こんな悩みに答えます。
- 転職&上京したい人に知ってほしい事実5つ
- 上京して失敗した人の末路
私が上京したのは大学進学時でしたが、卒業後に地方都市に本社を置く会社に就職したことで社会人になって最初の2年間は東京から離れていました。でもやっぱり東京で働きたくて転職を決意。
当時は転職活動のやり方がわからなかったし、社会人になったばかりで貯金がたくさんあるわけではなかったので不安でした。
今まで東京で暮らしたことがない人なら不安な気持ちはなおさら大きいと思います。
でも、結論から言うと、転職して上京しても心配しているような最悪の事態はやってくる確率は極めて低いです。
私自身が地方から東京に転職してきて後悔したことは一度もないし、私の周りにも地方出身者はたくさんいますが、みんな東京の生活を楽しんでいます。
そこで、この記事では東京に転職して上京する前に私が感じていた不安と、実際に転職・上京して感じたことを記事にまとめてみました。
Contents
転職して上京したいけど不安な人に知ってほしい事実5つ
転職して上京するということは2つの大きな変化を同時に経験することになるので、不安になるのは普通のこと。それに未経験のことを初めて挑戦するときは誰でも怖いです。
でも、転職×上京は多くの人が経験していることなので、あなたも行動すればほぼ間違いなく実現できます。
そこで上京を考える人が感じる不安を少しでも解消してもらい、目標の実現に向けて背中を押してあげられたらなと思います。
① 東京は治安が悪い?
地方に住んでいるとニュースでよく目にする事件や事故は東京で発生していることが多いので「東京はさぞかし治安が悪いのでは?」と不安になるのですが、実際住んでみるとそう感じることはほぼありません。
治安が悪いとされる場所は東京に限らずどこも同じで、人が多く集まる深夜の繁華街や人通りが少ない夜道などに気をつけていれば危ないシーンに遭遇することはほとんどありません。
一方、東京のような大都市では色々な事情で精神疾患を抱えている人も多く、公共の場で大声を出したり独り言を言っている人もいて、電車などで見かけると最初はびっくりします。でも、東京に住んでいればすぐに慣れるし、相手にせずスルーしていればOK。
自分で行く場所や付き合う人を選んでしっかり気をつけていれば問題に巻き込まれるようなことはありません。
また、住む場所を決めるときは、転職先が決まってから同じ会社の人が住んでいる地域を転職先や転職エージェントの人に聞いてみたり、その地域周辺のいくつかの不動産屋に連絡して、色々な人からの意見を総合的に判断すれば大丈夫。
私は上京前にまず転職先を決めることを推奨していますが、これも理由の一つです。
② 東京はお金がかかる?
東京で暮らすとなると家賃も物価も高くなります。これまで実家で暮らしていた人の場合は上京後は家賃負担が発生するので、その点では生活は苦しくなるかもしれません。
でも、これは地方出身者のみんなが経験することです。
上京すると決めたら意識すべきは身の丈にあった生活をすること。
東京は娯楽も多いし、服や高級ブランド品などついお金を使いたくなる誘惑も多いです。また、人付き合いが華やかになればその分飲み会などの出費が増えます。
でも、自分で欲をコントロールして計画的に生活できれば問題ありません。
お金の不安が大きいという人に知っておいてほしいのが、お金の問題は知識を身につけることで解決できるということ。
また、東京の会社では副業が認められている会社も多いので、東京の生活に慣れたら副業を始めてそこから新たな収入の柱を作ることも可能です。
なお、上京するときの引越し費用や家賃負担を下げる方法については以下の記事で詳しくまとめているので、金銭的な不安が大きい方はぜひ読んでみてください。(引越し費用を10万円以上安くすることも可能です。)
③ 友だちや頼れる人がいない
私の場合は上京して大学で友だちができたり、地元の友だちも上京しているので、上京後も一定の安心感はありました。
