こんな悩みに答えます。
- 会社を辞めても人生終わりではない理由
- スキルも経験もない人が会社を辞めて選べる選択肢
- 短期間で転職を成功させる方法
この記事を書く私は第二新卒のときに勢いで会社を辞めました。
当時は社会人になったばかりで貯金が十分にあったわけでもなく、社会人経験も浅いので簡単に転職できるとも思えなかったので、辞めると決断したときはとても怖かったです。
しかも、就職先は実家から遠く離れた土地。当時住んでいたのは社宅だったので会社を辞めたら強制退去…
でも人生何とかなるものです。
第二新卒で会社を辞めたあとは自分が本当に興味があった仕事に転職でき、その後もキャリアアップのために2度転職し、今は大手ホワイト企業に勤めています。
収入もかなり上がりました。
会社を辞めるのが怖い気持ちは痛いほどよくわかります。
でも大丈夫。行動を止めなければ露頭に迷うことはありません。
そこでこの記事では、会社を辞めて待っている未来と転職で成功する方法などについてお伝えします。
Contents
会社を辞めたら人生終わり…ではない理由
「会社を辞めたら金銭的に苦しくなるのではないか?」
「世間的な信用を失うのではないか?」
「新しい仕事を見つけるのは難しいのではないか?」
会社を辞めるか悩み始めると、こんな不安が出てきますよね。でも、会社を辞めても全く問題ありません。
その理由を解説します。
①20代、30代は転職市場で需要が高い
この記事を読んでいる人の多くが20代、30代でしょう。そもそも20代、30代はまだまだ十分に若いです。
人生100年時代と考えるとこの先働く期間は何十年もあります。
企業もそれは分かっており、この先ポテンシャルが長く期待でき、しかも40代以降に比べて給料が安いので、20代を積極的に採用したいと思っています。
②多くの会社が人手不足
今は働く私たちにとっては売り手市場です。
帝国データバンクの調査によると、人手不足だという認識のある企業は約5割に迫っています。(以下の図はよりHR Proより引用)
コロナで一時的に人手不足割合は減少しましたが、企業の人手不足感は戻ってきています。
③大転職時代がやってくる
自分の周りに転職経験者があまりいない場合、「転職することは普通ではないのではないか?」と思ってしまいますよね。
でも、2021年2月に公表された調査結果によると、転職経験者は全体の半数以上にもなります。
出典:JCAST
つまり、今や転職は2人に1人以上が経験する普通のことで、先に解説したように今後多くの会社で人手不足が進めば、さらに転職は当たり前の世の中になっていきます。
会社を辞めても人生終わりじゃない!【選択肢3つ】
初めて勤めた会社を辞めても、誰でも転職することが可能だし、それ以外にも色々な選択肢があります。
これまでのスキルや経験に自信がなくても、たとえば以下のような進路を選べます。
- 転職する
- 職業訓練を受ける【転職支援つき】
- つなぎバイトでスキルを高める
①転職する
会社を辞めた大半の人が選ぶのが転職して、転職先でも正社員になる道を選びます。
「自分が転職できるか不安」ということを誰もが思いますが、実際に転職活動してみると案外スムーズに次の会社が決まります。
もちろん正しい転職活動の方法を知っていることが重要になりますが、転職活動は思っているほど難しいものではありません。
むしろ転職をスキルアップや年収アップの手段として利用する人も多いです。
転職活動の具体的な方法は次の章で解説します。
②職業訓練を受ける【転職支援付】
政府から給付金を受けることで全くの未経験でも新しいスキルを身につけて転職できることを知っていますか?
お金(教育訓練給付金)をもらいながら簿記や医療事務、パソコンなど自分が興味のある分野を選んで学び、転職活動を支援してもらうことができる制度です。
この職業訓練の制度では、今後どんなキャリアを選びたいかによってスクールを選択することになりますが、スクール選びは得られる資格だけでなく実践的なスキルが身につくか、転職実績(卒業生はどんな企業に転職しているか)なども確認が必要です。
おすすめは社会的にニーズが高く(転職先が見つかりやすい)、付加価値の高い(高年収を狙える)スキルであるプログラミングなどのWeb系のスキル。
Web系のスキルが得られるスクールをいくつか紹介します。
おすすめのスクール | 特徴・強み |
DMM WEBCAMP COMMIT | DMMグループ運営のオフライン型のプログラミングスクール。 DMM WEBCAMP COMMIT転職コース「専門技術講座」は政府指定の専門実践教育訓練給付金制度の対象で、最大56万円のキャッシュバックを受けられます。 さらに転職保証により再就職できなければ全額返金してもらえるのでリスクなく学習できます。 転職実績としては有名ハイテク企業のほか大手企業も多数含まれます。 |
Aidemy Premium Plan | AI・機械学習に特化したプログラミングスクール。 「AIアプリ開発コース」「データ分析コース」「自然言語処理コース」が経産省から認定され、給付金の対象です。受講料の最大70%が給付金として補助されます。 6ヶ月と9ヶ月のコースから選択可能。 卒業生の転職先も有名IT企業が名を連ねます。 |
GEEK JOBキャンプ_スピード転職コース | 受講料0円、最短就職1ヶ月未満、転職成功率97.8%の実績をもつ本コースは、上記2つと違い、受講料は政府からの給付金ではなく採用する企業が負担するのが特徴。 転職サポートも手厚く履歴書添削はもちろん、面接対策にも定評があります。 |
