こんな疑問に答えます。
- 転職の決め手となるたった一つの条件とは
- 失敗しない人の転職の決め手とは【具体例3つ】
- 転職で後悔しないためにできること
この記事を書く私はこれまでに2度の転職経験があり、以下のような流れでキャリアを積み上げてきました。
新卒で営業の仕事に就いて向いてないと即気づく→入社から2年経たずして退職。
実績なんてなかったけど幸運にも憧れの仕事に転職。
当時の経験のおかげでアラサーになって再び未経験職種に転職してキャリア&給料アップ実現。
コロナ下でも後回しにせずとりあえず転職活動してみるのがおすすめ。
— Sara@脱OL目指す副業ブロガー (@SARA18olsb) May 12, 2020
転職するタイミングで悩んだことは何年かありますが、一度「よし、転職する!」と決めてからは数ヶ月の短期集中型で転職活動して次の会社へ転職してきました。
2度の転職で迷いがなかったのは自分の中で明確な軸があったからです。
でも、転職の決め手に悩む人はこれが具体的にイメージできていない人が多いようです。そこで、今回は転職で後悔しない人たちがどのように決断してきたのか、転職で失敗する確率を下げる方法をご紹介します。
Contents
転職の決め手となるたった一つの条件とは
結論から言うと、後悔しない人たちの転職の決め手となっているのは「そこに転職することでなりたい自分に近づけるか」という軸です。
彼らは数年先、あるいは数十年先までを見据えた目標が明確なので、そこから逆算して転職するタイミングや転職する企業を選んでいます。
もちろん今すぐに環境を変えることで状況を改善して「理想の自分」に近づけるのであれば、迷わず転職を選びます。
でも、転職の軸や目的がはっきりしていない人は、「本当に今転職すべきなのかな?」「まだ自分のやりたいことがよくわからないから、転職したら後悔するかも…」「今の会社に不満があるわけではないけど、なんとなく将来が不安。」というように、迷いのスパイラルから抜けられません。
そこで、この先のビジョンが曖昧な人・なりたい自分がわからない場合は、キャリア(なりたい自分)の最終的なゴールから逆算するか、5〜10年先のなりたい自分から逆算して今後のキャリアを計画するのがおすすめです。
具体的には以下の手順で思考の整理と行動を進めます。
- 自分が将来どうなりたいかを明確にする
- ①に近づくために今の自分に必要なこと・足りないことを具体的に整理する
- ②が得られる仕事・職場に転職する
「これだけじゃ具体的にイメージできないよ!」という方は、以下のvoicyを参考に「なりたい自分」を考えてみてください。(海外在住で外資系企業に勤めるマルコさんの音声で、私がキャリアの参考にしている方の一人です。)
このように「自分が将来どうなりたいか」を明確にすることができれば、今の会社に残るべきか転職すべきか、どのタイミングで転職するのがベストか、についても判断しやすくなります。
失敗しない人の転職の決め手とは【具体例3つ】
「将来なりたい自分」が具体的にイメージできている人がどのようにキャリアを選択しているのか、3人の転職の決め手について紹介します。
全く異なる考えを持つ人たちなので、参考になると思いますよ。
外資系企業でキャリアアップ中のマルコさん
前の章で紹介したマルコさんはこれまでに数回の転職を経験。その過程で着実にキャリアアップを実現しています。
自分の中でキャリアの最終的なゴールが明確で、そのためには40代前半までに○○のポジションにいかないといけない。
それには32歳で△△のポジションをやっていないと40代前半で○○にはなれない、と具体的にイメージして、逆算して転職だけでなく社内異動も含んだキャリア選択を判断してきたとのこと。
20代前半で結婚・出産を経験した友人
私の元同僚(友人)の話。
20代前半で授かり婚をしたことを機に会社を退職。その後も家計を助けるために働き続けたかった彼女は出産後しばらくして職探しを開始。
子育てと両立しながら無理なく働き続けたいと考えていたので、自宅から近い&子育て中の母親が何人も在籍していて子育てに理解があるという条件が決め手となり転職。
年収は希望には届かなかったものの、明確な軸があったからこそ迷いなく決断できたとのこと。
アラサーで未経験職種に転職した私の場合
私が転職することを決めたとき、以下のようにはっきりとした理由と目的がありました。
- 今の職場ではこれ以上学べること・学びたいことがない
- 近い将来独立するために経営を学べる仕事がしたい
- アラサーとなったのでそろそろ出産も真剣に考えたい
このため、最終的に転職するタイミングを決めたときは「できるだけ早く、今すぐにでも」と迷いがありませんでした。
また、転職活動した結果、2ヶ月で4社から内定をもらいましたが、「今後のなりたい自分」が明確だったので逆算してそれに一番近づける会社を選べばいいだけでした。
その結果、転職して半年以上たった今でも転職して本当によかったと思っています。
もし転職してなかったら
・年功序列の古い体質
・リモートワーク不可
・家族との時間が少ない
・成長できないまま老化
・出産したらキャリアUPムリ
・平社員は30歳前後で年収頭打ち
・今あるスキルが身につかなかった転職を迷ってるなら転職しないリスクを明確にすること。
私はこれで後悔なし🤓
— Sara@脱OL目指す副業ブロガー (@SARA18olsb) April 7, 2020
2度の転職を経験して、正直「人生が変わった」とさえ思っているのですが、そこまで断言できるような転職をするために意識したことをまとめています↓
転職で後悔しないためにできること
転職するときに「将来の目標に近づけるか」という条件をベースにすることができれば、転職のタイミングや転職先を決めるときに迷うことはほとんどないのですが、この条件だけで転職先を選ぶことはできません。
最終的にはこの軸があることで複数の選択肢から絞ることができますが、この軸をもとに今の自分の経験・実績・スキル、転職できる実現可能性と自分の希望を照らし合わせて応募先を選んでいく必要があります。
とはいえ、自分で多数の企業や求人情報から最適な情報を見つけるのは大変だし、自分が高望みしすぎていないか・将来の目標に近づくためにはもっと他の選択肢があるのではないか、など客観的な判断ができないことも多いのが転職の難しいところ。
このため、転職がうまくいく人ほど複数の転職エージェントを併用して転職活動を進めています。
複数の転職エージェントを利用することで自分の希望やキャリアに適した求人情報を効率よく集められ、色々な角度から偏りなく幅広い情報を得ることができるだけでなく、自分への客観的な評価や転職するために必要な改善点なども複数の人からの意見を得られるからです。
私の2度の転職を成功に導いてくれた転職エージェントは以下の記事で紹介しているので、まだ利用する転職エージェントを決めていない場合や、1社しか登録していない場合はご覧ください。
まとめ
転職で失敗しないためには、ある程度先の将来の目標をしっかりイメージしておくことが大切。その軸があれば大きくハズレた判断をすることなく目標に一歩近づけます。
もちろん自分が希望する企業に必ずしも行けるわけではないですが、明確な目標があれば軌道修正することはいくらでも可能。
また、進んでいる途中で気持ちが変わった場合は、また1から新しい目標を明確に設定して、そこから逆算して新たなキャリアを考えればOKです。
先は不確実なことばかりですが、「なりたい自分」さえ見つけることができればその後の行動に迷いが生じなくなるので、まずは自分が何を成し遂げたいのか、どうなりたいのかを知ることから始めてみてくださいね。
自分のやりたいことがわからない場合は、まずは「なりたい自分」を見つける必要があるので、その方法は以下の記事を参考にどうぞ。
転職したいけど迷いが拭えず行動できない場合はぜひ一読を↓