とはいえ社会人になってからは上京するとなると友だちをつくれる機会はめったにありません。今後、会社の同僚の中には友だちのように付き合える人も出てくるかもしれませんが、できれば会社以外でも交友関係を作っておきたいもの。
もし私が今上京して友だちや知り合いが全くいない状態なら何かしらのスクールや習い事に通います。
今まで健全な友人関係を築けた場所が学校や大学だったからです。しかも友だちができるだけでなく、役立つスキルが身につくなど一石二鳥。
そこで私が選ぶとしたら、複数人参加型で自然とコミュニケーションが生まれるようなスクール。
たとえば今世の中で需要が高まっているプログラミングスクールTECH::CAMPや、英語をグループで短期間に集中的に学べるEngkish Boot Camp、複数人で学べるテニススクールなどの習い事もいいと思います。
とはいえスクールや習い事は費用がかかるし、時間もとられるので上京したばかりのときはハードルが高いかもしれません。
抵抗がないのであればSNSなどで知り合いをつくりオフ会に参加してみるのが一番気軽に挑戦できるかもしれませんね。
ただし、上京後に焦って友だちを作ろうとすると変な人が近づいてくる可能性もあるので注意が必要。(よくわからずに異業種交流会などに参加することで、宗教に勧誘されたりネットワークビジネスに巻き込まれるなどのリスクもあります。)
このため、上京後は友達づくりよりもまずは新しい仕事や環境に慣れることを優先するべき。
東京の暮らしを知って冷静な判断ができるようになってから友だちづくりを始めても遅くはないです。
④ 会社を辞めたくなるかもしれない
「転職先に馴染めなかったらどうしよう」という不安もあると思いますが、ここはあまり心配しなくても大丈夫。
東京は地方に比べると転職の文化がはるかに根付いているので、転職した会社がどうしても合わない場合には辞めるという選択肢も常に持っておいていいと思います。
転職するのが難しいなら地元に戻ってもいいんです。
自分の行動に責任を持つことは大切ですが、ときに失敗することだってあるし方向転換や進路変更が必要なことも人生では何度も起こりえます。
「辞めることで」人にどう思われるかは気にするだけ無意味。自分が思っているほど他人はあなたのことを意識して見ているわけではないので。
もちろん転職で失敗する確率を極力減らす方法もあって、私自身もこのおかげで今の職場には満足しています。詳しくは以下の記事からどうぞ。
⑤ そもそも上京転職できる?
上京したい目的がはっきりしていれば転職して東京に来ることは誰でも可能です。
逆に目的が曖昧な場合、(転職して上京すること自体は難しくはないのですが)やることが多いので、途中で面倒になってしまったり心が折れてしまうかもしれません。
なので、まずは目的を明確にすることが大切。
上京転職に向けて私が実際にどう行動したのか、期間や費用はどれくらいかかったのかなどについて以下の記事で紹介しているので、一つの事例として参考にしてみてくださいね。
上京転職して失敗したら…?
ここまで「転職して上京するからといってあまり心配しすぎる必要はないよ」ということをお伝えしてきましたが、一方で東京に馴染めずに地元に帰ってしまう人も少なからずいます。
でも、これが失敗とは私は思いません。経験してみて「東京が合わなかった」ということがわかっただけです。それに、長い目で見ればそれは失敗ではなく学びだったと気づくはずです。
経験してみなければずっと「東京に行ってみたかった」という思いだけが残って後悔していた可能性もあります。
何がいいたいのかと言うと、行動せずにする後悔よりも行動して得られることのほうがよっぽど有益だということです。
ここで偉人たちの言葉を借りて激励のメッセージを贈ります。
わたしは、決して失望などしない。なぜなら、どんな失敗も、新たな一歩となるからだ。
トーマス・エジソン
私たちは失敗はしない。勉強しているだけだ。
アン・ウィルソン・シェイフ
東京への転職にチャレンジしてみたいという気持ちが強くなった方は以下を参考に準備を始めてみてくださいね。迷っているなら行動して、それから自分の心の動きを確かめてみるのもいいと思いますよ。