こんな悩みがこの記事のテーマ。
- 転職できない自分が無能か確かめる方法
- あなたが転職できない理由は無知なだけ
- 転職するときの正しい手順
この記事を書く私はアラサーで転職活動を始めて2ヶ月で第一希望を含む4社から内定を獲得。しかも、その全社から前職を上回る年収でオファーを受けました。
…と自慢のようになってしまいましたが、実は初めての転職では半年以上どの企業からも全く相手にされず、完全に自信を失っていたこともあります。
でも、転職がうまくいかなかった理由は明らかで、私が正しい転職の方法を知らなかったことが最大の原因。
こんな格言があります。
無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つもの英雄なり
哲学者 ソクラテス(紀元前469年頃 – 紀元前399年)
これをもう少しわかりやすく解説すると、(少し乱暴な訳という気もしますが)こんな感じ↓
全然流行ってないけど知っておいてもらいたい。
ソクラテスの「無知は罪なり」には続きがある。「無知は罪なり 知は空虚なり 英知持つもの英雄なり」
現代語訳すると「馬鹿は損する。勉強できるだけの奴は役に立たない。学んで行動する奴だけが成功する」といったところだ。
— ЙохнkentДое (@suzukikentocom) January 6, 2020
何が言いたいのかというと、転職の仕方を知らないと損するし、方法を知っているだけでは役に立たないし、学んで行動する人だけが転職に成功するということです。
つまり、今どこからも内定をもらえていないあなたは無能なのではなく転職について無知なだけ。
じゃあどうすればいいかというと、このブログの記事でもいいしネットや本、SNSなどから正確な情報を手に入れて、行動に移せばいいというわけ。
というわけで、この記事では転職活動がうまくいかずに自信喪失中の人がこれからどうすれば希望の企業に転職できるのかについて詳しく具体的にお伝えします。
Contents
転職できない人は無能ではなく無知なだけ
転職活動にかかる期間はだいたい3ヶ月〜半年程度と言われていますが、この間に内定がもらえないばかりか書類選考すら通らず面接のチャンスもない場合、自信喪失してしまいますよね。
でも、このような人は大抵の場合、以下のいずれかに当てはまるのですが本人はまるで気づいてない。
- 企業からみて一緒に働きたいと思えない
- 応募社数が少ない
- 転職エージェントの利用社数が少ない
- 転職エージェントに好かれていない
企業からみて一緒に働きたいと思えない
これはあなたの性格が悪いと言っているのではありません。
まず知っておいてほしいのが、転職活動では全て包み隠さず自分のことを話す必要はないし、自分にあった企業とそうでない企業があります。
でも、これを誤ってしまうと企業からみてあなたは全く魅力的ではなくなります。
もう少し具体的に言うと、あなたの転職がうまくいかないのはこんな理由だからかも。
社会人2年目の時、初めての転職活動がうまくいかず長期化した理由は
・他責志向だった
・高望みしすぎていた
・転職を甘く見ていた
・転職したい軸がブレていた
・転職したい期限を決めてなかったこれに気づいて改善してリベンジしたら2ヶ月で未経験の憧れの職種で内定もらえた☺️
— Sara@脱OL目指す副業ブロガー (@SARA18olsb) June 22, 2020
これをみると私の初めての転職活動がうまくいかなかったのは当然ですよね。どんな企業だってこんな人、願い下げ。
私の最初の転職活動が長期化した理由は「転職でどこにも受からない人の意外な3つの理由【2ヶ月で挽回可能】」でも詳しくお伝えしています。
応募社数が少ない
転職では応募する企業数も内定をもらえるかを左右します。
dodaエージェントサービスによると、2018年に同社サービスを利用して内定が出た人は、転職活動開始〜内定までに平均19社応募しているのだとか。
とはいえこれは平均であって、もっと少ない企業数でもうまくいく場合も十分にありますが、これまでに内定がもらえていないということは応募社数が少ない可能性大。
大事なのは自分の属性や希望する転職先によって必要な数だけ応募すること。
自分が一体何社に応募するべきなのか、なぜ私が40社も応募したのかについて「転職活動は同時進行で何社受けると内定もらえる?」で詳しく語っているのでぜひ一読を。
転職エージェントの利用社数が少ない
応募社数を増やすには複数の転職エージェントを利用した方が効率的。
また、各転職エージェントには得意領域や注力分野があるので、今あなたが登録している転職エージェントがあなたにとって適切な領域で活動していなければ決まる転職も決まらないのは当然。
さらに転職エージェントは複数社使った方が転職活動をより有利に進めることができるのですが、この事実を知らない人があまりにも多すぎる。
というわけで、今一社しか転職エージェントを利用していないなら「転職エージェントを複数使っても大変じゃなかった話【むしろ成功】」も読んでみてください。有利に転職できる方法があるのに知らないのは損ですよ。
転職エージェントに好かれていない
転職活動では「企業からどう見られるか」ばかりを気にする人も多いのですが、転職エージェントとの関係性もかなり重要ですよ。
転職エージェントとの関係がうまくいっていると以下のようなメリットがあるのですが、そうではない場合はほとんどその恩恵は受けられないので。
転職エージェントを使うメリット
・年収交渉あり
・応募書類の添削
・相談相手ができる
・短期間で転職活動終了
・推薦状を書いてくれる
・面接準備のサポートあり
・面接後のフィードバック
・非公開求人に応募できる
・年収UPできる(個人差あり)残念ながら誰もが受けれるわけじゃないのだけど。
— Sara@脱OL目指す副業ブロガー (@SARA18olsb) June 22, 2020
逆に転職エージェント好かれるどころか、実は見捨てられる人も少なくないので、もしかしたらすでにあなたもそんな状況かも…?
