この記事を書く私は、これまでに中堅企業を2社に勤務した後、誰もが知るような大企業を2社、合計4社経験してきました。
大手企業に転職する前までは、「大手で働いている人達は、ものすごく優秀で学歴や家庭環境などに恵まれている人達」なのだと思っていました。だから、中堅企業出身の平凡な自分には大手企業なんて手が届かないものだと思っている時期がありました。
でも、ご縁があって、実際に大手に転職したことで、大手に転職できる人には、学歴や地頭あとよさだけではない、別の側面で、いくつか共通点があることに気がつきました。
そこで、この記事では転職エージェントや採用担当者としての話ではなく、実際に大手企業で働いた一個人としての体験や感じたことをまとめてみました。
大手に転職できる人の特徴5つ
「ここで紹介する特徴に当てはまらないと大手企業へ転職できない」というわけではありません。実際にはタイミングや企業文化、募集ポジションとの相性など、さまざまな要素が影響します。
そのうえで、私が実際に大手企業へ転職し、そこで働く人たちと接する中で「こういう人が多いな」「採用でも評価されやすそうだな」と感じた共通点5つを紹介します。
これから大手企業への転職を目指す方は、自分に当てはまるものがあるか、あるいは今後意識して伸ばせそうなものがあるか、ぜひチェックしてみてください。
特徴①:他人にはない強みや個性がある
大手企業は応募者数が非常に多く、書類選考の時点で数百人規模になることも珍しくありません。その中で面接に進むには、「この人に会ってみたい」と思わせる何かが必要です。
私が実際に働いて感じたのは、周囲の人たちがそれぞれ印象に残るバックグラウンドを持っていたことでした。
たとえば、
- 前職で業界トップ企業に勤め、重要なプロジェクトに関わっていた
- 海外大学や留学経験がある
- 学生時代にスポーツや研究で大きな実績を残している
- 特定の分野で高い専門性を持っている
- 経営者の経験がある
などです。もちろん、全員が華やかな経歴というわけではありません。
ただ、「この人ならでは」の経験や強みを持っている人ほど、採用担当者の印象にも残りやすいように感じました。
特徴②:自分の意見を論理的に伝えられる
私が大手企業へ転職して最も驚き、そして焦ったことの一つです。
中堅企業時代の職場では、自分の意見を求められる場面自体が少なく、「どう思う?」と聞かれても曖昧に答える人が珍しくありませんでした。
一方、大手企業では多くの人が、「私はこう考えます。理由は○○です。」と、自分の考えを筋道立てて説明していました。
面接でも同じです。
面接官は必ずしも正解を求めているわけではありません。「自分の頭で考え、それを相手に伝えられる人か」を見ているケースが多いと感じます。
特徴③:信頼できそうな印象がある
私が働いた大手企業では、「安心して仕事を任せられそうな人」が多い印象でした。
具体的に言うと、
- 身だしなみが整っている
- 清潔感がある
- 約束や期限を守る
- 丁寧なコミュニケーションができる
- 基本的なビジネスマナーが身についている
こうしたことは一見地味ですが、組織が大きくなるほど、応募者が多くて企業側が選べる立場であるほど、重視されていると感じます。
特徴④:自分を客観視できる
大手企業では、一人だけで成果を出す場面はそれほど多くありません。他部署との連携や調整、関係者との合意形成など、組織で成果を出す力が求められます。
そのため、自分の得意・不得意を理解している人や、必要なら周囲に頼れたり、状況に応じて柔軟に立ち回れる人ほど活躍しやすいように感じます。
なお、ここで少し注意しておきたいのが、特徴②でもお伝えした「自分の意見を持っていること」と「自己主張しすぎないこと」のバランス。大手企業には自分の考えをしっかり持つ人が多い一方で、場の空気や組織全体との調和も非常に重視されます。
特徴⑤:学び続ける姿勢がある
実際に働いてみると、「優秀だから学ばない」のではなく、「学び続けているから優秀」という人が多い印象でした。
業務時間外であっても、英語を勉強している人、資格取得を目指す人、会社の業務とは別で最新技術を学ぶ人、MBAや大学院に通う人など、自己投資を続けている人が私が勤めてきた大手企業にはたくさんいました。
こうした周囲から刺激を受け、自分自身も成長したいと思える環境は、大手企業ならではの魅力だと感じています。
大手に転職できる人が得られるメリット
私自身が実際に大手企業へ転職してみて、「これは大きなメリットだった」と感じたことがいくつかあります。転職前には具体的にイメージできていなかったものもあり、特にキャリアや働く価値観に与えた影響は小さくありませんでした。
