね。
まとめ
リクルートエージェントに限らず、転職エージェントとの面談は緊張するし、面倒だし、できれば避けたいと思うのも無理はありません。
でも、面談しないことには転職活動では駒を先へ進めることができないので、電話面談でもいいのでまずは面談してみましょう。
ただし、面談前には知っておくべき注意点があるので、この記事で紹介した内容をもとに準備してから面談に臨んでくださいね。
なお、転職活動は複数の転職エージェントを利用することで内定の獲得率を高めることができます。リクルートエージェント以外のエージェントも併用して転職実現を目指しましょう。
リクルートエージェント以外でおすすめの転職エージェントはこちら。
dodaエージェント
【公式サイト】https://doda.jp/
dodaエージェントは、業界でも豊富な転職者情報のデータベースを持っているのが特徴。ここに登録しておけばこのデータベースを利用する他社エージェントからアプローチしてもらえます。
自分が登録した職歴や希望条件から他社エージェントに自分を見つけてもらうことで、自分に適した求人にたどり着きやすくなります。
実際、私もdoda経由でオファーをくれたエージェントの紹介で内定をもらっています。(同時にdodaエージェントの紹介でも2社内定をもらっていて、今はそのうちの1社で働いています。)
また、dodaエージェントは応募書類の添削や面接対策のバックアップのサポートスキルが高いので、これだけでも利用価値はあります。
マイナビエージェント
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/
マイナビエージェントは、リクルートエージェントほどではないものの非公開求人含めて約4万件もの求人数を扱っています。
大手企業のほか、中小企業の案件も豊富な点が特徴の一つで、業界別で見るとIT・通信系の求人が数多くあります。また、とくに20代、30代前半の若手向けの転職支援に強みを持っており、優秀な若手を求めるIT企業の多くがマイナビエージェントに対して積極的に求人を出しています。
コンサルタントも若手向けのサポートに慣れているので、20代、30代前半であれば質の高いサポートを受けることができるので、登録して損はありません。
なお、20代を対象としたマイナビジョブ20’sもあるので、一度面談してみて利用しやすい方に絞って利用するのもおすすめです。
ビズリーチ
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
ビズリーチは転職エージェントではなく有名企業の非公開求人や高年収の求人を紹介してもらえる転職サイト。
一般的な転職サイトは自分から求人情報を探して気になって求人に応募しますが、ビズリーチの場合は企業やヘッドハンターからのヘッドハンティングを受ける仕組みです。
他の転職サイトやエージェントに比べてハイレイヤーの求人情報を多数取り扱っているので、年収UPの転職にチャレンジしたいなら登録必須。
ビズリーチ経由でのみ応募できる非公開求人も多いので、年収が一定以上なら登録しておきましょう。
希望条件をある程度絞って転職活動したい人や受け身で転職活動している人、特定の業界や職種の知識豊富なヘッドハンターからの紹介を受けたい人はビズリーチとの相性がいいはずです。
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