見捨てられた場合は転職市場ではかなり不利なのですぐにでも挽回すべき。詳しくは「転職エージェントに見捨てられるとヤバい理由」からどうぞ。
転職するときの正しい手順
おそらくこれまで転職できずにいたのは前章でお伝えしたいずれかに当てはまるからだと思います。
でもご安心を。あなたが無能というわけではなく、転職に対する正しい知識がなかっただけなので、今からでも十分に挽回可能です。
Step1:転職したい理由を明確にする
当たり前のことですが、なぜ今転職したいのか改めて整理してみてください。
この軸がブレている場合、自分の行動に迷いが出て一貫性がなくなるばかりか面接でも見抜かれてしまいます。
転職理由を整理できない場合や、自分のキャリアプランをうまく描けない場合は以下の記事を参考にしてみてください。
なお、「転職したいけどそもそも自分が本当にやりたいことがわからない」という場合は、まずは世の中にどんな選択肢があり、自分には何が向いているのか知ることから始めてみてください。
自分がやりたいことを見つける方法を以下の記事で紹介しています。
Step2:自分を魅力的に仕上げる
次に、転職活動の場で自分を魅力的な人材に見せるためにはどうするべきか知っておいたほうがいいです。
私はこれまでに2度転職経験がありますが、いずれも憧れの未経験職種への挑戦でした。
未経験の仕事への転職は難易度が高いのですが、それでも第一希望の会社から内定をもらえたのは、企業に伝えるべきことを伝え、必要なサポートを必要なときに利用してきた結果。
私が転職活動で具体的にどんなことに工夫し、注意して取り組んできたかを以下で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。(通過率の高かった職務経歴書も一部公開してます。)
Step3:優秀な転職エージェントを味方につける
さきほどの章で、「転職エージェントに好かれていない」と転職がうまくいかないことは説明しましたが、それはつまり、転職で失敗しないためには転職エージェントを味方に付ける必要があります。
しかも、優秀なエージェントを。
コミュニケーション能力が高い人であれば自然とできることなのかもしれませんが、自信がない場合は一つ一つの段階でどんなことに気をつけるべきか、何をすべきか、何を言うべきかを事前に知っておくことがおすすめ。
詳しくは以下の記事で解説しています。できるだけ有利に転職を進めたいと考えている方には読んでみる価値ありの記事だと思います。
【おまけ】転職できない自分が無能かすぐに確かめる方法
とはいえ、今この記事を読んでいるということは転職がうまくいかずに悩んだり落ち込んだりしている状態だと思います。
そして、自信喪失の状態で転職活動を継続してもうまくいきません。
そこで試してほしいのが、自分の転職市場での価値を知ること。つまり「今転職したら年収はいくらになるの?」ということを事前に知っておきましょう。
手順は、転職マッチングアプリのMIIDAS(ミイダス)に登録するだけ。
選択式の質問に答えるだけで3〜5分ほどで登録が完了。これならスマホ1つで手っ取り早く自分の市場価値を確認できます。
アプリ内のAIの高度な技術があなたを客観的に分析して、転職した場合の想定年収(=自分の市場価値)を表示してくれるので、興味本位でも登録してみると面白いです。
私も実際に試してみたらこんな結果に…!
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転職できない理由は無能だからではない
転職は恋愛と似ていると思います。
どんなに綺麗で、仕事がデキて、結婚願望が強い人でも彼氏ができない/結婚できない人っていますよね。
転職もそれと同じで、無能なわけではないのだけど、理想が高すぎる、出会う企業が少なすぎる、奥手すぎるなど何らかの理由で内定が決まらない人も多いんです。
とはいえ転職は、不確実性の高い恋愛に違ってより確かなノウハウが確立されているし、過去のその企業を受けた人による情報が蓄積されているし、転職のプロとも言える転職エージェントの存在もあります。
つまり、やり方さえわかってしまえば希望の企業への転職に近づくことができるので、ぜひあきらめず挑戦してみてくださいね。