ここでは、その中でも印象的だった3つのメリットをご紹介します。
メリット①:優秀な人たちと働ける
私にとって最大のメリットはこれ。
仕事の進め方、資料の作り方、日頃からの考え方、キャリアへの向き合い方など、日々学ぶことが多く、自分自身の基準も自然と引き上げられました。
メリット②:給与や福利厚生が充実している
私自身、大手企業への転職で年収が上がりました。
それだけでなく、大手企業には以下のような施設やサービスがあり、その福利厚生の充実度にも驚きました。
- 社員食堂
- カフェスペース
- 保養施設
- リモートワーク制度
- 仮眠室
- リラクゼーションルーム
メリット③:社会的信用が高まる
中堅から大手に転職して、「あの会社に勤めているなんてすごいですね」と言われたり、住宅ローンなどで有利になるケースがあったりと、自分自身の信用力が高まったように感じることが度々ありました。
そして、次の転職でも有利になりやすいのが、大手のすごいところ。
私自身、大手企業へ転職した後、再度転職活動をしたときは、それまでよりも幅広い企業から、より高待遇でスカウトを受けるようになりました。以前なら書類選考で落ちてしまった企業から声がかかったことも一度だけではありません。
もちろん市場環境にも左右されるし、自分自身も大手で新たな経験を得他ことも影響しているとは思います。それでも、大手企業での経験が次のキャリアの選択肢を広げてくれる可能性は十分あります。
中小企業から大手に転職すれば勝ち組というわけではない
ここまでメリットを紹介してきましたが、大手企業にもデメリットはあります。
たとえば、
- 関係者が多いので、意思決定に時間がかかる
- 物事を進めるときは事前の広範囲な根回しが必要な場合がある
- 調整業務が多い
- 会議のための会議が多い
- 自由度が低い場面もある
一方で、中小企業やベンチャー企業にはスピード感や裁量の大きさという魅力があります。
大手に転職できる人の特徴|よくあるFAQ
Q. 学歴が高くないと大手企業へ転職できませんか?
私が在籍していた大手企業では、必ずしもそうではありませんでした。
もちろん学歴が評価されるケースもあり、中堅企業に勤めていた頃に比べると、高学歴者はとても多いです。でも、転職市場では実務経験や成果、専門性が重視されることも多くあります。実際に私が働いた大手企業でも、経歴はさまざまでした。
Q. 30代からでも大手企業への転職は可能ですか?
十分可能です。私も大手企業に初めて転職したのは30代になってからです。
ただし、30代は即戦力として期待される年代なので、これまでの経験や実績をどうアピールするかが重要になります。
Q. 中小企業出身でも大手企業へ転職できますか?
できます。私自身も大手企業だけを経験してきたわけではありません。ベンチャー中小企業で培った経験や主体性が評価されるケースも多くあります。
大手企業でも、新規事業の立ち上げなどの部門では、中途入社で転職してきた社員ばかりという環境もあります。
Q. 大手企業へ転職したら必ず年収は上がりますか?
必ずではありません。
ただ、業界や職種によっては給与水準や福利厚生が中小・中堅よりも充実している企業も多く、トータルで待遇が改善するケースは少なくありません。
大手企業を目指すなら、まずは魅力的な応募書類の作成から
ここまでお伝えしてきた大手企業に転職できる人の特徴を備えていたとしても、まずは書類選考を通過しなければ面接まで進めません。
そのため、自分の経歴や強みを客観的に整理することが重要です。そして、適切な場所に応募書類を設置しておかなければ、採用意欲のある企業には届きません。
そこで私がおすすめしたいのは、ビズリーチ(スカウト型転職サービス)です。
ビズリーチのサイト上に職務経歴書を登録しておくだけで企業やヘッドハンターからスカウトが届くため、自分の市場価値を知るきっかけにもなります。
また、より多くの求人を比較したい人は、リクルートエージェントやリクルートダイレクトスカウトなども併用すると、自分に適した企業との出会いが広がります。
ビズリーチ
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一般的な転職サイトは自分から求人情報を探して気になって求人に応募しますが、ビズリーチの場合は企業やヘッドハンターからのヘッドハンティングを受ける仕組みです。
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