職業訓練について詳しくは以下の記事でも解説しているので、興味があったら読んでみてください。
③つなぎバイトでスキルを高める
すぐに転職する気がなかったり、会社を辞めてからじっくり転職活動したい場合はつなぎのバイトで転職までの生活を維持することも可能です。
しばらくの間正社員を辞めるとしても、今後正社員に戻る予定の場合や、できるだけ早く正社員として復帰したい場合、つなぎのバイトとしては以下の条件に当てはまる仕事を見つけるのがおすすめです。
- 短期間で働ける
- 在宅勤務できる/毎日働かなくていい
- 体力的にキツすぎない
- 怪しくない(安心して働ける)
- しっかり稼げる
上記を満たした具体的なバイトは以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
会社を辞めたら終わりなんて心配無用でした【2ヶ月で人生好転】
私が新卒で入社した会社は超絶ブラック企業。
厳しいノルマが課され、毎日飛び交う怒号。ノルマを達成できない人はサービス残業で深夜まで働かせられる。
そのうえ飲み会は強制で、休日も飲み会が開催されることも…もちろん有休も自由にとれませんでした。
そこで私が選んだのが転職。でも、こんな状況でプライベートもほとんどないような生活だったので始めは全くうまくいかず挫折。
その後はしばらく転職をあきらめかけていました。
転職するなら転職エージェントの利用が必須
その後も完全に転職活動をやめていたわけではなく、仕事を続けながらもズルズルと転職サイトなどは覗いていました。
あるとき偶然見つけた求人が気になって問い合わせしたときに出会ったのが第二新卒エージェントneo(ネオキャリア)でした。
これが私の人生の転機です。
ネオキャリアは第二新卒の転職に強い転職エージェントで、担当コンサルタントは経験のない私にも熱心に耳を傾け強みを引き出してくれました。
このことがきっかけでもう一度転職にチャレンジしたいと思い、本気で転職活動に取り組みました。
そして、それから2ヶ月後には本命の未経験の仕事で内定をもらい、その1ヶ月後にはその会社へ転職することができ、晴れて超絶ブラック企業から卒業できました。
転職で成功するための方法
このように私は第二新卒エージェントneo(ネオキャリア)のおかげで転職できたのですが、それ以前から転職エージェントは利用していました。
でも、もともと使っていた転職エージェントが自分にあっていなかったことが原因で、長期間転職先が決まらずに時間をムダに浪費してしまったのです。
つまり、転職で成功するためには自分に適した転職エージェントを利用することが重要です。
具体的には、自分の年齢や転職したい業界・職種によって転職エージェントを選ぶのが基本です。
初めての転職活動ではそれを自分で見分けるのは難しいですし、担当のコンサルタントとの相性もあるので、2,3社同時に利用するのが一般的です。
私自身がこれまで3回の転職で利用して本当に役立った転職エージェントを紹介するので、こちらも参考にしてみてください。
リクルートエージェント
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントは、扱う求人数と転職決定数が圧倒的ナンバー1なので登録しておいて間違いないです。
リクルートエージェントはあらゆる求人を幅広く掲載しているのが特徴。他にはない非公開求人を多数抱えているので、希望の求人が見つかります。
また、業界ナンバー1だけに、優秀なキャリアアドバイザーが多いことには定評があるので、面談して見るだけでも様々なアドバイスを得られます。
dodaエージェント
【公式サイト】https://doda.jp/
dodaエージェントは、業界でも豊富な転職者情報のデータベースを持っているのが特徴。ここに登録しておけばこのデータベースを利用する他社エージェントからアプローチしてもらえます。
自分が登録した職歴や希望条件から他社エージェントに自分を見つけてもらうことで、自分に適した求人にたどり着きやすくなります。
実際、私もdoda経由でオファーをくれたエージェントの紹介で内定をもらっています。(同時にdodaエージェントの紹介でも2社内定をもらっていて、今はそのうちの1社で働いています。)
また、dodaエージェントは応募書類の添削や面接対策のバックアップのサポートスキルが高いので、これだけでも利用価値はあります。
マイナビエージェント
【公式サイト】https://mynavi-agent.jp/
マイナビエージェントは、リクルートエージェントほどではないものの非公開求人含めて約4万件もの求人数を扱っています。
大手企業のほか、中小企業の案件も豊富な点が特徴の一つで、業界別で見るとIT・通信系の求人が数多くあります。また、とくに20代、30代前半の若手向けの転職支援に強みを持っており、優秀な若手を求めるIT企業の多くがマイナビエージェントに対して積極的に求人を出しています。
コンサルタントも若手向けのサポートに慣れているので、20代、30代前半であれば質の高いサポートを受けることができるので、登録して損はありません。
なお、20代を対象としたマイナビジョブ20’sもあるので、一度面談してみて利用しやすい方に絞って利用するのもおすすめです。