こんな悩みに答えます。
- 転職活動での失敗【転落の始まり】
- 転職でどこにも受からない人の意外な2つの理由
- 転職活動を2ヶ月で挽回した方法【体験談】
この記事を書く私はこれまでに2度の転職を経験していますが、初めての転職活動では半年ほどどこからも内定をもらえないどころか、書類選考すらほとんど通りませんでした。
「私なんてどこにも受け入れてもらえない存在なんだ。私はダメ人間なんだ。」と自暴自棄になっていた時期もありました。
それが、あるきっかけでなぜ転職活動がうまくいかなかったのかに気がつき、そこから気持ちを切り替えて転職活動したところ2ヶ月で憧れの職種で内定を獲得。
その後はキャリアアップや自分がもっとやりたいことの実現のために2度転職しましたが、このときの経験のおかげでいずれも短期間で複数社から前職を上回る年収で内定をもらい、年収も順調に上がってきました。
そこでこの記事では、初めての転職活動で私がどこにも受からなかった理由とそこから挽回して希望の会社へ転職できた方法をお伝えします。
Contents
転職活動でどこにも受からないときの状況
新卒で入った会社は証券会社で俗に言う「ブラック企業」。
そんな会社で営業として働きながら毎日疲弊して過ごしている中、同期は次々と辞めていくので「最低でも3年」と思っていた私も焦り始め、入社1年を過ぎた頃から転職活動をはじめました。
最初は右も左もわからず、とりあえずネットで検索してヒットした転職サイトに登録して、ネットの情報をもとに応募書類を作成。
営業以外で興味を持てる仕事、第二新卒OK、希望勤務地などの条件がそろった求人に手当り次第応募していきました。
その結果、書類選考の時点で落とされる企業がほとんど。
数少ない面接のチャンスでも一次面接から進めない状況で、気がついたときには転職活動を始めてから半年もすぎてしまっていました。
転職でどこにも受からない人の意外な3つの理由
さすがに半年以上も転職が決まらないと「私自身になにか問題があるか、あるいは転職活動の方法が間違っているのでは」と思い始め、これまでの転職活動を見直してみることにしました。
すると、あることがきっかけで自分の転職活動の大きな過ちに気がつきました。(この「きっかけ」については次の章でお伝えします。)
そこでわかった転職活動がうまくいかなかった理由がこちらです。
✓転職で受からない理由3つ
- 転職理由が他責思考になっていた
- 転職したい軸がブレていた
- 転職を甘く見ていた
普通に考えれば「そりゃ受からないでしょ」という当たり前のことで、もちろん私も頭ではわかっているつもりでしたが、いざ自分で動いてみると意外と気づかずに陥ってしまうものなのです。
詳しく説明します。
理由①:転職理由が他責思考になっていた
ブラック企業の営業で疲弊していた私は「とにかくツラい状況から逃げたい。もっとまともな生活がしたい」というのが転職したい本音でした。
ただし、もちろん転職活動ではそんなことは言えません。
なので、面接の場では「自己成長のため」とか「今の環境では3年後、5年後に成長している自分をイメージできない」ことを転職理由として説明していました。
でも、面接では企業はあの手この手で転職理由を聞いてきます。
最初はきれいな言葉で取りつくろっていても「今の会社を辞めようと思った理由は?」と繰り返し質問されるうちに、面接では正直であることも大切だと思っていた私はつい本音がポロッと出ていました。
「飲み会が強制されて帰れないので、毎日帰宅が深夜12時過ぎで体力的にキツい」
「仕事がツラすぎて鬱になっている人も多い」
「上司の先輩に対するパワハラがひどくて見るに堪えない」
企業の採用担当者と1時間も話しているうちに打ち解けた感覚になっていまい、ここまでダイレクトではないものの、本音を晒してしまうこともありました。
入社してからであればこんな話をしても全く問題ないのですが、面接の場で現在勤めている会社の悪口や愚痴はご法度。
「〜〜してくれない」「(嫌なのに)〜〜される」「〜〜な状況でツラい」という言い方は他責思考と思われる表現です。
上記の例ほどでないにしても、あなたも他責思考だと思われることを面接で伝えていませんか?
