こんな悩みに答えます。
- よくある「転職で後悔したこと」
- 転職して後悔しかない人が気づいてないこと
- 転職後にすぐ転職するのはあり?
この記事を書く私はこれまでに2回の転職経験がありますが、後悔したことは一度もありません。
一度目の転職では憧れの未経験の職種に転職して自分の成長を実感できたし、次のキャリアにつなげることができたので、納得感がありました。(二度目の転職をもう少し早い時期にすればよかったな、という思いもありますが。)
二度目の転職(今の会社)では、さらにステップアップして難しい仕事にチャレンジすることができているし、働きやすい環境を手に入れることができたので、充実した毎日を過ごせています。
でも、周りには転職して後悔しかなくすぐに転職を繰り返す人や、嫌々そこで働き続けている人も多いです。
でも、これは会社のせいではなく本人の責任。もっというと、本人の転職活動の仕方や心構えに問題があったことが原因。
というわけで、この記事では転職で後悔する人が何に不満を感じているのか、なぜ転職に後悔してしまうのか、そして転職後すぐに転職することは可能なのかについて解説します。
Contents
よくある「転職で後悔したこと」
実は、転職で後悔する人の理由はだいたい同じで、ここでお話する内容のいずれかに当てはまる場合が大半。
あなたもこれらに近い後悔ではないでしょうか?
勢いで転職した
残念ながら前職が嫌すぎて勢いで転職してしまう人は多いんですよね。
この場合、転職の目的が「前職を辞めること」になってしまっているので、どんな会社でも今の環境よりよく見えてしまう状態。
このため、いざ働いてみたら担当する業務が思っていた内容と違った、会社の経営状況が悪かった、会社の雰囲気が全然あわないなどという状況に直面し後悔することに。
年収が下がった
転職したいばかりに安易に年収を下げるのは危険。一人暮らしや自分が世帯主である場合はとくに注意が必要です。
年収を下げて転職してみたら生活が思った以上に困難になり、再び転職を繰り返す人も少なくないので。
でも、短期間で転職を繰り返すことは転職市場でもマイナス評価になりやすく、一度下げた年収を転職で上げることはかなりハードルが高いことは覚えておいてください。
待遇面が悪化した
転職するときになんとなくわかってはいたけど、ボーナス、社会保険、福利厚生、有休、転勤、部署異動などの面が期待から外れており、待遇面で不満を感じる人も多いです。
これらは事前にきちんと調べたり確認すればわかることなのですが、最初に紹介した「勢いで転職した」場合などは、これが該当するケースも多数。
次の会社で長く働きたいと思っている人ほど待遇面は転職の重要な要素なので、待遇面が自分の思っていた条件から離れている場合には転職後に後悔を感じやすいです。
人間関係が悪い
転職後に周りになかなか馴染めない場合や、転職先の人間関係が悪い場合には転職後に後悔を感じやすくなります。
これは運次第でもあり転職してみなければわからないこと。
とはいえ、人間関係は時間の経過とともに変わることもあり、自分の捉え方や考え方次第で前向きになれることもあるので、人間関係以外に大きな不満がなければしばらく様子をみてみるのがいいと思ってます。
私自身の話をすると、今の会社に転職直後は周りが優秀すぎて「みんなにどう思われているんだろう」と不安でいっぱいでしたが、自分の考え方を変えたことで今では周りに臆することなく主体的に仕事ができるようになりました。
このとき私の考え方を変えてくれたのがこちら↓の本。仕事以外の人間関係にも役立つ内容なので、よければ参考にしてみてください。
残業が増えた
転職するときの募集要項や面接では「残業や休日出勤はほとんどない」と聞いていたのに、フタを開けてみたら残業も休日出勤も多かった、という状況に直面する人も少なくないです。
始めから長時間労働を覚悟して転職している場合はいいのですが、「残業が増えた」ことで後悔している人の多くは、転職前は残業時間が増えることを想定していなかったケースがほとんど。
転職して後悔しかない人が気づいてないこと
前章で紹介した「よくある転職で後悔したこと」は転職してみないとわからないことで、自分の力ではどうしようもないことのようにも見えますが、実のところこれらの後悔は全て自分が招いたことなんですよね。
というのも、今ある結果は自分の過去の行動がもたらしたことだから。
転職先に完璧を求めすぎる
まずは知っておいてほしいのですが、残念ながら問題のない職場はありません。
どんな会社でも何かしらの問題や課題を抱えているし、不特定多数の人々が一つの組織の中で働いているからには衝突や齟齬が起きるのは自然なこと。
でも、前職を勢いで辞めた人ほど多い傾向なのですが、転職すれば前職で感じた問題が全て解決すると勘違いしている人が多いこと…
転職後のギャップが大きい
「転職先に完璧を求めすぎる」場合とも似ているのですが、転職後に後悔する場合、転職前と後でのギャップが乖離していることが原因。
思っていた仕事内容と違った、待遇が思っていたより悪かった、職場の人間関係が想像以上に悪かった、予想以上に残業が多かった…など。
でも、情報社会の今、大抵のことは調べればわかります。たとえ特定の会社の中のことであっても。
自分の目指したい将来のプランが曖昧
自分が目指したい将来像が曖昧な場合も転職後に後悔しやすい人の特徴の一つ。
今後なりたい自分や目指したいゴールが見えないままに転職してしまうと、嫌なことがあればすぐにくじけてしまいます。
でも、明確な目標がある人は多少嫌なことに直面しても、転職後にギャップを感じても、人間関係が良好ではなくても、その職場で目指していることに近づけていると思える状況であればその環境で頑張り続けることができます。
将来の目的や自分のやりたいことが曖昧だと感じる人は、以下の記事をどうぞ。私が何を基準に転職したか具体的な事例を紹介しています。
転職してすぐにまた転職してもいいのか?
とはいえ、転職した今の会社で後悔しかなく今すぐにでも辞めたい場合、そこで我慢して働き続けるべきかと言うと、私はそうは思いません。
人間だもの、誰だって判断ミスすることはあります。それに、転職も縁であり、運が悪い場合もあります。
そこで、転職した会社が合わないと確信したらさっさと辞めるのが賢いかなというのが個人的な意見。
アラサーになってからとくに思うのですが、時間は有限であり本当に貴重なので、合わない会社で長い時間を費やすのがあまりにもったいないと感じるからです。
ただし、何度もお伝えするように無計画な転職は絶対にNG。また同じ失敗を繰り返しかねません。
また、転職したばかりの人はとくに次の転職は普通よりも不利になる可能性があることは自覚しておいた方がいいです。
とはいえ次の転職でこそ失敗せず、転職後すぐの転職でもうまくいくチャンスは十分にあるので、詳しくは以下の記事からご覧ください。
転職で後悔しないために
いかがでしたか?今回の記事の内容を改めてまとめます。
- 転職で後悔する場合、たいていは自己責任
- 転職先があわない場合、そこで時間を浪費し続けるべきではない
- 次こそ後悔しない転職をするべき
ちなみに私はこれまでの転職に後悔したことがありません。
多分これは、私が人一倍心配性で時間が貴重だと思っているからこそ、転職活動ではかなり慎重だったということが理由かなと思っています。
そこで、私は転職活動で主に6つのことを意識してきたのですが、これが結果的に後悔しない転職に結びつきました。詳しくは以下の記事でまとめているので、よければ参考にしてみてください。