こんな不安に答えます。
- 転職が決まらない大半の人にありがちな原因
- 転職が決まらないときに試してほしいこと
- なぜ転職に焦りが禁物なのか
この記事を書く私はこれまでに2度の転職経験がありますが、初めての転職では半年以上どこからも内定がもらえない状況で大苦戦。
その後、それまでの転職活動を見直して気持ちを切り替えて改めてリベンジしたところ、2ヶ月で希望の会社に転職。当時は社会人経験も浅く未経験職種への転職でしたが、憧れていた仕事に転職できました。
2度目の転職では、初回の反省を踏まえて転職活動したところ、2ヶ月で4社から前職の年収を上回る金額で内定を獲得。
これまでの経験でわかったことは、転職が決まらないのには理由があること、そして、それさえ克服できれば転職は大きなハードルではないので今うまくいっていなくても焦る必要がないということ。
Contents
転職が決まらない大半の人にありがちな原因
私も以前転職に苦戦した経験があるからこそわかるのですが、転職がうまくいかない大半の人が持っている特徴があります。
それは、転職の仕方について無知であること。
たとえば、転職活動で応募すべき社数、転職理由で伝えるべきこと、待遇や年収交渉する方法など、わからないまま進めて泥沼にハマってしまう人が多いんですよね。
「無知」は本当に損なことで、適切な方法を知ってそのとおりに行動するだけで転職は比較的うまくいきます。
今転職がうまくいかずに焦る気持ちは理解できますが、そんなときこそ一旦立ち止まってこれまでの転職がなぜうまくいかなかったのか、じっくり振り返ってみてください。
とはいえ転職の適切な方法がわからないまま振り返っても意味がないので、以下の記事も参考にしてみてください。転職がうまくいかない理由がわかると思います。
転職が決まらないときに試してほしいこと
おそらくあなたの転職がこれまでうまくいかなかったのは「転職活動の方法がわからなかっただけ」ということはわかったと思います。
ただし、このまま焦る気持ちのまま転職活動を続けるのはちょっと危険。
焦りは面接でも伝わってしまうものだし、自分自身の判断も鈍りやすくなりせっかく転職しても失敗する可能性が高まります。
私も悶々とストレスを抱えた状態で転職活動を続けていましたが、期間が長引けば長引くほど自分の気持ちも投げやりになり書類選考すら通らなくなっていました。
① 1ヶ月転職活動から離れてみる
焦っているときに転職活動をストップするのは勇気がいることですが、焦っているときだからこそ一度転職から距離をおいてみてください。
人間、疲れたときは無理せず休まなきゃダメです。
この期間はこれまでどおりの生活に戻り、転職サイトやエージェントからの電話やメールにも応えなくてOK。
② リフレッシュ旅行に行く
1ヶ月の転職活動の休止期間に可能であればリフレッシュ旅行もおすすめ。
一週間も休みをとる必要はないので一泊二日でもいいので少し日常から離れるだけでも十分気分転換になります。
私もこの間、久々に実家に帰省し両親と温泉旅行に行きました。
両親に久しぶりに会ってホッとしたし、自然溢れる露天風呂でたまたま一人になったときにじんわりと癒やされていくのを感じて(なぜだかちょっと涙が出て)、気持ちが安らいだのを今でもはっきり覚えています。
③ 転職が決まらない理由を整理してみる
気持ちがリセットできたら、これまでの自分の転職を振り返ってみてください。
やり方は簡単。上で解説した「転職が決まらない理由は無知なだけ」を読んで、これから知るべきことを知り、なぜこれまでうまくいかなかったのかを整理してみてください。
転職が決まらない理由がわかったらもう焦る必要はなく、過去は過去と割り切りましょう。大切なのはこれからの行動です。
④ なりたい自分を改めて考えてみる
転職活動がうまくいかない人に多い特徴として、転職の軸が曖昧というのもあります。
そこで必要なのが「①なぜ今転職したいのか」と「②目指すべき将来の自分像はなにか」を自分の中で明確にすること。
これがわからない状態で転職活動すると、面接で志望動機や転職理由を聞かれても一貫性のある受け答えができないなどの不都合が生じます。(これでは転職が決まらないのは仕方ないですよね。)
では私はどうしたかと言うと、「①なぜ今転職したいのか」については「今の会社で理想の自分に近づけるか」をベースに判断しました。以下の記事で私の頭の中で考えたことをかなりリアルに語っています。
「②目指すべき将来の自分像はなにか」については、簡単に言うと「自分は将来どうなりたいのか」を考えればいいわけです。
とはいえ将来やりたいことがわからないという人も多いですよね。これも結局「無知」ゆえにわからないことも多く(厳しい言い方でごめんなさい)、であればあらゆる人の働き方・生き方を知ったり、世の中にどんな仕事があるのかを知る必要があります。
これさえできればおのずと興味のある分野ややりたいこと、将来自分がどうありたいかという方向性が徐々に見えてきます。
やりたいことの探し方は以下の記事にもまとめているので参考にしてみてください。
⑤ 別の転職エージェントに登録する
転職活動が長期化した場合、今の転職エージェントの中であなたは確実に劣等生です。
転職エージェントにとって「半年以上転職できない人=時間だけとられてお金にならない人」。
転職活動するなら知っておいてほしいのですが、転職エージェントが稼ぐ仕組みはこうです(以下 図参照)。
【転職エージェントのビジネスモデル】
引用元:Blue Blog
このように私たちが無料で転職エージェントを利用できるのは、採用活動を行う企業が成果報酬というかたちで転職エージェントに対してお金を払っているから。(転職エージェントには企業への入社が決まったときに転職者の年収の3割程の金額が成功報酬として支払われます。)
このため、転職エージェントは必然的に転職が決まる可能性の高そうな人の転職サポートを優先的に行います。
つまり、半年も転職が決まらない人は転職エージェントからすると「転職のやる気がない」「今すぐに転職を希望しているわけではない」「転職市場で価値が低い」とみなされ、それ以上のサポートは積極的に行いません。
では、転職活動が長期化してしまったら挽回のチャンスはないのかというと、そんなことはなく、新しい転職エージェントに登録すれだけでOK。(転職エージェントは国内に1万社以上あるので大丈夫。)
そこで、上述の④までできたらこれまでとは別の転職エージェントに登録してみてください。
ただしここで注意点あり。これまでと同じ方法で転職エージェントを利用するのは絶対にNGです。
転職エージェントに登録したらコンサルタントから「この人なら転職成功できそう!」と思ってもらうことが不可欠です。詳しくは以下の記事からどうぞ↓
転職活動に焦りは禁物
仕事でもダラダラ残業を続けるよりも疲れた日はさっさと切り上げて早く帰り、たっぷり睡眠をとってから翌日作業を再開したらすんなり仕事が片付いた、という経験はありますよね。
転職もそれと同じ。
私自身の経験からも言えるのですが、焦っている状態で転職活動を続けていては、うまくいくものもうまくいかないし、焦りは判断を鈍らせるので本当に危険。
そんなときこそ思い切って一旦立ち止まり休憩して、また1から始めてみてください。
そこでタイミングよく理想の求人に出会えることもあるので、焦らず前向きに取り組めるといいですね。