心当たりがあれば、これが転職活動でどこにも受からない理由かもしれません。
理由②:転職したい仕事の軸がブレていた
上述のとおり、当時の私は営業の仕事からとにかく逃れたかった。
どんなにノルマをクリアしても翌日にはリセットされ、また1から積み上げなくてはならず、精神的にかなり追い詰められていました。
このため、「営業以外で華やで楽しい仕事なら何でもいい」くらいの感じで転職活動を進めていたので、応募先に共通点があまりなく、説得力のない志望動機になっていました。
しかも、まだ1年しか社会人経験がないのに転職先の仕事で華やかさを求めた結果、これまでの経験とは全く無関係のメーカー広報や化粧品会社の商品企画の職種にばかり応募。
理由③:転職を甘くみていた
さらに悲劇だったのは、私が転職(世の中自体)を甘く見ていたこと。
当時は、「世の中に企業はごまんとあるわけだから、私のよさに気がついてくれる会社が一社くらいはあるはず」と甘い考えをもっていました。(今思うと恥ずかしい…)
よって、それほど危機感も持たず、なんとなく転職活動を始めてなんとなく応募をしていたのが転職活動がうまくいかない理由の一つでした。
ここさえ見誤っていなければ、前述した①、②の失敗もなかったかもしれません。
ですが、転職活動は全然甘くないです。
本気で希望の会社に転職したければ、たとえば転職活動期間中は転職活動を最優先にしたり、「3ヶ月以内に転職する」と期限を決めたり、徹底的に自己分析して自分の転職の軸を見極めるなどの「本気さ」が不可欠なのです。
転職でどこにも受からなかい状況から2ヶ月で挽回した方法
半年以上内定をもらえない状況を変えられたのは、ある転職エージェントに登録したことがきっかけでした。
それまでは転職エージェントに頼らず、ほとんど自力で転職活動を進めていました。
転職エージェントに相手にされない人の特徴は以下の記事で説明しています。
関連記事:転職エージェントに見捨てられるとヤバい理由【市場価値が低いから】
ところが、ある日ネットで気になる求人を見つけました。
応募するには、とある転職エージェントを経由する必要があったので、応募するためにその転職エージェントに登録したことが私の転職活動の天気となりました。
2ヶ月で挽回して希望の転職を叶えた道のり
このときたまたま登録したのは第二新卒の転職に特化している転職エージェントでした。
このため、第二新卒で経験もスキルもない私でもしっかりと転職のサポートをうけることができたのです。
その転職エージェントが第二新卒エージェントneo by ネオキャリアです。
当時担当してくれた男性コンサルタントがかなり親身になってくれ、私がこれまでの転職活動でうまくいかなかった3つの理由(①他責思考、②転職の軸のブレ、③転職活動を甘くみていた)を洗い出してくれました。
これによって自分のダメだったところに自覚を持って改善しながら転職活動を進められるように。
さらに、担当のコンサルタントが私に適した求人を見つけ出してくれたこともあり、書類選考の通過率が格段に上がり、面接でも一次面接を通過できるようになりました。
なお、冒頭でもお伝えしたとおり、私は営業の仕事は絶対に嫌で「企画系の内勤の仕事がしたい」という希望がありました。第二新卒で実績もなく高学歴でもない私にはかなり高望み…
それでも彼は私の目標を否定することなく、私のこれまでの経験を活かしつつ、今後のキャリアでその目標に近づけるような仕事を提案してくれ、書類選考や面接時にも企業に対してかなり熱心にアピローチしてくれました。
この結果、第二新卒・未経験にもかかわらず、本気で転職活動を始めて2ヶ月後には憧れの仕事で内定をもらうことができました。
自分に適したエージェントを使うのが転職成功への近道
このように最終的に希望の転職を叶えられたのは、自分の属性にマッチした転職エージェントを利用したからです。
つまり、私の場合でいうと第二新卒に特化した転職エージェントを利用すること。
ですが、専門外の転職エージェントになんとなく登録して、そのまま転職活動を続け、「エージェントが相手にしてくれない」「転職活動がうまくいかない」と悩んでいる人が本当に多い。
希望の転職を実現するには、いかに自分にあった転職エージェントを見つけるかも重要です。
年齢や希望職種で適した転職エージェントは変わってくるので、ぜひ自分に適した転職エージェントを見つけてください。
※第二新卒・20代向けの転職に強い転職エージェントはこちら↓
転職エージェント名 | 特徴・強み |
ネオキャリア | 私が第二新卒のときに希望の転職の実現をサポートしてくれたエージェント。規模は大きくないですが、第二新卒の特性を熟知した的確なアドバイスとコンサルタントの熱心さは秀逸。第二新卒なら利用してみる価値ありです。 |
