こんな悩みに答えます。
- 転職を繰り返す女性の特徴
- 何回転職を繰り返すと次の転職で不利になる?
- 次の転職を成功させる秘訣とは
この記事を書く私はこれまでに3回転職をしたことがあり、現在は4社目の会社で働いています。
でも、正直言って、これまでに自分の転職回数が原因で転職で不利になったと感じたことはありません。
むしろ自分が理想とする働き方やキャリアにより近づけたし、転職を重ねることで年収もかなり上がりました。
一方で、過去の転職回数が多いことを原因でなかなか次の転職先が決まらないという人が多いのも事実です。
そこでこの記事では、転職回数を繰り返す人がその後の転職で不利になる理由と、その状況を打開するための方法を私自身の経験も踏まえながら解説します。
Contents
転職を繰り返す女性の残念な特徴
私がこれまでに3回も転職してきたのは、過酷な労働環境から働き方を改善するためであったり、理想とするキャリアに近づくためであったり、様々な理由がありました。
でも、過去の転職回数が多い場合、採用する企業からみると転職理由よりも転職回数に目がいってしまい、転職回数の多さだけで最初からネガティブな印象を持たれてしまうことが多いです。
その理由は、転職を繰り返す女性は多くの場合、以下のような特徴があると考えられているからです。
人間関係が構築できない
転職する人の転職理由は「人間関係」と言われています。
このため、何度も転職を繰り返している場合、採用企業からみると「この人は人間関係に問題があって転職を繰り返してきたのではないか?」と先入観を持たれる可能性があります。
人間関係を良好に保って周囲の人とコミュニケーションを円滑にとるスキルは、組織で働く会社員として必須のスキルなので、このような印象を持たれてしまうと転職ではかなり不利。
忍耐力がない
転職回数が多い人の場合、「忍耐力がないのではないか」という印象も持たれがちです。
忍耐力がない人は逃げる癖が身についているので、嫌なことがあると簡単に会社を辞めてしまうからです。
企業としては多額の費用と時間と労力をかけて採用活動を行っているのに、すぐに辞められてしまうとこれまでの苦労やかけたコストがすべて水の泡となってしまいます。
このため、転職回数が多い人を採用しようとするときは、より慎重にならざるをえないのです。
高い能力・スキルを持っていない
転職回数が多いということは「一つの仕事を長く続けられていない」ということを意味するので、すなわち中途半端な能力やスキルしか身についていないのではないかと考えられることもあります。
中途採用を行う場合、年齢があがるほど即戦力を求められるため、高い能力・スキルを持っていないと判断されてしまうと転職することが難しくなっていきます。
転職を繰り返す女性が次の転職で不利になる回数
では、これまでに何度転職を繰り返していると企業は採用を躊躇するのでしょうか?
こんな調査結果があります。
出典:転職Hack
企業が気にする転職回数は年齢によって変わってきます。
20代では2回以上、30代では3回以上の転職経験があると、先程紹介したような「ネガティブな特徴を持っている人なのではないか?」、「うちの会社もすぐに辞めてしまうのではないか?」と思われる可能性が高くなります。
また、転職回数だけではなく在籍年数にも注意する必要があります。
でも、女性はライフイベントの影響を受けやすい分、必然的に転職回数が多くなったり在籍年数が極端に短いときが出てきてしまっても珍しくありません。
転職を繰り返す女性が次の転職を成功させる秘訣
転職を繰り返すこと自体がその人の能力や性格を示すものではありません。
ですが、実際には採用の立場から見ると、転職回数を見ただけでネガティブな先入観を持ってしまう人も多いのが事実です。
これから紹介するポイントに気をつけて行動するだけで、次の転職がうまくいく確率をグッと高めることができます。
- 長く働ける会社の条件を整理する
- これまでの転職理由を整理する
- 企業から直接スカウトをもらう
詳しく解説します。
①長く働ける会社の条件を整理する
これまでの会社に不満があって転職を繰り返してきた場合、「自分はどんな会社であれば長く働くことができるのか」について考える必要があります。
100%パーフェクトな会社は存在しませんが、多少嫌なことがあっても他の条件を満たしているなら我慢できます。
このため、これまでの転職の原因を探り、それが改善できる会社を探してみてください。
具体的な方法や転職先を選ぶときのポイントについては以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
②これまでの転職理由を整理する
最初に説明したとおり、転職回数が多い人はネガティブな印象を持たれやすいです。
でも、これまでの転職理由がポジティブなものであったり、避けられない事情で転職せざるをえなかったことを相手にきちんと説明できれば、ネガティブな印象を払拭することができます。
たとえば、これまで人間関係が原因で転職を繰り返してきた場合でも、説明の仕方によっては相手が受ける印象を変えることができます。
「どうしてもポジティブな転職理由が思い浮かばない」という場合は以下の記事も参考にどうぞ。
③企業から直接スカウトをもらう
一般的な転職エージェントを利用して転職する場合、転職回数が多いだけで不利になったり、転職できたとしても今後よりよい条件で転職することが難しくなることもあります。
一方で、ダイレクトリクルーティングを利用すれば、転職回数にかかわらず企業から本気のスカウトをもらうことができ、書類選考免除で面接に進むことができます。
利用するには職務経歴書を登録しておけばいいだけなので、これまで転職経験のある人なら過去の職務経歴書を少し更新するだけで、すぐに利用開始できます。
ダイレクトリクルーティングで代表的なサービスは、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウト。
これらを利用する企業は、即戦力になる人材であるか、自社にどんな貢献をしてくれるのかを重視します。
そして、これらの企業は即戦力を求めていることから高年収求人が多いことも特徴です。
このため、スカウトをもらえた時点で転職回数は重視されておらず、あなたのこれまでのキャリアやスキル・経験に魅力を感じてもらえている証なので、その後の転職活動に自信を持って臨めるし、結果的に年収が上がる人も多いです。
ビズリーチ
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
ビズリーチは転職エージェントではなく有名企業の非公開求人や高年収の求人を紹介してもらえる転職サイト。
一般的な転職サイトは自分から求人情報を探して気になって求人に応募しますが、ビズリーチの場合は企業やヘッドハンターからのヘッドハンティングを受ける仕組みです。
他の転職サイトやエージェントに比べてハイレイヤーの求人情報を多数取り扱っているので、年収UPの転職にチャレンジしたいなら登録必須。
ビズリーチ経由でのみ応募できる非公開求人も多いので、年収が一定以上なら登録しておきましょう。
希望条件をある程度絞って転職活動したい人や受け身で転職活動している人、特定の業界や職種の知識豊富なヘッドハンターからの紹介を受けたい人はビズリーチとの相性がいいはずです。
リクルートダイレクトスカウト
【公式サイト】https://directscout.recruit.co.jp/
リクルートダイレクトスカウトは、転職サービスの規模としては業界№1のリクルートが展開するダイレクトリクルーティングサービスです。
リクルートというブランドだけに、利用企業からの信頼が厚いのも特徴です。
リクルートというダイレクトスカウトは、企業から本気の直接スカウトを受け取れるサービスで、転職後平均年収950万円以上(2021年4月時点/ハイクラス会員のみ)という実績があり、このサービスを利用して年収が上がったという人は少なくありません。
転職が成功しやすい業界・職種は、金融系、マーケティング関係、経営、事業企画全般、各業種に特化したコンサルタント、機械、エンジニア系など。
このため、転職でこれらの業界・職種を目指す人は登録必須とも言えるサービスです。