マイナビジョブ20’s | 転職業界大手のマイナビが第二新卒・20代向けに展開する転職支援サービス。大手だけに求人数が多く信頼感もあります。第二新卒・20代向けのサポート体制が充実しているので、きめ細やかなサービスを受けたい人には向いています。 |
dodaエージェント | 業界でも豊富なデータベースを所有しているのが特徴。登録しておけば、このデータベースを利用する他の第二新卒に強い多数の転職エージェントからスカウトしてもらうことができ、自分に適した求人にたどり着きやすくなります。 |
転職でどこにも受からない理由:まとめ
この記事でお伝えしたかったことをまとめます。
✓転職活動で注意すべきこと
- 他責思考にならない
- 自分の転職の軸を見極める、高望みしすぎない
- 転職を甘く見ない
そしてもう一つ重要なこと。それは、初めての転職活動は転職エージェントと二人三脚で進めた方が断然有利です。
自分一人では転職が長期化する傾向があるし、長期化すればするほど盲目になってしまい、自分の過ちに気がつくことができません。
ですが、転職エージェントと一緒なら不安なときに相談できるし、わからないこともすぐに解決できるだけでなく、転職に関わるあらゆるサポートを受けることができます。
ここでの注意点は自分に適した転職エージェントを利用すること。
もし転職エージェントを利用していないのであれば、早速転職エージェントに登録してみてください。あるいは、今の転職エージェントが合っていないと感じるなら、自分に適したエージェントに切り替えましょう。
リクルートエージェント
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントは、扱う求人数と転職決定数が圧倒的ナンバー1なので登録しておいて間違いないです。
リクルートエージェントはあらゆる求人を幅広く掲載しているのが特徴。他にはない非公開求人を多数抱えているので、希望の求人が見つかります。
また、業界ナンバー1だけに、優秀なキャリアアドバイザーが多いことには定評があるので、面談して見るだけでも様々なアドバイスを得られます。
ビズリーチ
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
ビズリーチは転職エージェントではなく有名企業の非公開求人や高年収の求人を紹介してもらえる転職サイト。
一般的な転職サイトは自分から求人情報を探して気になって求人に応募しますが、ビズリーチの場合は企業やヘッドハンターからのヘッドハンティングを受ける仕組みです。
他の転職サイトやエージェントに比べてハイレイヤーの求人情報を多数取り扱っているので、年収UPの転職にチャレンジしたいなら登録必須。
ビズリーチ経由でのみ応募できる非公開求人も多いので、年収が一定以上なら登録しておきましょう。
希望条件をある程度絞って転職活動したい人や受け身で転職活動している人、特定の業界や職種の知識豊富なヘッドハンターからの紹介を受けたい人はビズリーチとの相性がいいはずです。
dodaエージェント
【公式サイト】https://doda.jp/
dodaエージェントは、業界でも豊富な転職者情報のデータベースを持っているのが特徴。ここに登録しておけばこのデータベースを利用する他社エージェントからアプローチしてもらえます。
自分が登録した職歴や希望条件から他社エージェントに自分を見つけてもらうことで、自分に適した求人にたどり着きやすくなります。
実際、私もdoda経由でオファーをくれたエージェントの紹介で内定をもらっています。(同時にdodaエージェントの紹介でも2社内定をもらっていて、今はそのうちの1社で働いています。)
また、dodaエージェントは応募書類の添削や面接対策のバックアップのサポートスキルが高いので、これだけでも利用価値はあります。
マイナビエージェント
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/
マイナビエージェントは、リクルートエージェントほどではないものの非公開求人含めて約4万件もの求人数を扱っています。
大手企業のほか、中小企業の案件も豊富な点が特徴の一つで、業界別で見るとIT・通信系の求人が数多くあります。また、とくに20代、30代前半の若手向けの転職支援に強みを持っており、優秀な若手を求めるIT企業の多くがマイナビエージェントに対して積極的に求人を出しています。
コンサルタントも若手向けのサポートに慣れているので、20代、30代前半であれば質の高いサポートを受けることができるので、登録して損はありません。
なお、20代を対象としたマイナビジョブ20’sもあるので、一度面談してみて利用しやすい方に絞って利用するのもおすすめです。